プリウス

 アップダウンが細かく続くR162と違いR367で小浜から京都市街に向かうと花折から八瀬まで下りっぱなしとなり10℃を下回る最近の気温ではエンジンが冷えます。この対策として私は読むだけで書いたことが無いプリウスマニア掲示板などを参考にグリルを塞いでみました。9月末に追加したR-VITで水温を監視している(100℃でアラーム)ので登りでブン回しているときにオーバーヒートしないかも確認。
 実際に塞ぐに当たって参考にしたのがD-sukeもの申す グリル塞ぎ|後編で比較的簡単に取り付けられる方法です。PPクラフトシートを東急ハンズで購入しグリル下のエンジン側半分ちょいを塞ぎました。燃費マニアの方々はこんな簡易な方法ではなく詰め物をして完全に遮蔽するようです。しかし、私の場合はエンジンを回す方だと思うのですきま風が入る状態でちょうどいいかと。インバーター側半分は氷点下になってから考えます。グリル上側は吸気温度が上がりそうなのと加工が面倒なので塞ぎません。
下側1/2塞ぎ部材一式
取り付け
取り付け後の状態
 これだけの簡単なカバーでもR-VITの水温表示を見ている限りエンジンの保温効果はあるようです。サーモスタットが開いていなくてもラジエーターを抜けた冷気がエンジン本体を冷やすのを防いでいるようです。無料化されている縦貫道と舞鶴道を走っても今の気温(2~15℃)とスタッドレスタイヤの走行速度ではオーバーヒートは無さそうです。峠区間では水温を読む余裕が無いため何度になっているかは見ていませんがEMVの燃費表示で小浜まで往復して25km/h位(普段22km/h程度)になったため効果はありそう。燃費についてはもう少し距離を走らないとなんとも。

後日追記)街中では信号停止などでダラダラと水温が下がりあまり効果がないようです。手間と微妙な重量増加だけ損かも。長い下り坂が続くというエンジンが停止してなおかつ冷風が吹き込み続ける特殊な環境下で最も効果を発揮するのではないでしょうか。そういう意味では低速でも吹雪ならば効果が出そうです。

Prius ODD Meter 120544km.