なんだかんだで忙しすぎて更新できていません。ネタは有り余るほどあるのですけど、最も大きなトピックスだけでも載っけておきます。摩耗したR1Rに替わる新夏タイヤ。新発売のTOYO NANOENERGYとどちらにするかかなり迷いましたが、結局定価ベースで同サイズのREGNO GR-XTを上回る超強気の値段が出ていたYOKOHAMA BluEarth-1 AAA specにしました。ADVAN NeovaとかDIREZZA ZIIとかR1R路線は捨てて実質的にプリウス専用タイヤ(燃費タイヤ)にしました。REGNO GR-XTよりも食わなくてもスタッドレス感覚で使えば問題ないかと。
近況:BluEarth-1装着
このBluEarthシリーズはいろいろややこしい名前が付いていて(BluEarth-A,BluEarth AE-01,Earth-1…紛らわしい)AAAで念押し。サイズは燃費よりも走行性能を少しでも上げる&ホイールのリム幅6Jに合わせて195/65R15(ZVW30の標準サイズ)にしました。汎用のタイヤでは無く非常に高価なためか2011年第20週製造で約1年前のものです。昨年末に買ったGARIT G5が2011年第45週製造なので鮮度的にはちょっと。
サイドにディンプル模様
サイドのデザインはディンプル模様以外は目立ちません。強いていえばディンプルが入った部分が外側に出て刻印などがリム側のくぼんだ部分に来るようになっている点がこだわりでしょうか。
BluEarth-1ロゴ
リムガード無しですが195サイズにしたためか若干のせり出しはあります。
非対称トレッドパターンは普通
GT3以来の縦溝3本仕様(R1Rは皆無)です。L字型のサイドブランチはGR-9000と同様の消音器でしょうか。非対称パターンで内側外側指定があります。R1Rのような回転方向指定では無いので左右入れ替えが可能です。カタログには小さな字でわざわざなお、方向性パターンではありませんので、装着の際、左右で溝の向きが異なりますが性能上の問題はございません。
と書いてあります。GR-9000か何かの時に後輩に突っ込まれましたけど、私はちっとも気にしていません。GR-9000での経験から20000km前後で削れて消滅すると予想します。
ウェットグリップはラベリング制度でAAA-cでGR-XT(A-b)以下ですがGT3やスタッドレスよりはマシかと思います。このタイヤを使ってみてスタッドレス未満だと思ったら今後はc,dは買いません。この点NANOENERGYはAAA-bなので期待できますけどカタログのタイヤ幅が195サイズで207mmとか結構怪しいし実績皆無。そんなわけで、まずはサイズが197mmで輝かしい実績があるBluEarth-1にした次第です。ちなみに私のNHW20ではBS,TY,GYは使っていますが残るYOKOHAMAは初です。
試走は諸般の事情により通常より多い400kmちょい。最初の印象としてはサイレントリングとやらが入っている割にはうるさい(サイレントリング無しでは70km/h以上でリムで反響して爆音になる可能性が高い)のと、乗り心地はREGNO GR-XTの方がいいです。特に道路の継ぎ目や段差での揺れは違います。R1Rと比較するのはどうかと思いますが異物の巻き上げは少なく普通のタイヤです。軽量タイヤらしく発進時の加速は軽快ですけどトータルのグリップはスタッドレスのGARIT G5並か少しマシ程度かも(ぶっちゃけ10℃以下の低温乾燥路ならBLIZZAK REVO2の方が食いそう)。前後はまだいいのですけど操舵角が大きい時の横グリップは怪しいかもしれません。教本通り縦に使わないとダメそうな印象です。
これから夏に向かって路面温度が上がり、表面が削れてかつTWS Airverdeとも馴染んでくればもっと良くなるかも知れませんので期待します。外したら最新のNANOENERGY(AAA-b)またはECOPIA EP001S(AAA-a)へ移行します。
燃費?ぶっちゃけ、タイヤよりも気温が効いてます。R1Rと大差が付かなくて困り中。
初日の結論)ブリヂストンのREGNO GR-XTは思ったよりもいいバランスを取っているらしい。(GR-9000との直接比較は酷かも)
Prius ODD Meter 187198km.