プリウス

 またしてもイライラゲージが溜まりまくってポチってしまいました。現物を見て十分に明るいBW122。
 しかし、これはかなり微妙。
 取り付け自体は車体付属のマニュアル通り。ただし、運転席側は寒冷地仕様の巨大ウィンドゥウォッシャタンク(4.5L)が邪魔で方向指示器のランプを一旦外して車幅灯を交換しました。
 番号灯の時も気になったのが純正のT10ランプを取り付けるマウンタが若干焦げている点でどれだけ熱くなっているのやら。どこぞで読んだ資料ではハロゲンランプのガラス面はざっと200℃(発光点はそのまま3200K)近くになるらしく熱い。まぁ、氷点下では頼もしいのですけど、夏は暑苦しい。
 車幅灯をLEDにするとフロントのコンビネーションが崩れまくりです。ただし、番号灯とは色が揃う(前後のギャップが解消される)。あと、正面から思いっきり目立つ(ハロゲン同士で一体化していると幅は分かりにくい)ので車幅感覚は取りやすいようで対向車の反応は上々。うじゃうじゃいる他の銀色NHW20プリウスと私のを識別しやすいのがいいのかも。
 氷のような冷たい車幅灯と熱い前照灯のギャップ。前後のギャップとなかなか難しい。
 天の川が見えるような真っ暗闇の中では車幅灯を付けた瞬間周囲に青い光りが走るので結構不気味でもあります。暗くて狭いトンネル内だと座席横が青い照り返しを受けるし慣れの問題もあるのでしょうけど純正に戻す確率も結構高いです。
 LED化のメリットは夜間走行中に常時点灯の車幅灯、番号灯、尾灯でハロゲンでは5Wx6=30W (12V2.5A, 200V0.15A)消費しますがLEDは多く見積もっても1Wx6 (12V0.5A, 200V0.03A)で走行用の高圧バッテリからは変換ロスの誤差の領域に追い込むことが可能になります。ただし、ペダル操作が燃費に対しては影響が圧倒的に大きく最大出力50kW(50000W)のモーターをどう回すか?の方が燃費対策としてはずっと大きいです。
 会社の同僚を私のプリウスに乗せたときに電球だらけ(インパネはVFD)なのに驚かれましたが燃費やコストパフォーマンス、そして実績と信頼性を考えたらまだまだハロゲン電球なのかもしれません。LEDパッケージみたいなのはあってもいいかも。