プリウス

雨の加斗PA下り
 石山坂峠を越えて名田庄から高浜へ行き、ついでに開通したばかりの小浜西ICから小浜IC間の下り線も走りました。途中の加斗PAでトイレに寄ろうとしたら土砂降りの雨の中NEXCO西日本の職員の方がいて記念品をいただきました。いきなり取り囲まれて「一人ですか?」と聞かれて戸惑いました。お茶やJA若狭のいちじくドリンクを人数分もらえたようです。時間的に私が最後だったらしく撤収されました。
 小浜ICからはいつも通りR162→若狭梅街道→敦賀→北陸道で帰りました。名神は渋滞が激しく彦根ICからは一般道を走りましたが台風が接近する土砂降りかつ暗闇の中を走ったので道を知らない(走ったことが無い)人は大人しく渋滞で並んでいた方が安全だと思いました。NV-SP200DTはR8→R1という誰でも思いつくルートを勧めてきましたが高速上限1000円が終わり長距離移動と地元の車両が混ざって混んでいるので却下。
 帰ってから調べてみると舞鶴若狭自動車道(小浜西IC~小浜IC)開通感謝イベントの開催というお知らせがありました。
 この下り線のトイレ建屋屋上には上り線には無い太陽電池パネルが載っています。日当たりの都合でしょうか。

プリウス

昨日(7/16)開通したばかりの小浜IC(高浜方面のみ)
 かんかん照りの小浜。青い空と稲が育つ緑の水田のコントラストが非常に美しく観光には最高のコンディションです(ただし、気温は除く)。R162をまたぐ高架橋の建設時から見上げていた高速道路上に一般車両が走っているのを見て開通に気づきました。R27の湯岡橋から東の部分がICと直結され、仮設道路が封鎖されていました。
 実際に開通したばかりの高速の上から何度となく見上げながら走ったR162を見下ろすと感慨深いものがあります。普段名神や北陸道は何気なく走っていますけどこんな風に開通したのかな…と。京都市街から小浜までのR162やR367と舞鶴若狭道は全く並行せず、この2つのルートに対しては新規開通区間の効果は限定的かも。一方で並行するR27の交通量は変化すると思います。
 小浜ICのすぐそばにある道の駅若狭おばまも3月の開業直後やGW中は人がまばらで少し不安でしたが今日は盛況です。帰路に早速小浜ICから小浜西ICまで走ってみました。無料化が終了しているので綾部まで走るという無駄遣いはできません。
途中に新設された加斗PAにも寄りました。冬期の積雪対策が厳重にされています。
同時に開業した加斗PA(上り)
 海水浴など天気次第で大きく利用客数が変動しそうな感じがします。少なくとも、初めて訪れる人が寄りやすい環境になったと思います。京都もそうですけど、地方全般に地元認証(←ムチャクチャ対応が変わる!特に京都)や地元情報(←宣伝も何もしていないところが結構あります)が無いとただ通過するだけになってしまうところがあるかもしれません。東京や大阪のような「誰でも来て!」という雰囲気は希薄です。
土地の縁と人の縁は切っても切れない難しいものがあります。

Prius ODD Meter 148739km.

プリウス

佐々里峠の石室(平日深夜)。幾多もの通行人を見守ってきたお地蔵さんが石室の奥にいます。
 大分前(犬打峠を押しで登った頃)に花脊峠を越え、そしてこの佐々里峠を連続して越えるという強行軍に参加して以来の花脊峠。ANCHORでは逆方向から息も絶え絶えになりつつ、「頂上で休むな!」という教えを守って一気に下ったため石室は見えませんでした。今回は強力な石油火力+電動推進の四輪車で美山町から広河原尾花町へ。冬期規制区間内で対向車と出会うことも無く(鹿は何頭か)峠の上で一時停止して写真を撮ったところハイビームのハロゲンランプが上手いこと照らしていました。
 この峠についてはホームページ★峠と旅★ 佐々里峠  「今月の峠」1998/ 3 掲載に詳しく、日中の写真は佐々里峠の石室(2004/6/28撮影)で紹介されています。
このGPSからの高度では美山町側の勾配がきつい(測量地図では違うらしい)ことが分かります。高度と勾配だけでどのルートを走ったか分かる人には分かる。
連続ヘアピンカーブ&急勾配区間が続きます。左:美山町、右:広河原尾花町。
ゴリラプラスで見る佐々里峠。FOMA圏外です。

プリウス

R9沿いに並ぶこうのとりバリケード
 これまでカエル、ゾウ、シカは見ましたが、こうのとりにはびっくり。豊岡では無く和田山(朝来市)のR9にて。目の周り、羽根やくちばしの色が実際の鳥とは違います。あと、こんなにかわいくありません。肉食で悠然と飛ぶ姿は強そうです。実際しらべてみると猛禽類に入る(?分類はっきりしない)らしく隼などに近い鳥のようです。強そうな外見に反して野生では絶滅した繊細な鳥でもあります。

プリウス

FOMAカードを外した状態で小浜駅までルート設定。(通信するに設定されていると、SIMカード無しの表示が出て警告が操作の度に出ます。)

直接聞かれたり検索で結構気にしている方が多そうなのでNV-SP200DT実機でFOMAカード無しでナビとして使えるか?を試してみました。
通信オンでは左下にSIM無し表示。
結論から言うと通信機能無しのポータブルナビとして「使えます」(少なくとも一度は契約済FOMAカードが入っていれば:追記参照)。通信機器の使用が制限される場所を想定してか?なぜかは知りません。しかし、[モード]→[システム設定]→[通信設定]で通信項目の選択で[しない]を選択するとFOMAカードが入っていてもいなくても通信機能が全てOFFになり、スタンドアロンで動作します。店頭デモ機でも試せるはず。マニュアル0-16ページにこの状態の説明があることはあるのですが、「何のための機能か?」は説明されていません。超節電モード?でしょうかこのモードは契約解除後にも継続して使えるようにするための配慮と推定できます。(2012.2.8追記)

ただし、この機種の最大の特徴はドコモドライブネットを使うことです。デフォルトで通信機能がオンになっていて契約済みのFOMAカードが無いと警告が出まくる(一見すると使い物にならないように見える)のは正しい動作だと思います。私自身FOMAネットワークを使える&ドコモで一括請求にできるから購入したのであり、SBMで良かったらエアーナビ買ってました。

個人的には今年三月の滋賀県分の地図を更新したにも関わらず昨年10月1日からの途中トンネル無料化が反映されていない事の方が気になります。まだ、与謝天橋立ICも無いし道の駅若狭おばまも久美浜SANKAIKANも無い。地図更新やる気あるんか?次の更新で出なかったら問い合わせしてみます。

後日追記)ドコモドライブネットパケット量2011年分に対していただいたコメントによると、箱から出して一度もドコモドライブネットに契約したFOMAカードを入れていないと上記の状態とは異なり、目的地設定もできない状態になるそうで通信機能無しで使うつもりで購入される場合は注意が必要です。ファームウェアのバージョンは私の購入時と同じもので起きているので後継機(?)として販売されているNV-SP200DTAではこの制限が解除されている模様です。

プリウス

 昨年9月末に水温計を取り付けて以来一度も聞いたことが無かった(動作確認も無し)BLITZ/R-VITの警告音を初めて聞きました。R367の途中峠をダンプの後についてゆっくりと登っていきもう少しで登り切るころ突然ピピピピピ…という目覚まし時計のような音が響き渡り今度は何が壊れたか?と不安になってメーターをチェック。
 TALEXの偏光サングラスで見えにくくなっていた水温計が赤表示になり100℃を示していました。車体本体のウォーニングは点かず加圧しても平気らしい(まぁレシプロエンジンとして極普通)。ダンプの排気ガスが酷く窓が開けられないためエアコンの温度を30℃まで上げ車間を広げて登り切るまでは我慢。途中トンネルから先の下り坂でアクセルを戻しダンプのペースも上がったことでようやく冷えました。高速単独走行よりも低速高負荷走行の方が水温が上がりやすいようでグリル塞ぎを止めたところであまり改善しなさそうです。たまには80Wx2の電動ファンにも働いてもらいましょう。
 これからさらに暑くなってR-VITの警告音が頻繁に鳴るようならば設定温度を100℃から105℃に引き上げます(ちっとは電動ファンを使う)。密閉が保たれてLLCへの加圧が正常に行われれば純正のキャップでも110℃ぐらいまでは余裕で沸騰せずに保つはず。エンジン本体や冷却系統には負荷となるでしょうけど登って下ってを繰り返す京都周辺の山では下りまで保てば何とかなります。来年の車検までにはキャップぐらい替えておいた方がいいかな。
 逆にいうと、昨年9月末から7月上旬までの3.5万kmの間一度も冷却水温が100℃に達しなかった(LLCが加圧状態にならない)ということは私のプリウスは7,8,9の3か月間だけオーバーヒートに対して要注意となります。エアコンOFFの場合、100℃から電動ファンが回り98℃でオフという仕様らしいので電動ファンはほとんどバラストになってます。

Prius ODD Meter 147024km.

プリウス

 今週末も土日出勤が確定。プリウスでの帰宅直前に西大路から自宅駐車場へ入る狭い路地で飲酒検問をやっていました。年中花束が置かれる事故多発地帯なのでまた現場検証かと思ってモーターで徐行していったら検問でした。私は飲酒自体が不可(本気で飲んだらストレッチャーに乗ってる)なので呼気アルコール測定器に掛かることも無く無事通過。金曜深夜ということ検問はついでで駐禁監視か事故警戒のどちらかが主任務っぽい感じでした。
後日追記) 2009年3月に左折巻き込み死亡事故が発生した西大路五条交差点の花束の山は今なお絶えません。つい先日ですが、この花束の横に選挙演説の立て看板を立てた無神経な政党(なぜか2011年7月現在与党)があったようです。休日出勤のために通過しましたが気づきませんでした。検索して記事を発見しました。

Prius ODD Meter 145871km.

プリウス

ガレリア亀岡地下駐車場にて急速充電(ナンバー加工)
 私のプリウスが点検のために入庫となったので以前から考えておいたプランを発動。自分のプリウスを入庫した後に歩きながら電話しZE0リーフを予約してレンタルしました。観光低迷のためか土日だろうが即レンタルできる状況です。排気音ゼロの上400万円近い高価な車ですので普段よりもさらに慎重に走行しました。出発時の注意点は「加速が強烈ですから気をつけてください」です。確かにアクセルを強く踏み込むと驚くほど強烈な加速をします。しかも、静かに振動も少なく窓を開けていないとスピードメーターでしか速度の感覚がつかめません。以前ちょこっとだけ試乗させてもらったZVW30PHVよりも重心が低く安定した感じです。ゼロエミッションのロゴの通りリーフは走行時には全く排ガスを出さないのが特徴です。その反面、電池切れで全く動けなくなる恐れがあります。HVのような冗長構成では無いので退避走行がどう実装されているか(特にブレーキのバックアップ方法)は興味があります。ブレーキペダルを深く踏み込むと非常に重くなるので全電源喪失状態の時はZVW30同様に踏む力を増幅する仕掛けのようではあります。(NHW20は独立した専用バックアップ電源搭載という力業)
 運転して最も気になったのは電動パーキングブレーキです。ハンドブレーキ同様に、小さなボタンを引っ張ると掛かってブレーキペダルを踏みながらボタンを押し込むと解除されます。しかし、足踏み式のプリウスやハンドブレーキのインサイトと比べて警告灯しか確認手段が無く分かりにくい。せめてボタンが戻らないで欲しい。さらにはボタン操作にタイムラグがあるので解除を忘れると焦ります。メーカーの意図としては余裕を持って落ち着いて解除すべき時間なのでしょうけど機械式でON/OFFしないと私のような古い人間には不安です。条件付きパーキングブレーキ自動解除機能もあるようですがこれは踏み違え事故(まぁ、リーフはそんな人は対象外?)などを考えると非常に危険な機能だと思いますので一度も作動させませんでした。インサイトやプリウスでも違和感を感じる方にはキツイかも。
 ブレーキの冗長度からいうと、油圧ブレーキ、回生ブレーキ、エンジンブレーキ、ワイヤー動作ブレーキ全てを搭載するIMAやTHSのハイブリッドシステムの方が有利となります。電気自動車になるとエンジンが無いためエンジンブレーキは利用不可能であり、電動パーキングブレーキ(ワイヤだけで無くドラムが省略されてる?)となると油圧ディスクと回生の二重だけとなります。
ボンネット内はすっきりしています。
視界は広いですけどボディのサイズは把握しにくいです。
 車検証の燃料の種類が「電気」となっていてもはや燃料と言うよりは動力源とでもした方が良さそうな感じです。車体は写真で見るよりもずっと大きく(4445×1770×1545mm)なおかつ重い(1520kg)のですけど道路を走行している限りはペダルやハンドルに対する応答は非常に良いです。一方で、駐車場に停めて見ると大きく上の写真の電気自動車専用駐車スペースの長さ一杯一杯で充電ケーブルの長さもスペース中央に停めたら届かず、若干充電器側に幅寄せして何とか届きました。充電ケーブルは思ったよりも重く充電開始まで結構あたふたしました。慣れればセルフ給油と変わらないでしょう。ガソリン取り扱い時の癖で窓全閉、ドアロック後に作業してました。
電気自動車専用スペースから出発(PHVは?)
 電気自動車を借りたら充電してみなくてはということでガレリア亀岡まで縦貫道を走って行きました。地下駐車場の出口付近に専用のスペースがあり、急速充電が可能です。沓掛ICの上り坂をNHW20の感覚で加速したら残りの航続距離が一気に25kmになりかなり焦りました。高速走行がどれだけエネルギーを消費するか改めて思い知らされました。充電して帰路は追い越しを走り、バッテリ残量さえあれば走行性能はNHW20以上ではないかと思いました。サスペンションや遮音にも相当な注意が払われているようです。ただし、インサイトZE2同様後部座席は窮屈です。特に後の窓ガラスは極端に小さいです。細かい点では窓の自動開閉が運転席しかできず、全開/全閉しようと思ったら運転席以外は開閉ボタンを押し続ける必要があります。スペアタイヤも無くリアハッチのサイドパネル内にジャッキとパンク修理キットが詰め込まれていました。バッテリの寿命や充電スタンドの問題はありますがPHVが出てくれば活性化してくるのではないでしょうか。
 半日レンタルで返却時までの走行距離は119km(途中7kWh充電)でした。

プリウス

 docomo IDが郵送されてきた(契約時に店頭で申し込んでおけば良かった)のでドコモドライブネットホームから地図データをダウンロードしてSDカードに移してゴリラプラスへ転送しました。容量が非常に大きく京都府だけで200MB程度。近畿だけで1GB超えます。私が走る頻度から京都、福井、滋賀、兵庫、大阪、奈良、三重、石川、岐阜、和歌山、愛知、岡山、鳥取、富山あたりまでは更新しておきたいと思います。後は徳島、香川、愛媛、高知、広島、島根、静岡、長野、神奈川、東京でしょうか。地震以来東へは行きにくく西日本中心の運用になります。敦賀港からフェリーで小樽へ行ける新日本海フェリーも乗ってみたいです。
まずは京都府から。
10分以上掛かる。
 地図更新無しで一週間あたり30,000パケット前後なので月15万パケットぐらいで収まりそうです。僻地ばかり走っていて圏外があったりプローブ非対応な道路ばかりで市街地ばかり走る場合よりもずっと距離辺りの通信量は少ないと思います。NV-SP200DTはどうやらFOMAプラスエリアには非対応でP-01Bが圏内でもゴリラプラスは圏外表示になる場所があります。

プリウス

 DVDナビからDVDを外したらどうなるか?ゴリラプラスが使えそうなので純正ナビのナビ機能のみを無効にする方法を考えてDVDのディスクをナビコンピュータ本体(アイシンAW製86841-52020)から外してみました。
外した純正DVD地図ディスク、一応グローブボックス保管。
EMVをナビに切り替えると当然、ディスクが入っていないと警告が出ます。
 この状態でもオーディオ、バックガイドモニタ、Bluetoothハンズフリーなどの機能は使えています。深夜など時々信号待ちの時などに助手席の下からディスクを読む音が聞こえていたのもこれで静かになります。
 EMVは通常燃費表示で使い、エアコンやオーディオの操作に専念させます。

Prius ODD Meter 145248km.