プリウス

 動作保証は製品付属の4GB Class6のSDHCカードだけですがそれでは2時間程度で上書きされます。これは平日には十分なのですが休日の長距離走行では一行程で何度も上書きが発生し入れ替えの手間が掛かります。また、連続使用でのカードの寿命が2年程度とのことなので推定寿命は24*365*2=17520時間、つまり8760回程度の上書きでカードが潰れる可能性が出てきます。
 そこで、保証は無いものの動作確認が取れている32GBのSDHCカードを使うことにしました。実際に動作を試してみたところ32GB Class4のmicroSDHCをアダプタを介して入れてみても動きました。さすがにこれは振動や衝撃による接触不良を起こしやすそうで信頼性的にいまいちです。
 最終的には手持ちで使っていたVerbatim 32GB Class6と新規購入のTranscend 32GB Class10 (TS32GSDHC10E)の2枚でローテーションすることにしました。Class10でも安くなっています。恩恵はPCへの読み出し速度がかなり速いです。2枚とも付属品と同程度の書き換え寿命があると仮定すると単純計算では1枚あたりの書き換え頻度は容量の反比例で1/8で16年,さらに2枚ローテで32年とまず、車体が保たないだろう年数まで引き延ばせます。実際にはFlashEEPROMの寿命は書き換え頻度だけではなく夏場の高温なども効くと思うので数年でヘタる(経年劣化する)可能性もあります。
 DRT-H59はセンターコンソールボックス内に本体を設置していたので保存温度に対する心配はあまりしませんでした。容量も1GB専用でしたしそもそも衝撃検知式は常時録画と比べて書き換え頻度が圧倒的に低いです。欲しい場面が撮れてなければ意味ないですけど。

プリウス

 特に冬の夜間に路上で鹿と出くわすことが多くて困りものです。たとえ子鹿でも衝突するとかなりの衝撃で損害が大きいですし、鹿だけでなく対向車などを巻き込むと酷いことになるので非常に気を遣います。ある程度大きな鹿になるとこちらの接近に気づくのも逃げるのも素早いのですが子鹿はパニックになって向かってきたりします。
 鹿対策としてはヘッドライトの光に寄ってくる習性もあるらしく無理に回避や通過を試みるよりも減速→停車の後ライトのH/Lやクラクションでどかした方がいいとのことです。実践してみた動画がドライブマン720Sで撮れたので公開します。
鯖街道で鹿と出くわす
 このときは対向車も歩行者もいませんが追い払った鹿が対向車の前に出る危険、凍結した路面で滑る危険などもあるので要注意です。
 純正ドライブレコーダーのDRT-H59はどちらかというと事故検証向けの製品でドライブマン720Sは事故抑止(危険予知)に向いた商品なのかと思います。一体型にはフロントガラスの直下に本体があるため落石などと衝突の衝撃でデータが保存できる前に本体が破壊し決定的瞬間を撮り逃す懸念が残るかと思いました。どちらにしろ、何も無いよりはいいんですけど。DRT-H59は写りの割に考え過ぎた製品かなとも。

Prius ODD Meter 174216km.

プリウス

 車検整備と同時にドライブレコーダーの取替も京都トヨペット七条本店に依頼しました。2010年1月10日取付の純正ドライブレコーダーDRT-H59を約9万km/2年使ってきましたが以下の問題点があり取り替えることにしました。静止画動画を問わずデジカメの進化は異常に早くあっというまに陳腐化します。

  • ACC=ONなおかつマニュアル操作ないし加速度を検知しなければ録画しない(撮り逃しの懸念)
  • ナビ接続キット無しの単体では再生できず専用ソフトが必要(PC必須)
  • 記録媒体が1GBのSDカードのみ(容量固定)で自動記録件数20sec*10件だけと少ない
  • 約31万画素と解像度が低くナンバープレート読み取り不可能

 一言でまとめると、現場に「何があったか」がその場にいた人にだけ漠然と分かる程度で画像だけをみて把握するのが困難です。残したいデータを取った後は最寄りの停車可能な場所に停めてSDカードを入れ替えるという面倒な作業が必要でした。信号待ちがある一般道はともかく、雪山や高速では一人乗車では実質交換不可能。停めてから入れ替えたら既に上書き後だったことも何度か。
 初めて載せたので使ってみていろいろ分かった点も多いです。特に車速パルスとGセンサ、映像の3点を解析することでNHW20の加速Gリミッタの動作やブレーキの限界(主にタイヤのグリップによる)、ABSの動作状態が分かりました。この辺りの詳細は安全に直結しメーカーが開示すべき項目だと思うので私は書きません。私のNHW20にはVSC(車両安定制御システム)は付いていませんが付いていたら警告灯の点灯確認をしたと思います。
 少なくとも警察に提出しなければならないような大きな事故が目撃を含めて無かっただけでも助かりました。
 本題の新型ドライブレコーダードライブマン720Sで注目した仕様は以下の部分です。

  • ACC=ONで常に録画(ファイル間のギャップmax50msecだけがブランク)
  • ACC=OFFしてからの駐車中も1fpsで3時間保存
  • 液晶パネルを搭載し写り具合、撮影動画の確認がPC無しでもその場で可能
  • 記録媒体が最大32GB(SDHC)、圧縮状態にもよるがメーカー目安16時間程度記録可能
  • 92.16万画素の720pハイビジョン(1280x720pixel, 27.5fps)記録

 おまけとして.MOVという汎用フォーマットで保存されるため、特別な再生ソフトは不要です。YouTube等に簡単にアップロードできます(これは善し悪しですけど)。既に同型機の撮影動画が多数アップロードされていますが百聞は一見にしかずということで当たり障りが無さそうなのを公開します。
R162堀越峠北側雪道走行(5min)
北陸道夜間雪(5min)
 縦揺れとスノーシェルターやトンネルから出るときの白飛びが気になります。それでもDRT-H59と比べると圧倒的な解像度と画質です。30fpsと27.5fpsの違いは流して見ただけでは分かりません、コマ送りにするとフレームレートより解像度の差が歴然とします(私の想像ですけどLED信号機との兼ね合いでわざと30fpsを外している?)。加速度や速度は記録されませんが画像だけで何が起こったかはこちらの方がずっと分かりやすくカメラとしての本来の機能が飛躍的に向上したと思います。
 新しいレコーダーはまだ使い始めたばかりなのでボチボチ書きます。(まとめる時間がさっぱり無い!)
後日追記)どうも実際に使っていると32GBのSDHCカードで記録できるのは14時間ちょいぐらいのようです。何周かしている1枚を引き上げてみたら204ファイル、14:36:13、29.8GB(Windowsエクスプローラでの数値)でした。実際にはセキュリティモードで1fpsになっている部分があるので実際にはもっと長い時間を記録しています。それを差し引いて確実にデータを引き上げるためには半日走行で入れ替えでしょうか。

プリウス

 有給休暇。とはいえ、めちゃめちゃ忙しい。午前中に借りていたCR-Z (BLIZZAK REVO2付き)を融雪剤だらけにして返却。それから京都トヨペット七条本店へ自分の車を受け取りに行きました。
 入庫時は跳ね上げた泥と融雪剤でドロドロでしたが、ぱっと見で写真のように非常に綺麗になりました。エンジンルーム清掃も徹底的に行われたようで新車時以来の綺麗さではないかと思うぐらいの仕上がりです。ありがとうございます。
車検整備上がり。
 そんでもって、早速最も慣れた道へ確認のための試走へ。申し訳ないがいきなり汚れました。車体がぴかぴかになった分、曇りが目立つヘッドライトカバーはもう少し磨いた方が良さそうです。
 整備内容の内今回初めてだったフューエルフィルターとポンプの交換によりエンジン音が静かになりました。エアコンのモーターも新品になり風量を最大にしてもはっきり分かるぐらい静かになりました。
 後日追記)特に北陸道での高速走行時に回転数があからさまに下がったのでインジェクターやイグニッションコイルではなくフィルターの汚れが効いていたようです。通常は替えずに廃車となるようですが私としては消費燃料が5000~6000L位(11~13万km)が交換の目安かな?次は30万km程度か。

Prius ODD Meter 172766km.

プリウス

 朝一で身軽になったプリウスを運転して京都トヨペット七条本店へ。昨夜ほとんど全て下ろして部屋に引き上げた荷物の片付けも途中での入庫。整備メニューについては昨年末からサービスフロントの方と打ち合わせしていました。
前回の車検(2010.1.5)から年間4万km超x2年で89868km走行後の車検整備です。

トヨタ推奨定期交換部品
 冷却水交換(エンジン、インバータ両方)
 サーモスタット交換
 ブレーキフルード交換
 ブレーキクリーニング
 パーキングブレーキ調整
 フロントワイパーラバー交換
 スパークプラグ(DENSOイリジウムタフVK16)交換
 エアクリーナエレメント交換
今回の推奨整備
 タイヤローテーション&ホイールバランス調整
 エンジンルームクリーニング
 下回りスチーム洗浄・パスタ塗布
 クリーンエアフィルター交換(エアコンDENSO DCC1003)
 ガラスコート4面
 リヤホイールシリンダカップキット交換(リアブレーキ整備)
点検結果に基づく整備(←実質私からの依頼)
 ブロワモータ(ウイズ ファン)取替(エアコンのファンモーター)
 ファンベルト取替
 フューエルポンプ取替
 フューエルフィルタ取替
 ヘッドライト球左右取替(純正HB2 90981-13058)
 リア左右ハブボルト取替(フロントは2011.6.3取替済)

 もはや重整備というレベルすら超えているような気も…。コメントは後日時間があったら追加します。
 当初フューエルインジェクターの交換を依頼しようかと思ったのですけど、インジェクターよりはポンプを先に替えた方がいいとのことでそのままとしました。ポンプの交換にガソリンタンクを下ろす必要は無いらしくハイオクたっぷりの状態で入庫して問題ないとのこと。交換対象の古いポンプ内、フィルター内+揮発分の燃料が減るのは仕方なし。
 また、1NZ-FXEはダイレクトイグニッション方式のためイグニッションコイル手前まで12Vで給電していてプラグコード交換も不要(というか無い)。替えると結構高いらしいイグニッションコイルもインジェクターと同様ポンプを替えてから様子を見ることに。
 以上、整備についてはどこにフューエルポンプがあるのかも分からん素人の私ですらどう見ても一日車検ではキツすぎるので2日の日程です。

Prius ODD Meter 172653km.

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 年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます。
 と、書くには遅すぎるので年賀状をいただいた方にはできるだけ寒中見舞いをお返ししたいと思います。ここの更新も年末にはできず、昨年分もメモや下書きがある分はボチボチ追加していきたいと思います。

 今年もよろしくお願いします。

プリウス

 2011年は49141km走行、2181.81Lの燃料をプリウスで燃やしました。全量ENEOSハイオクでガソリン代だけで321720円。(レンタカーで使用したガソリン代4958円は別)
 主にグリルふさぎによる燃費改善効果で2010年の通算燃費である22.07km/Lを上回る22.52km/Lでした。計算上44.8Lの燃料節約です。プラ板の代金は十分元が取れていますが水温計(R-VIT)の回収は50万km以上走らないと無理そうです。
 ただし、同時期発売のガソリン車カローラ(9代目1.5G)のカタログ燃費17.2km/Lと比べたときの172171/17.2=10kL対172171/22.0=7.83kLの差は大きく2174Lあり、単価を140円/Lとすると30万円差となります。カローラだけカタログ燃費では不公平になるのでざっくり15km/Lと仮定すると50万円となり差額の回収はほとんど完了したかと思います。20万km走れば回収可能というような話はどこかで聞いていたので大外れでは無いようです。20万kmなんて乗るかみたいな趣旨でしたが高速1000円が無くとも来年中には到達圏内に入ります。
 少なくとも過走行車両(30000km/年超過)での走行用バッテリ交換は聞いたことがない(30万km無交換のタクシーがいるらしい、20万km超のタクシーに乗ったときに聞いたら「替えてない、替えたのも聞いたことない」との返事)との情報もあるためここまで来れば走行用バッテリ交換で差額がつぶれる可能性は極めて低いです。
 いずれにしろ私のNHW20は7年17万kmを無交換で走りきりました。どちらかというと私にとってはエンジンの延命効果の方がプラスに働いていてカローラのMTを購入した場合エンジンブローで廃車にしていたかもしれず20万km走破可能ならばエコといえるのでは無いでしょうか?そもそも、これだけ走るにはエコ運転よりもなによりも安全運転が最重要であることには変わりありません。一回の事故でどんなエコ運転よりも大きな環境負荷を掛けることになると思っています。
 個人的には燃費改善の恩恵はタンク拡張や増槽無し(重量増無し)で航続距離が延びる点です。スタンドでいつでも給油できるならば航続距離は気にならないかもしれませんが、そもそもガソリンスタンドが無い(電気スタンドなどいつできるとも知れない)地域を走るには重要なポイントです。吹雪が吹き荒れる厳冬期の山間部ならばいざ知らず、首都圏でガソリンが入手困難になるとは思ってもみませんでしたけど。
 後日追記)上の段落の航続距離と車両重量についてドイツ車乗りの方から突っ込みを受けました。BMW 320iは車両重量1500kgでもカタログ燃費15.2km/Lでタンク容量60Lから912kmもの航続距離(航続距離はなんと「912km」!BMW 320i 実燃費イベントレポート/岡本幸一郎参照)。さらに、私が挙げた9代目カローラCBA-NZE121は車両重量1060kgでタンク50Lから航続距離860km。私のDAA-NHW20プリウスは車両重量1250kgで実走燃費22km/Lでタンク45Lから990km。ハイブリッドシステムを搭載したプリウスよりもさらに重いはずのBMW520iが非常に航続距離が長くなっています。一方で最も軽いはずのカローラがタンク容量を跳ね返せず苦戦(10L缶を積んで1032km)。想像以上に難しいです。ダテに高くない(内装・外装だけではない)ってことみたいです。重いから(バッテリ積んでいるから)燃費が悪くなるのだったらBMWはどうなっているんでしょう?日本製の電動機でなくてドイツメカなら重くても燃費がいい!?
 車両重量vs航続距離まとめ(BMW, COROLLAはカタログ燃費)

  • BMW 320i, 1500kg, 15.2km/L, 60L, 912km
  • PRIUS DAA-NHW20, 1250kg, 22.0km/L, 45L, 990km
  • COROLLA CBA-NZE121, 1060kg, 17.2km/L, 50L, 860km

Prius ODD Meter 172171km.

プリウス

 雪が降り出したかと思ったら一気に積もり始めました。深見峠辺りから北は晴れたり吹雪いたり非常に不安定な天気でした。嶺南東部(敦賀、美浜、若狭)には大雪警報まで出たので敦賀(北陸道)や朽木(R367)を避けてR162で往復しました。いきなりGARIT G5 3セット目の氷雪路走行となりましたがタイヤ的には特に問題はありません。今朝まで使っていた15598km走って摩耗した2セット目のタイヤと比べて少しブレーキが効きやすくなりました。(偏摩耗していた可能性が大)
往路:堀越峠(2011.12.25)
積雪前(2011.12.18)
昨シーズン(2011.1.29)
 まだ昨シーズンの最も積もった(ようこそ福井県の看板が最上部の水仙だけ残してほとんど埋まった)時期と比べるとまだおとなしい方です。これから酷くなるかこの程度で済むか用心が要りそうです。
復路:道の駅名田庄にてGARIT G5をチェック
復路:堀越峠(最初の写真の対向側)
 復路もカモノセキャビン付近までは吹雪で荒れまくりでしたけど周山から南は普通に乾燥路でバンパーからボンネットまで完全に凍結した私のプリウスはかなり浮いていました。京都市街も晴れてはいるものの気温は低くなかなか溶けません。

Prius ODD Meter 171352km.

プリウス

 プラットホームギリギリまで摩耗して氷雪路では危なくなってきたGARIT G5を新品と交換しました。このタイヤ、調べてみると東洋ゴム工業仙台工場(宮城県岩沼市)で生産されていて震災後の製品です。パターンやタイヤサイドの記号などは目立って変わっていないので復旧して昨年のものと同様の製品が出荷されている模様です。検索してみるとオール仙台ロケ!Hi-Fi CAMP トーヨータイヤCMソングでお馴染みの「数え切れないKiss」MVの視聴開始!というページがありました。関西では流れてないのか私がテレビを見ないだけか昨年版CMもWebでしか見ていません。実績と値段を買っていて狙ったわけではないですけどちょこっとだけ東北応援です。
交換後新品(2011年第45週製造)
交換前(2010年第46週製造)
 京都の市街地は晴れていますけど風が強く冷えます。オイル交換はタイヤ交換と合わせるため前回交換から6000km近くになりましたが摩耗したスタッドレスタイヤでは高負荷運転はできず問題にはならない(そもそもメーカー推奨は15000km毎)と思います。オイルフィルター(DENSO MF-102 6個目)も交換です。

エレクトロニクス

 この年末年始は予定が埋まった休日が続く模様です。出張やらなにやらで音声通話が連続するとバッテリが上がるようになってきました。混雑するドコモショップへ行ってP-01Bのバッテリをチェックしてもらい検査機が出した結果が42%。やはりへたってきた模様。2年間継続使用していると新しいバッテリが無料でもらえる(書類によると電池パック安心サポート)ので交換してもらいました。本体の通信機能のチェックも同時にしてもらいましたがそちらはOK判定。
 タッチパネル操作が嫌なのでスマートホンには変更しません。新しいバッテリでP-01Bを継続使用します。Xi対応の音声通話用折りたたみ携帯が出たら機種変更を考えます。