プリウス


 迫り来るプリウスエンジンブローの危機、私自身の体調崩壊の危機。プリウスの方は計器追加で何とかなる部分もあるのでは無いかと思い追加メータを付けました。初のBLITZ製品BLITZ/R-VIT i-Color FLASH Ver.4.1 メタルブラック(15157)です。
 実はこれ、もらい事故に遭う前に買っていてグローブボックスに突っ込んだまま修理に連行されそのまま帰ってきたという代物。ZVW30のCAN信号も拾えたのですが出番無し。ようやくハンドルの後に収まって先日の東海北陸道全線でも問題なく動作していました。
 表示は色々検討した結果、アナログメータはTACHO(エンジン回転数rpm/min)でデジタル表示は下部がエンジン冷却水温度℃、右上がラジエーター前外気温℃、左上がエンジン吸気温℃で落ち着きました。バックライトはギリギリまで減光して夜間の視界妨げにならないようにしています。しかし、ダイヤル周囲を照らす青色LEDがフロントガラスに映り込むため輪ゴムか何かで対応する予定。車幅灯点灯時に自動的に減光しないのが少し面倒。
 1種類だけ警告を設定できるので水温が100℃を超えた場合になるようにしました。サーモスタットやラジエーターファンが生きている限りは96℃ ぐらいまでしか上がらないはずですがいつ壊れるかもはや分からないため速攻でエンジンを切って冷却するため設定。(LLCを120℃近くまで上げ沸騰させるとオーバーヒートとなり走行不能、最悪エンジンブロー)
 写真左の状態はエンジン停止(モーター走行)、外気温38℃(まだ暑い!)、吸気温53℃(熱い)、水温90℃(サーモ半開、ファン停止)という状態です。50km/hも出ていれば80℃ぐらいまで下がります。あと、70km/hを超えるとポンプが連続稼働、1300~1500rpmでアイドリング(?)状態となり燃費が悪化します。
 しばらく走ってみて燃費優先ならば2000rpm以下に保つのが重要らしい。距離を走ってエンジンがへたってきているためか4000rpm~5000rpm(レブリミット)までのレッドゾーンは騒音や燃料消費量の割には出力が出ず無駄が多いようです。

Prius ODD Meter 111835km.

プリウス

走行距離643km
 ようやく完走しました。
 長いこと走りたいと思っていたものの土日午前中は寝まくってしまい一気に走れなかった北陸道→富山(小矢部川→城端)→五箇山→白川郷→東海北陸道→一宮→名神で一周するルート。
 今の高速千円ではこれだけ走っても1300円!のビックリプライス。燃料代の方が高い。
 京都東から名神に乗ろうとしたら渋滞が酷く南まで引き返して敦賀まで下道のいつものルート。敦賀からロスタイムをリカバーすべく追い越し全力走行(燃費無視)で飛ばしました。その結果、最近給油をサボっていた影響もあり尼御前SAで給油しなければ帰れない計算となり高い料金を払って給油。5000円飛びました。
 ハイオクを入れるプリウスは珍しいのか給油所の方(レシートのキャプテン欄にチェックを入れていたので店長さん?)から燃費やらハイオクの効果について聞かれました。私がハイオクに期待する効果はアンチノッキングです。
 尼御前を出て晴れ晴れとした空を見上げるとJALの旅客機(たぶんB-767)が小松に着陸するところがこれまでになくハッキリ見えました。
 そんでもって小矢部川SAで休憩して東海北陸道へ。SAの駐車場ではなぜか隣が豊田ナンバーの新型白プリ、斜め前が新型銀プリ…プリウス率高すぎ。
 城端SAは本線からSAまで結構距離があり、クアハウスや売店がコンビニ+トイレとまた別というややこしい作りになってました。今日は走りきるのが目的なのでさっさと出発。五箇山、白川郷のあたりはトンネルと渓谷が続き日本一の橋脚高118mを誇る鷲見橋、高速道路の標高日本一(1085m)ととんでもない区間です。
 白鳥から京都南まではスキーと九頭竜湖強行で通算2度ほど通っているので真新しさはありませんでした。
 非常に効率の良いルートを通っているようで思ったよりも距離は短く城端SA→自宅の距離がナビ上で300kmちょうどでした。

Prius ODD Meter 111321km.

コミックス

 ポルシェで首都高バトル漫画だと思っていたらCHATELDON, TAVINA, SAINT-GERONとようわからん方向へ。この巻は脇道も面白いと思います。しかし、元が週刊連載のためか単行本一気読みするとおおよそ一巻ごとに話がぶっ飛ぶためストーリーの揺らぎが気になります。次の15巻ではポルシェ漫画なのに主要キャラが国産車に乗り換えたり。どこへゆく?
 ポルシェ911 964RSをはじめ私が普段走っているところでは見かけない(というか痛める可能性が高く入ってこないと思われる)車ばかりで面白いです。都内や首都高ではちらほら走っていたような記憶もあるので東京は不思議な街です。

エレクトロニクス

 KIS 2011への無償バージョンアップサービスが公開されました。あまり変わった感じはしません。若干画面デザインがシンプルになった程度でしょうか。Core2DuoのCPUパワーごり押しで使っているのためかと思います。遅いCPUや高負荷環境では高速化のメリットがあるのかもしれません。
 古いバージョンをアンインストールするときにライセンス情報を残さないと面倒ですが今年は無事に入れ替え完了しました。パッケージ版は9/17発売のようです。

プリウス

 修理から戻ってきて最初の作業がレスキューマン3の貼り直し。ディーラーから新車で受け取って以来一度も使ったことは無いです。しかし、上に貼る形で付けていたためか付属していた両面テープの粘着力が落ちてきて剥がれかけたため超強力両面テープ(Scotch KPG-19)で貼り直しました。
両面テープを貼り直し
元々貼っていた場所に固定して完了

プリウス

 ようやく帰ってきました。
外装は元通り
この運転席は代車ではあり得ません
 返却時に伝票を付けて欲しいとお願いしたところ、修理リストの見積もり(実際の保険会社への請求額は不明)をもらえました。
 時間が掛かっただけあって思ったよりもあちこち手が入ったようです。それでも、修理状態はすこぶる良く、壊されたバンパー周辺は元通りになりました。何よりもシート、ホイール、タイヤが大枚を叩いて買った私仕様へ。車内に残した細々としたものも戻ってきました。やれやれ。

Prius ODD Meter 109922km.

プリウス

 自動車保険で契約している東京海上日動(http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/)から今回のもらい事故処理について受付と保険金請求無し(過失ゼロなので当然)について案内が来ました。その中で契約者専用ページから事故対応状況について見ることができると書いてあったので登録しました。
 既に修理完了の知らせが来ているのでいまさらです。しかし、プリウスに保険証書を積みっぱなしのまま修理に出したので契約内容が確認できなかったりで便利といえば便利です。そもそも事故に遭わない(起こさない)のがベストですが。
 代車として借りていたZVW30が返却になるのでガソリンを満タンにしておきました。前回の給油からの走行距離と給油量から燃費は294km/13.37L=21.99km/LでNHW20と大差が無い結果となりました。借りてからの通算では809km走りました。出張やらで距離は伸び悩み気味です。

プリウス


 私のNHW20が修理完了したとの連絡が入り明日入れ替えで代車として借りていたZVW30レンタカーを返却することになりました。2度目のZVW30レンタルの感想。乗り始めはかなり違和感があり、慣れるまでは掛かりそうですけど逆に乗りこなすのが楽しいと思えるならばいい車だと思います。ベストセラーであっても車に求めるものが人によってかなり違う以上いいか悪いか難しいところかもしれません。少なくとも最近の車と比べて飛び抜けて悪いところがあるとは思えません。
 アクセルについてはNHW20よりも操作しやすくなっていると思います。ただ、強化されたモーターや1.8Lのパワーが実感できる訳ではなくあくまでも燃費改善のための最大出力アップとなっているようです。単に重量増加で帳消しになっているという可能性もあります。
 2月ぐらいに騒ぎになったブレーキについてはペダルがNHW20より重かったり停車中に床まで踏み込むとアラーム音とともにS-VSC(?)が動作したり若干扱いづらいところがあります。慣れれば平気でしょうけど違いは分かります。騒ぎになったブレーキ抜けについては私は無意識のうちに踏み増ししているのかさっぱり分かりません。ペダルはアクセル、ブレーキの両方とも徹底的に踏み込む方なので再現可能な浅い踏み込みができていないためだと思います。走り込んで凍結路や摩耗したタイヤによるスリップに慣れてしまうとタイヤで滑ろうがシステムで滑ろうが無意識に補正・対応している(再現するような条件を避けている)可能性が高いのではないでしょうか。
 メーカー側の見解としてはあまり良いとは思いませんが、ユーザーから見て「フィーリングの問題」というのは確かにあって同じプリウスでもNHW20ともブレーキシステムが全面的に変わってフィーリングが違います。乗用車では標準的と思われるトヨタのカローラアクシオやヴィッツと比べてもかなり違うので違いが許容できない人にはつらいと思います。ブレーキフィールに関してはまだまだマニアックで誰にとっても使いやすいとは言い難くまだ改善の余地があると思います。ブレーキについては説明がマニュアルにあってもいいような気がするんですが…。あれだけ騒ぎがあってリコールしてもチラシ一枚配らないあたりプライドなのかユーザーに指示するのはタブーなのか?です。シフトレバーの説明はワイパーレバーに下がっていたのですがそれ以上にブレーキの説明がどっかに書いてあっていいと思います。「完全に止まるまで強く踏み込め!」だけだと思うのですけど。私のようにブレーキを踏みすぎると乗り心地や燃費、タイヤの寿命が悪化しますけど安全第一です。レンタルでは無理ですが減速Gに対してはバケットシートで対応できます。
 新型ブレーキシステムに対するプラス評価としてはブレーキペダルを深く踏み込んだ場合の制動力はNHW20よりも強力で後輪ディスクブレーキの効果が実感できます。レンタル期間中一度だけ白猫が飛び出だしてきて下り坂で急ブレーキを踏みました。シートベルトの固定が弱いようでシートから体が浮いたものの猫が避けるだけの時間は作れ回避に成功しています。ブレーキの制御システムもフィーリングはともかく制動力や操舵性に対しては悪くは無く急カーブでの挙動が安定していると思います。個人的にはブレーキについてはシステム一新のリスクよりも後輪ディスクブレーキ化のメリットの方が大きいです。
 私がZVW30を買わない主な理由は何よりも今のNHW20が気に入っているのが一番の理由です。購入に対するZVW30の問題点を強いて挙げればボディサイズと重量の増加が許容しがたい(これはスペックなのでどうにもならない)のと運転席と助手席間のパネルが邪魔だからです。ブレーキはもちろんドライブトレインやシャーシについては乗りこなす自信があるので問題ないと思います。新規性が怖くてはプリウスなんて乗ってられません。