プリウス

 昨年発売で効果があると噂のワコーズ製エコカープラス。従来使っていたMT-10スーペリアがUSA製で高価だったのと効果が今ひとつ分かりにくかったので切り替えることにしました。前回オイル交換時にメカさんに聞かれて思い出しました。このエコカープラスは国産品(MADE IN JAPAN)で値段が半分以下になります。無条件で価格が高いものや外国製品をありがたがる方々にはお勧めできません。
投入予定のエコカープラス缶
 燃費云々はやはり気温や走り方の方が支配的で添加剤がどうのというのはあまり関係が無いと思います。しかし、エンジンからの騒音についてはサーモスタットが開かない低温下(エンジン水温が40~60℃付近)でエコカープラスを使用した方が静かになります。MT-10はどちらかというと大排気量・高回転・高温エンジン向けかも。1.5Lしかなく、せいぜい3000rpm(レブリミット5000)だけ、冷却水温が100℃に達するのが年間5万km以上走っていても年に数回という1NZ-FXEにはあまり向いていません。
缶側面の注意書き
 エコカープラスはムラになりやすいのか使い方が若干面倒です。みんカラなどでオイル注入口から直接投入している写真がいくつもありますが、容器に書いてある注意書きに反します。字が小さくて作業場では読みにくいような気がします。

使用方法:あらかじめ、オイル容量2~4Lに本製品1缶を加えた添加剤入りオイルを作成し、これをオイル交換時の新油として使用してください。
使用上の注意(赤字):オイル注入口から本品のみを直接入れないでください。

 同社製洗浄剤のように使い方を誤るとエンジンが壊れるという事は無いようですが使用方法や注意事項は守りたいと思います。厳密にいうと総オイル量がオイルレベルゲージ上限を超えないように調整する必要もあります。
近況:24万km超えました(00000の写真はブレてた)
 燃費対策でいうと上の写真のように燃料ゲージギリギリまで粘って軽量化を狙った方が効果があります。ガソリン45L積載で比重0.7とすると31.5kgの荷物になるので遠出しないのであれば一週間分+ちょいマージンで給油した方が燃費が延びるようです。

Prius ODD Meter 240010km.

プリウス

 どうにもAVIC-MRP006の画面が明るすぎるため、対策として夜間はタオルを掛けていました。しかし、急カーブなどでずり落ちるため専用品(SEIWA P138)を購入。5.8inch用の製品ですが6.1inchのAVIC-MRP006も通信モジュールごとカバーできます。カバーを掛けるときに通信モジュールに引っかかりやすいのですが引っぱれば覆うことが可能です。
ナビカバー装着状態(バックライトの光が漏れません)
 本来は直射日光からナビを守る商品らしく遮光性に優れているためナビから出る光も完全にカットします。音声は聞こえるので一応ナビも可能です。

プリウス

ワイパーブレード交換
 真冬の凍結対策として昨年の12/1から使っていたウィンターブレードを元の標準品に戻しました。写真で取り付けてあるのが標準品(新車時からゴムを替えつつ使用)、上に外しておいてあるのがウィンターブレード(運転席側はフィン付き)です。
 氷点下や吹雪の中でウィンターブレードの効果は大きく雪が溜まりにくい構造になっているのと、走行中もフィンによって走行風を偏向する事で拭き取り範囲外の氷雪を吹き飛ばすことが可能でした。ワイパーが寄せた雪が運転席前のガラス右側に溜まりにくくでき、除雪の手間を省くことが可能です。今期はウォッシャ液も薄めるのを止め原液を拡散ノズルで使用したことでガラス上で凍結して乱反射することが無くなりました。
 凍結路では絶大な威力を発揮するウィンターブレードですが、いかんせん重い(空気抵抗も大きいと思う)のと土砂降りの水を掻くにはあまり適していないらしくゴムが鳴く為交換することにしました。ウォッシャ液も薄めはじめました。降りしきる黄砂、花粉などに対しては洗剤濃度より水の量で押します。まとめて洗車機で落とすよりはマメにフロントガラスに水を流して落とし続けた方が掃除が楽です。
 オートバックスで目立つところにあった"窓フクピカ20枚入り(10枚増量)"という使い捨てペーパータオルも使っていますが、先に砂などを流してから使わないとジョリジョリっと嫌な音がします。あまりに窓ガラスが汚れるので布タオルは使いにくい状況です。
窓ふきセット
 フロントガラスのメンテナンス一つでも奥が深いです。

Prius ODD Meter 237624km.

プリウス

 仕事がバタバタしていたりで基準としている5000kmを若干オーバー。朝一でオイル交換のため京都トヨペット七条本店へ。昼間は暖かくなることもありますが夜間は非常に寒くなる日もあるためスタッドレスタイヤをローテーションして4月まで粘ります。
 そういえば、書くのも忘れていましたが2個目の補機バッテリHJ-S34B20Rを既に152,668km使っていますがまだ問題無さそうです。定価41600円で計算してもキロ単価は0.2725[yen/km]です。品番で検索を掛けると半値ぐらいでも売っていてこれって高いのでしょうか?。しばらく乗らずに過放電でダメにしている人が多いだけのような(一般的なガソリンエンジン車と共通の整備・運用上の問題でハイブリッド車特有では無いかと)。ちなみに、高騰が続くガソリンは150/22=6.818[yen/km]付近です。同じぐらいの単価になるにはエンジンオイル並みの頻度(6000km毎?)でバッテリを交換する計算となります。
 店舗入り口付近にauのPiPit七条本店が併設されていてau_WiFiのスポットにもなっています。整備待ちの間に店内が広いのでわざと隅っこに行ってCF-R6Aでつないでみたら使えました。PCの場合は認証に若干時間が掛かるようでしばらく待っていたら繋がりました。Xperia IS12Sの方が接続や3Gとの切替が速いです。
店内でのPC用WiFi接続ツール
 このPC用の接続ツールはAndroid版とは違い暗号化無しのスポットを無効にできないらしく接続優先度などに注意が必要です。Kindle FireHDを持っていくのを忘れたので5GHz帯の状況は分かりません。朝一で空いているためかスピードテストをしてみると思った以上に速度が出ていました。(イベント時など人が集まるとどうなるかは不明)

測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.3003
測定日時: 2013/03/02 10:21:33
回線/ISP/地域:
1.NTTPC(WebARENA)1: 6.07Mbps (758.63KB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 4.60Mbps (574.09KB/sec)
推定転送速度: 6.07Mbps (758.63KB/sec)
上り(アップロード)速度テスト結果
データ転送速度	2.62Mbps (327.97kB/sec)
アップロードデータ容量	1000kB
アップロードに要した時間	3.049秒
測定日時	2013年03月02日(土) 10時22分

 新型のXperia VL SOL21のデモ機(実際に動作する端末)があるとのことでしたので見せてもらい比べて見ました。まず、液晶の視野角が広がっているのと色合いがマシになっています。また、ボタンやコネクタ類が大幅に整理されmicroSDの交換が面倒になっています。軽く持ちやすくなっているのはいいですがまだ値段が高く、噂のSOL22(docomoではXperia Z SO-02E)が出て値段が下がるのを期待します。IS12Sでのデータ量を見ている限りすぐにLTEが必要でも無いのでauへの移行を進めつつ様子見かと。
 というわけでオイル交換に行ってほとんどケータイ売り場にいたらしい。まぁ、トヨペットとドコモショップをバラバラに行くよりも時間も燃料も節約になりそうです。これもdocomoからauに主力回線を移す大きな理由の一つです。新車販売店なので当然ながら駐車場はドコモショップよりも圧倒的に広いです。

Prius ODD Meter 235440km.

プリウス

巻き取り式ケーブルへ変更
 P-01BからP-06Cへ機種変更を行いBluetoothが無くなったことで下ろしていた巻き取り式のUSBケーブルをXperia acro HD IS12S用に復帰させました。DVH-P560と接続してIS12Sを充電しながらUSBでmicroSDHCカードのwma(VBR 384kbpsまで)データを再生できます。
 黒色の巻き取りケーブルにすることで目立つことも無くなりました。下りるときに巻き取ってDVH-P560側につけっぱなしにしても邪魔になりません。
 写真はケーブルを主に撮りましたがシフトレバー下のDSRC車載器DIU-A050、レカロシートとセンターコンソールボックスの隙間にあるIS12Sの設置状態も良く撮れていると思います。

プリウス

 あっという間に一ヶ月が経ち、2/26夜にプリウスに乗るとAVIC-MRP006地図自動更新(マップチャージ2013年1月分)の次の更新データが配信されてきました。
 前回は反射的に押した更新確認の画面です。行き先を設定しようとしていたら出てきたので若干いじっています。
起動直後に表示される更新確認画面
 ちなみに、この画面で「はい」を選択して更新データのダウンロード・更新を行いながらでもナビは動作します。前回の再起動時に輝度が最大になるのは分かったので眩惑を避けるためカバーを掛けましたが音声案内は続いていました。唯一?途切れたのが走行時間の案内で目的地到着時にやたら短い時間がアナウンスされました。出発地からの時間では無く再起動後からの走行時間をしゃべるようです。
 車上での更新も2度目(初回のみSDHCカード使用)で慣れましたがどこが更新されたかは不明です。案内しながら更新したためか思ったよりも時間が掛かっていたと思います。30分以上?
 これで合計3回更新でNV-SP200DTの一年分の更新回数と並びました。

プリウス

 フロントガラス交換時に同時にグラデーションフィルムの貼り付けを依頼しました。着色ガラスとは異なり、内側から見たときにフィルム端の線がはっきり分かるのが弱点です。京都トヨペット七条本店を通して専門のガラス屋さんへの依頼となったため貼り付け状態は完璧(専門家の仕事)です。
 どちらかというと、寒い冬場よりは夏場の直射日光による温度上昇対策として追加しています。元々NHW20プリウスはIRカットガラスということになっているのですがそれでも真夏は60℃を超える事があるので少しでも温度を下げて車室内の電子機器や内装が痛むのを防ぐとともに冷房用の燃料を減らしたいと思っています。
 京都市街を走り回るコンフォートタクシーなど緑色のシェードはありふれているので差別化を図る(ついでに熱線遮断効果を高める)べく青色を選択。グラデーションにすることで違和感を少なくしています。天気が良く青空が広がっていると良く合います。
 明るさや外側・内側どちらから見るかによって色合いや濃さが変わる不思議なフィルムです。文字で書くよりも写真で見た方が速いので以下写真。
外から見ると黒っぽく見えます。
内側からは青のグラデーションになっています。
雪が積もり暗くなると青色が濃く見えます。
 意外だったのは夜間でも防眩効果があり、真上から街灯に照らされるようなときに直接強い光が入り込むのを軽減します。
夜間は街灯に対する防眩効果もあります。
 これで夏場に車室内の温度がどれだけ下がるか楽しみです。

Prius ODD Meter 234039km.

プリウス

 楽ナビポータブルAVIC-MRP006とITS spot viewerの両方を動かしていて渋滞にはまって気がつきました。ゴリラプラスや楽ナビなど通信型カーナビは高速も一般道も両方のデータを同時に取得してどこから高速を使うべきか判断ができます。しかし、現状のITSスポットは高速のみのシステムであり広域情報といいながら渋滞路に併走する国道がどうなっているか全く分かりません。ぶっちゃけ、通信カーナビを載せていればITSスポットはルート選択に対してほとんど効果がありません。ルート選択を効率よく行うためには高速に乗る前に高速の状態を把握し、一般道に下りる前に一般道の状態を把握することが必要です。
 残念ながらITSスポット対応機は最もローコストと思われるDIU-A050+スマホでも余裕でAVIC-MRP006の値段を超えるため、容易にメリットを見いだせる人は少ないのでは無いでしょうか。事故とそれに付随する渋滞を一件でも減らすことができれば元は取れるのですが…。
 2週間ちょい高速を大目(2000km位?)に走ってみて現状ではITSスポットは突発的な注意喚起以外厳しいと思いました。AVIC-MRP006+ND-DC1の5分ごと更新はかなり強力で高速走行中でも進路上の故障車情報などを的確に表示してくれます。ITSスポットにはスマートループ等では提供されない料金所の閉鎖状況とか除雪作業情報など、もっと事故防止対策を充実して欲しいところです。
 AVIC-MRP006の渋滞考慮オートリルート機能も万全では無く、ほとんど一般道を使った割り込みに近い指示を出したこともあります。このときは、信号待ちのタイミングで渋滞が解消している少し先のICまで手動で経由地を追加して回避ルートを設定しました。
 具体的には東海北陸道と名神の接続点である一宮JCTが名古屋方向へ向かって渋滞しているときにAVIC-MRP006は尾西ICで下りて一般道を走り、一宮西ICで再び東海北陸道に乗るルートを指示。これでは割り込むだけで渋滞回避にはなりません。京都方向は空いているため回避ルートとして正しいのは尾西ICを下りてから木曽川を一般道で渡り、名神岐阜羽島ICから高速に復帰するルートです。木曽川や長良川の橋梁は高速・一般道を問わず渋滞スポットですがこの時は西向きは空いていたので有効な回避ルートとなりました。
 要は本気で渋滞回避のための情報を得るには高速だけでは不足で付近の一般道でボトルネックになる場所を把握しないとダメです。私は名古屋近辺はまだ分かる(ナビに頼らずルートを設定した)のですが全く知らない土地でこそ有効な情報が欲しいものです。

プリウス

 音声案内付きのETC車載器ならば履歴を読み上げる機能が付いていますが割り勘などで計算するには不向きです。この点ナビ連動など画面に表示されるタイプの方が使い勝手が良くDIU-A050ならばスマホに表示させられ、あわよくばそのまま保存できるのではと期待していました。
IS12SのITS spot viewerで表示したETC利用履歴(画像一部改変)
 阪神高速8号、第二京阪、近畿道、南阪奈道路など短い路線を乗り継いで料金所を何度も通過すると合計がいくらか分かりにくくなります。元から分かりにくいETCの割引体系に加えて都市高速に距離別料金が導入されてもう訳分かりません。実績から計算する方が速く利用履歴が車を降りてからも確認できる(ただし、データの更新は手動で行う必要がある)のは助かります。
 DENSOが配布しているITS spot viewer(https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.dcoms.android.dsrc)を動かすにはGPS, Bluetoothが必要で3GやWiFiといったデータ通信設定は関係ないようです(両方OFFでも動く、当然と言えば当然)。音声データを含めて路側アンテナから送られて来るようです。走行中は画面を見る余裕など無く表示の文字も小さすぎてとても読めません。
 とりあえず、音声だけ聞いているのと超高価なmicroSDHCリーダー(編集機能付き)としてオーディオメインユニットDVH-P560にUSBでつないで使っています。
IS12S設置状態
 IS12SのUSBポートは標準ではMTPモードになっているらしいですが[設定]→[Xperia]→[接続設定]→[USB接続モード]でファイル転送モード(MSC)に切り替えることでUSBメモリ代わりに使うことが可能です。夜間走行時は眩惑対策としてモニタをコンソールボックス側に向けてスピーカーが運転席側に向くようにしています。
 ケーブルが邪魔くさいのでどうにかしたいと考え中。充電の必要もあるためワイヤレス運用にするかは未定。
 しかし、Android OSのデキは酷く設定が分かりにくすぎるのと、設定自体が競合するらしく端末にロックを掛けていてもカメラボタン長押しで写真が撮れたり訳が分かりません。皆さん良くこんなんを使っておられます。
 i-modeで満足できるならばP-06Cで十分かも。少なくとも音声通話はP-06Cの方が楽です。恐ろしくて未だIS12Sに電話帳は移していません。(無料通話分がP-06CにあるためIS12Sから発信しない方が得)

Prius ODD Meter 232452km.

プリウス

 フロントガラス交換に合わせて新調したDSRC車載器。ナビは買ったばかりの楽ナビポータブルがあるためAndroidスマホ連動型のDENSO DIU-A050にしました。取付当日は京都縦貫道で除雪車の車列に捕まったためETC料金所の通過確認だけでした。
 ある程度遠くまで高速を走るということで1年ぶりに四国へ。往路は明石海峡大橋を通って淡路島経由、復路は瀬戸大橋を使うルートにしました。
本体はシフトレバー下(ETCと同じ位置)
 これまで使っていたビープ音のみの純正ETC車載器が付いていた場所に入れ替えで取り付けてもらいました。取り出しボタンの他に音声案内の音量調整、履歴ボタンが増えました。音声案内はETCのみのようでITSスポットからの交通情報はスマホから出力されるようです。VICSのように絵が出るだけだと思っていたところ、いきなりスマホから声がしたのでびっくりしました。
最近のETCはアンテナ側にもLED表示(カード挿入時のみ点灯)
 従来機では無かったアンテナ側のLEDがカード挿入時のみ点灯します。アンテナユニット自体かなり薄くなっています。夜間はアンテナに付いたLEDがまぶしくシールか何かを貼って減光したいと思います。本体のカード入り口のLEDはACC=ONからしばらくすると勝手に減光しますがアンテナ側のLEDはそのままのようです。ILLや時刻連動が無いのが少し残念。
左側路肩に立っているのがITSスポット路側アンテナ
 3車線区間の追い越し側を高速走行していてもDSRC路側アンテナからのデータは受信できます。ただし、10tウイング車の車列やフルトレーラと併走していると見通せず通信できないようです。
残念ながらカーナビ用スポットには非対応。
 また、本州四国連絡橋にはITSスポットは無いようです。NEXCO管理下の高速PAに入る毎に「淡河(おうご)PAへようこそ!」とか難読地名を読み上げてくれるのは助かるのですけど、巨大SAならばともかく小さなPAの配置図が一瞬だけ表示されてもしょうが無いような。機械的に設置しているのがバレバレ。
純正DVDナビ専用VICS光ビーコンは廃棄
 DSRC車載器への取替作業と同時にVICS光ビーコンを外してもらい廃棄しました。新車時に付けていた純正DVDナビ専用品でポータブル通信ナビに取り替えてからはデッドウェイトになっていました。今後はITSスポットへ移行していくらしいので問題は無いかと思います。
おまけ、瀬戸大橋
 個人的には既に設備が整っている高速よりも一般主要国道(R1, R2, R9等)向きなシステムのような気がします。

Prius ODD Meter 230473km.