2012年は54251km走行、2227.63Lの燃料をプリウスで消費しました。通算燃費は24.35km/L。これまでの全量ハイオクを取りやめ、レギュラーガソリン混合、年末にはレギュラー100%への復帰を行いました。ガソリンの価格が高止まりし、平均で145.8[yen/L]とレギュラーを混ぜても下がる気配が無いのが現状です。ハイオクとレギュラーで熱量の違いは無いという仕様通り、燃費の有意差は見つかりません。結果として1NZ-FXEでのハイオク使用は問題はないものの値段だけ高い。
年 | 年間走行距離 | 年間消費燃料 | 年間通算燃費 | 総燃料費 | 燃料単価 |
---|---|---|---|---|---|
2010 | 40522km | 1836.45L(ハイオクのみ) | 22.07km/L | 257336円 | 140.1円/L |
2011 | 49141km | 2181.81L(ハイオクのみ) | 22.52km/L | 321720円 | 147.5円/L |
2012 | 54251km | 2227.63L(内156.29Lレギュラー) | 24.35km/L | 324842円 | 145.8円/L |
2012年のレギュラーガソリンの消費量は156.29Lで全体の7%に過ぎませんが少なくともノッキングが酷くなるまではハイオクを入れる予定はありません。プリウス専用かつAAAランクの極めつけのエコタイヤBluEarth-1やECOPIA EP001Sを投入し燃費で距離の伸び分を抑え込んでいますがタイヤ代を考えるとトータルではマイナスと思います。経済的合理性だけを追求すれば安いタイヤでレギュラーガソリンを燃やした方が効率的となります。
数字遊びになりますが、2010年の燃費水準で今年の距離を走ったと仮定すると2458L、同2011年水準で2409Lとなり-230.37Lないし-181.37L節減できた計算です。エコタイヤ特にBluEarth-1は空気圧をギリギリまで上げることで燃料消費量を抑えることは可能でした。ただし、最後は金属片によるパンクで終わりました。ECOPIA EP001SはGARIT G5と同水準で気温差を考えるとあまり燃費が取れるタイヤでは無さそうです。
2010年、2011年は高速ETC千円があり下道をチマチマ走らず高速を比較的グリップがあるREGNO GR-9000でかっ飛ばしたため、燃費の数値は悪いものの距離と時間に対する効率は高かった(結果として消費絶対値は小さい)です。2012年は高速必須の超長距離走行がほとんど無く(川根本町/静岡県、氷見/富山県と大豊/高知県ぐらい?)近場+一般道主体で燃費は使用車両に関わらず、目的地選定の時点で良くなっているはずです。通信カーナビの積極利用でさらにルートによる改善なども検討したいと思ってはいますが中々そこまで手が回りません。
車両本体だけで燃費を改善している訳では無いので上記燃費数字は単なる実績であり、車両の能力を示す物ではありません(本当に燃費を叩き出す人ならばNHW20でも30km/h超えっぱになります)。あしからず。ただ、どんな車両でも無駄を省くことでそれなりに良くなると思いますので絶対値よりは年度毎の相対値を重視したいと思っています。設計や製造だけで無く、整備・運用だけでもそれなりに変わる事がこの3年だけのデータでも分かると思います。
来年への課題としては一度でも1000km以上走って30km/L以上を叩き出したいと高めの目標を設定しています。ちなみに、今年の給油区間最高値は超高圧BluEarth-1での1197/41.1=29.12km/L(7/29)です。真夏に燃料警告灯が点灯するまで粘ってこの数字、まだまだです。(ZVW30やZVW35PHVなら余裕で30km/L超えたハズ)
↓今年最後のODDメータ、プリウスはまだまだ走る気です。
Prius ODD Meter 226555km.