プリウス

 忙しいを通り越してしんどい休暇となりました。天気も荒れ気味で夜に雪が降ったと思いきや昼間は晴れたりはっきりしません。昨年末北陸道で飛び石を複数受けてボロボロ(修理不能)になったフロントガラスを保険で直してもらいました。年末年始のバタバタを避け整備工場との調整の結果、12ヶ月点検整備とまとめて一月末となりました。
近況:整備上がり
 次の保険更新からは飛び石だろうが保険料が変わるらしいのです。いつ飛び石でダメになるかは分かりませんけれども経年劣化も多少は効いているのでは無いかと期待します。
 社外品のシェード入りかつ寒冷地仕様のヒーター(ワイパーを温める)対応のガラスが見つからず、純正品に交換(この部分だけ保険適応)してもらいそこにフィルムで真夏の灼熱を避けるためのシェードを追加してもらいました。色は緑だとコンフォートタクシーなどとカブるためブルーです。
 さらに、長年使用してきたビープ音のみのETC車載器から最新の音声案内付きDSRCへと交換してもらいました。既に終了しましたがETC 1000円割引のおかげで元は取れすぎるぐらい取れています。ETC上位互換で高速で時折見かけるITSスポットにも対応しているハズです(後日書く予定)。
 修理および整備内容は以下の通りです。バッテリは走行用が23万km、補機バッテリ(プリウス専用GS YUASA製12V鉛バッテリ)がもう少しで15万km保っていてランニングコスト的に全く問題になりません。バッテリよりもガラスやエアコンの保守の方がお金掛かっているかも?

ウィンドシールドガラス取替(飛び石による保険修理)
Frガラス グラデーションフィルム取付
ガラスコート4面
DSRC車載器(DENSO DIU-A050)取付→別途書きます
クリーンエアフィルター交換(エアコン用)
エアクリーナーエレメント取替(エンジン用)
エンジンオイル交換(229832km)
オイルフィルター取替(DENSO SF-102)
タイヤローテーション&ホイールバランス調整
エアコンクリーンコート

Prius ODD Meter 229942km.

プリウス

 デフロスターや原液ウォッシャー液などでフロントガラスの外側は昨冬と比べて綺麗な状態を維持できています。しかし、今度は内側の結露が気になり出しました。特に息を吹きかけるとガラス表面が一気に曇ります。対策としてスーパーオートバックスに寄った時についでにくもり止めを唱った窓ふきクロスを購入してみました。ぱっと見普通の洗車用マイクロファイバーと変わらないですが袋状になっていて信号待ちのちょっとした時間でも使いやすくできています(さすがに凍結路走行中は使用不可能)。
フロントドアガラス内側も拭いておきました
 思ったよりもガラスの内側も汚れるようで再付着しないか少し心配です。使い始めたばかりで本格的な吹雪の中は走行していません。これでダメならばランニングコストが掛かりますが使い捨てのペーパータオルタイプを試してみようかと思います。

プリウス

 データ通信専用通信モジュール ND-DC1を取り付けてから初めての地図更新がありました。指定した一部のみ本体で更新可能(それも、年3回だけ)なゴリラプラスNV-SP200DTとは異なりではなく全国データが毎月自動的に配信されます。
 電源が入った時に更新するか確認画面が表示され(すぐに更新を実行したため写真取り忘れました)、更新する方を選択すると走行中でも自動的に更新が行われその後勝手に再起動します。
更新中信号待ち(画面左下に更新中表示)
 再起動時に一時的に輝度最大となるので液晶がまぶしいので対策としてNANAO Screen Cleaner付属のクロスを掛けておきました。輝度最低に設定していても明るすぎ平日の凍結路を走る時は知らない道を通るわけでは無いのでカバーして置くことにします。
眩惑対策状態
 あえて欠点を上げるとするとどこが更新されたかよく分からない点でしょうか。

プリウス

新型ボトル(ネジ上の丸い部分がロックボタン)
 今週は体調が今ひとつで連休も遠出は無く、スーパーオートバックスの年始割引券を使って購入したゼロウォーターを今週も重ね塗りしました。2011年2月から継続して使っているゼロウォーター。思ったよりも効果があるようでノーブラシ洗車機に掛けるだけで融雪剤などの大半を落とすことが可能です。ただし、皮膜が薄いのか飛び石などによる傷を防ぐまではできず、バンパー下部やドアパネル下端などはフィルムを検討した方がいいかも。市街地だけならゼロウォーターで十分だと思います。
 いつの間にやらボトルが地味に改善されています。280mlの大きいボトルは初期は青いプラスチックのカバーを外してスプレーのロックを外す形でした。新型はスプレーの横に押しボタンが付いて押す方向で開・ロックが切り替えられるようになっています。
 あと、この商品はAmazon.co.jpのカー用品で最も売れた商品のようで今日になって値段を調べるとオートバックスよりも3割以上安く(メチャメチャ)、どおりで店頭で買う人が少なかったわけが分かりました。電子書籍や電気製品だけで無くこんな商品にまでアマゾンの攻勢が掛かっているようです。

プリウス

 コンビニの駐車場に止めている間もドライブマン720Sは1fpsで録画を続けているのが分かりやすい動画が撮れていましたので公開します。

 走行中は視界を確保するためにデフロスター・ウィンターワイパー・ウォッシャー液原液を使って着雪を防いでいます。停車してしばらくは残った熱で雪を溶かしていますがガラスが冷えるとともに着雪しどんどん積もっていきます。

プリウス

近況
 昨年フィルム貼りは自分で行いましたがまだ記事を書けていません。使っているのはアランシアという業者さんが販売しているプロテッゴという透明のレンズ用フィルムです。6月ぐらいに作業を行い昨年の夏場は問題なく、氷雪路でも大丈夫な模様です。期待以上の効果(特に耐候性)で直射日光や飛び石だけで無く、ゲリラ豪雨・雪・氷・融雪剤などからもヘッドライトASSYの表面が傷つくのを守っています。かなり厚手のフィルムで貼るのは難儀しましたが何度も磨くことを考えたら一度で済むため楽です。
 私の車は京都トヨペット七条本店(新車ディーラー)整備車両ですので保安規則に厳しく、現物を貼った試験片で事前確認(下の写真)してから全面に貼っています。飛び石による傷で凸凹ができ全面にフィルムが張り付かずASSY交換となりました。これにより、レンズ表面の黄ばみや飛び石での傷に対する研磨などのメンテナンスから解放されました。
ハロゲンの前のみフィルムを貼り付けた初代レンズ
 ある時期から写真のヘッドランプが綺麗になっているのは新品のASSYにこのフィルムを自分で貼った上でディーラーで交換を依頼したためです。それなりに手間が掛かってますので冬を越せないような商品ならば紹介せずにボツにしようと思っていました。…とはいっても使えると分かったのは気温で-7℃ぐらいまでで-10℃以下の低温下でどうなるか?1m近い雪に埋もれてどうなるかはまだ不明です。年間5万kmを超える過走行車ならば元が取れるかと思っています。
フィルムのおかげでレンズはピカピカ
 なぜ、ここまでしてヘッドライトが重要か?夕暮れの雪道で偶然すれ違った車列の画像(ドライブマン720S動画よりキャプチャ)が分かりやすいと思いますので載せます。こちらはヘッドライト点灯、対向側は先頭が消灯、2番目の車両は車幅灯+フォグ、3番目がヘッドライト点灯です。
ライトを点灯した対向車の方へ注目がいきます
 フロントガラス上部から広角レンズでの撮影で実際の運転席からの見え方は若干違いますがライトの点灯状態は一目瞭然です。4時頃からの点灯を呼びかけているパンフ(確かトヨタ発行)も見ましたが私の場合は時間で決めるというより路面状況や天候で早めています。

Prius ODD Meter 227253km.

プリウス

 とりあえず、取り付けてみたもののタコメータ、水温、吸気温度が表示される以外の機能もマニュアル片手にチェックしてみました。
 まず、GPS測位機能ですがCar Watchのレビュー記事準天頂衛星「みちびき」対応の多機能レーダー探知機(http://car.watch.impress.co.jp/docs/series/minigoods/20120217_511749.html)で書いてあったNo.193「みちびき」だけが特別なアイコンで表示されるとのこと。チェックしてみると確かに捕捉しています。
フィリピン東沖の青いX+Oのマークが日本の「みちびき」
 GPSの位置精度、捕捉時間ともにAVIC-MRP006よりも速くなおかつジャイロの感度もいいようでどっちがナビだか分からないような。そのうちナビにOBDIIが付いたりするのでしょうか?
 OBDIIを使用してデータを表示する以外に使えそうな機能として燃費計がありIG=ONからの消費燃料、一般道・高速別燃費、アイドル時間と比率など内訳が分かるようになっています。高速を走ればアイドル比率が下がるのは当たり前で特に目新しいデータはありません。(どちらかというと気温との相関が分かった方がうれしい)
高速込みで軽く走った燃費データ
 区間燃費データはどのタイミングで測定するかによって大きく左右され、チョコ乗りの帰路など暖気分の燃料が計算から外れている場合や高度の高い場所から計算すると燃費はよく見えます。
買い物帰路データ(暖気分の燃料が不要のため良く見える)
 予想外の付録だったGPSログ機能は変換などに手間取るため実用性は低く、他のデータとリンクされている訳でも無く本当におまけという感じです。ただ、地図上にプロットしてみると747Sよりも測位精度は高そうです。時刻・位置だけでは無く気温・瞬間燃費など他のデータとリンクして出力できれば燃費チャレンジなどで応用できると思います。ここら辺は今後の改良に期待したいと思います。

Prius ODD Meter 227022km.

プリウス

 後付け追加メーターの置き換え検討で最も重要視したのがオートディマー機能です。タコメーター、水温計とレーダー探知機を一体化、購入してから気づいたのがGPSログ機能まで付属。R-VITは昼夜お構いなしで手動で明るさを切り替える必要があり使いにくく暗くしたままほったらかしになっていました。この点GWR73sdは時刻での切替とカタログには載っていませんがトンネル内でも自動的に暗くなります。
 カタログ上のこの機種の最大の特徴は準天頂衛星「みちびき」対応で、そこら辺のナビよりも速く正確な位置情報を得られるという点です。どちらかというと楽ナビに付けて欲しい機能です。
 設置はR-VITの場所にそのまま。レーダー探知機能は使えないかもしれませんがほとんど必要を感じないのでレーダー波の受信感度は気にしません。それよりも、コネクタが背面から出っ張っているためピッタリ張り付かずパネルの隙間にコネクタがくるように設置しました。(場所は変えるかも)
 適合表に無いNHW20でODBIIが使えるかについては、NHW20プリウスにレーダー探知機ユピテルGWR73sd取付(http://www.yza.jp/blog/2012/08/nhw20-prius-yupiteru-gwr73s/)という記事を参考にそのまま同じ機種をAmazonで発注しました。
 R-VITから差し替えて普通に温度や回転数が拾えています。表示はR-VITと同じくエンジン回転数、エンジン冷却水温、吸気温度を選択しています。
車両情報表示(駐車場でアイドリング中)
 OBDII接続アダプター OBD12-RDについては値段が高すぎるというレビューをチラホラみましたが、4万円以上のメーターのみを使っていた身からしたら十分安いと思います。本体付属のシガーソケットが無駄になるのは確かにその通りですが元がレーダー探知機という事から考えると仕方ないかも。
 無茶苦茶に多機能(AVIC-MRP006よりも設定項目や表示が多いのでは?)で全機能を把握できていないので追って何か気づく&書くかもしれません。
 標準設定ではピーピーうるさいので音量は0設定。レーダー探知機能はほとんど使わないのでアップデートは有料でも無料でも必要無いです。地図もAVIC-MRP006で間に合っているのでバグフィックス以外は不要。

プリウス

 2012年は54251km走行、2227.63Lの燃料をプリウスで消費しました。通算燃費は24.35km/L。これまでの全量ハイオクを取りやめ、レギュラーガソリン混合、年末にはレギュラー100%への復帰を行いました。ガソリンの価格が高止まりし、平均で145.8[yen/L]とレギュラーを混ぜても下がる気配が無いのが現状です。ハイオクとレギュラーで熱量の違いは無いという仕様通り、燃費の有意差は見つかりません。結果として1NZ-FXEでのハイオク使用は問題はないものの値段だけ高い。

年間走行距離 年間消費燃料 年間通算燃費 総燃料費 燃料単価
2010 40522km 1836.45L(ハイオクのみ) 22.07km/L 257336円 140.1円/L
2011 49141km 2181.81L(ハイオクのみ) 22.52km/L 321720円 147.5円/L
2012 54251km 2227.63L(内156.29Lレギュラー) 24.35km/L 324842円 145.8円/L

 2012年のレギュラーガソリンの消費量は156.29Lで全体の7%に過ぎませんが少なくともノッキングが酷くなるまではハイオクを入れる予定はありません。プリウス専用かつAAAランクの極めつけのエコタイヤBluEarth-1やECOPIA EP001Sを投入し燃費で距離の伸び分を抑え込んでいますがタイヤ代を考えるとトータルではマイナスと思います。経済的合理性だけを追求すれば安いタイヤでレギュラーガソリンを燃やした方が効率的となります。
 数字遊びになりますが、2010年の燃費水準で今年の距離を走ったと仮定すると2458L、同2011年水準で2409Lとなり-230.37Lないし-181.37L節減できた計算です。エコタイヤ特にBluEarth-1は空気圧をギリギリまで上げることで燃料消費量を抑えることは可能でした。ただし、最後は金属片によるパンクで終わりました。ECOPIA EP001SはGARIT G5と同水準で気温差を考えるとあまり燃費が取れるタイヤでは無さそうです。
 2010年、2011年は高速ETC千円があり下道をチマチマ走らず高速を比較的グリップがあるREGNO GR-9000でかっ飛ばしたため、燃費の数値は悪いものの距離と時間に対する効率は高かった(結果として消費絶対値は小さい)です。2012年は高速必須の超長距離走行がほとんど無く(川根本町/静岡県、氷見/富山県と大豊/高知県ぐらい?)近場+一般道主体で燃費は使用車両に関わらず、目的地選定の時点で良くなっているはずです。通信カーナビの積極利用でさらにルートによる改善なども検討したいと思ってはいますが中々そこまで手が回りません。
 車両本体だけで燃費を改善している訳では無いので上記燃費数字は単なる実績であり、車両の能力を示す物ではありません(本当に燃費を叩き出す人ならばNHW20でも30km/h超えっぱになります)。あしからず。ただ、どんな車両でも無駄を省くことでそれなりに良くなると思いますので絶対値よりは年度毎の相対値を重視したいと思っています。設計や製造だけで無く、整備・運用だけでもそれなりに変わる事がこの3年だけのデータでも分かると思います。
 来年への課題としては一度でも1000km以上走って30km/L以上を叩き出したいと高めの目標を設定しています。ちなみに、今年の給油区間最高値は超高圧BluEarth-1での1197/41.1=29.12km/L(7/29)です。真夏に燃料警告灯が点灯するまで粘ってこの数字、まだまだです。(ZVW30やZVW35PHVなら余裕で30km/L超えたハズ)

 ↓今年最後のODDメータ、プリウスはまだまだ走る気です。
Prius ODD Meter 226555km.

プリウス

 冬タイヤとして使える限界を示すプラットホームまで約1mmまで迫り天候も怪しいため少し早めに新しいスタッドレスタイヤへ交換しました。(これができるから安い方が気楽)
 これまで使用していた3セット目を購入(2012.12.25)したのがちょうど一年前のようです。タイヤの種類は変えずにトーヨーガリットG5 185/65R5で通算4セット目になります。毎年一セット消費しています。以下の写真のとおり新品と摩耗品の差は一目瞭然です。
交換後新品(2012年第40週製造)
交換前(2011年第45週製造+17161km走行)
外観はピカピカな点以外変更無し。
 同時作業で前回交換から5000kmを少し過ぎましたがエンジンオイルを交換してもらいました。あと、AVIC-MRP006の電源ケーブルをNV-SP200DTと入れ替える作業も依頼しました。DC配線だけなのですがキッチリ埋め込まれていたため自分では交換が難しく依頼となりました。通信モジュールを使用するため、車速パルスやアンテナなどを配線する必要は感じていないのでポータブルナビから出ているケーブルは電源のみです。

Prius ODD Meter 225364km.