プリウス

 ポータブルナビAVIC-MRP006に付ける通信モジュールについてはAmazon.co.jpでの価格が無茶苦茶に安い(34%OFF)ため、通信モジュールだけ本体とは別に注文しました。この差額だけでドコモドライブネットの解約金が浮きましたので2年縛りの終了を待たず解約しました。
 ゴリラプラスと比べてパケット量を気にする必要も無く、月額料金も電話番号も無く気楽です。ただし、受け取れる情報はほとんど交通情報のみになります。ナビの機能を考えたらそれで十分でゴリラプラスはFOMA回線を活かしきれていなかったかと思います。NV-SP200DTがおおよそ10分おきの更新対し、AVIC-MRP006は5分おきに設定できます。
 MRP006の方が渋滞情報に対する新ルート提案も頻繁に行われます。碁盤目状に道路がはしる京都市街ではかなり変な表示もでるので無視することも多いです。
中身はNTTdocomo L-05C
裏側にアダプタを介して取付
 近場はナビを無視して走る事が多いためちょこっとだけ遠くへ。高速の表示ではNV-SP200DTはSA/PAのみ表示ができましたがMRP006は無理らしく微妙な機能ダウン。その代わりか2時間以上連続走行していると警告のアナウンスがありました。一般道、特に冬場の氷雪路で2時間以上ぶっ通しは無理があるのですが高速を淡々と走っていると時間の感覚が狂ってきます。夜間では通信表示の青色LEDが5分おきに点滅するのが少し目障りですが時間経過の目安にもなるので善し悪しかと思いました。
高速SAにて、渋滞/混雑しているわけでは無いのですが黄色表示
 三ケタ国道R424でもプローブ情報が出る辺り、スマートループ対応機が普及しているようです。田辺市内では細街路にまでプローブ情報が表示され順調表示はOFFの方が良さそうだと思い設定をOFFに戻しました。京都市街だと高辻通も出たりします。
R424信号待ち
田辺市内

Prius ODD Meter 225067km.

プリウス

 購入したばかりですがせっかくの毎月更新対応機種なのでSDカードを使って地図を更新しました。PCにNAVI*STUDIOというソフトを入れ本体で登録したSDカードを認識させてデータを落とします。使いにくいことこの上ないドコモドライブネットのWebサイトよりかなりマシ(認証や都道府県バラバラだった地図を選ぶ手間が無い)です。
道の駅あまるべが既に載っています
 12月頭の更新でもまだNV-SP200DTでは載っていなかった道の駅あまるべが載っていました(更新前は確認忘れました)。地図の新しさは楽ナビの方がずっとよさそうです。電子書籍ならぬ電子地図としてナビを使うには古い地図では役に立たず更新頻度が高い方が助かります。データ更新費用も3年分が本体込みで圧倒的に安い(ドコモドライブネット840*36=30240円、純正DVDナビディスク13125*6枚=78750円)ので通信モジュールを付けても地図維持費用に対するコストパフォーマンスは圧倒的です。

プリウス

 暗い駐車場内や山道で折り返す場合など3W LEDでは光量が足りないと感じたのと、方向指示器と同じシリーズで白色の5W品ss-LED-T20-SMD-5W-Wが特価になっていたので注文して取り替えました。直接目視だけで無くブロック塀や周囲の車で反射した光も見えるため寒い時期には助かります。後退灯の使用頻度自体は低いのですが安全に関わる部分です。光り方が黄色がかったハロゲンというよりはHIDに近い色で周囲への注意喚起という意味では十分な光量だと思います。真横方向へ広がり方もこれまで使っていた3W品より広がりました。
横から(上から制動灯、方向指示器、後退灯、尾灯手前、霧灯奥の順)
後から(上から制動灯、方向指示器、後退灯、尾灯左、霧灯右の順)
 耐久性についてはLEDウィンカーバルブ交換(2012-06-15)で書いた方向指示器で使っている黄色5W LEDは一夏過ぎて凍結路を走っても問題無さそうです。念のため予備バルブは載せていますが使ったのは今年6月の方向指示器1本のみです。

Prius ODD Meter 224107km.

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 別件で電話したところ届いているということで、急遽京都トヨペット七条本店へ行きNV-SP200DTをリプレースする新ポータブルナビを受け取りました。直接の決め手は本体というよりは通信アダプタのキャリアが2年前に検討したモデルのSBMからdocomoへ変わり、値段が大幅に安くなった点が大きいです。モジュールについては別に注文しているので届いてから書きます。
仮設でAVIC-MRP006, NV-SP200DTを並べて試走
 液晶モニタも6.1VワイドとNV-SP200DTより大きくなおかつ解像度も高いためかなり見やすくなっています。NV-SP200DTと比べて良い点をざっと並べてみると、以下の通り。

 動作が極めて速い
  リルートが特に速い
  表示の更新が速すぎてちらつくように感じる場合もある
 液晶が見やすい
  地図データは同じでも見せ方に一工夫がある
 文字拡大モードで読みやすくなる
 表示される地図の範囲が広く周囲の道が把握しやすい
 2時間連続運転での警告アナウンス(高速での休憩目安)
 案内開始時に目的地までの距離と所要時間をアナウンス
  (到着時に実際に掛かった時間もアナウンス)
 県境アナウンス(なぜかゴリラプラスには無かった)
 目的地検索の仕方がゴリラプラスと微妙に違う
  パイオニアのナビを使ってきた人ならば違和感ないかも
 毎月地図更新(年2回全更新、2015年10月まで3年分本体料金込み!)
 通信モジュールがやたら安い
  回線契約不要
  スマートループ渋滞情報対応
 付属のシガーライター電源ケーブルが12V/24V両対応

ただし、何もかも良くなるかというとそうでもなく、

 コールドスタート時に位置特定が遅い(ジャイロはゴリラの方がいいかも)
 トンネル内で減速すると自車位置が出口で止まる(ジャイロのみでの精度が低い?)
 交差点名を読み上げない(右言われてもどこを右かわからん)
 案内標識表示機能無し(雪で見にくい時に重宝しました)
 バックライト輝度の自動調整が無い(最低でも明るすぎ、トンネルなど一時的に暗くなると困る)
 到着時刻の予測に平均車速が使えず固定(郊外は乖離する傾向にあります)
 スピーカーの性能が微妙(通信モジュールの取付位置がスピーカーの目の前です)
 週間天気予報が見られない(目的地の天気も知りたいところです)
 地図上でアイコンをタップして施設情報が出ない(店名や営業時間などが分からない)
 高速道走行時にPA/SAだけの表示ができない(ゴリラプラスで使えていた機能)
 アンテナ表示でFOMAの電波状況が簡単に見られた(圏外場所の把握が簡単だった)

などぱっと見てゴリラプラスの方が良かった点もあります。メーカーによらず通信ポータブルナビにAV機能など全く不必要なのでばっさり削ってコストダウンしたモデルが欲しいです。AVIC-MRP006は3つしかないハードボタンの内一つが死んでるのが無駄。ワンセグも要らない。あえて付けるならばETC/DSRC連動やAM 1620/1629kHzの受信機能では?

リアカメラにも一応対応していますがシフトレバーと連動せず使えません。こんなところで差別化するのもばかばかしい気がします。

プリウス

 昨日の帰り道にかなり気温が下がっていたため市街地も降るかと思ったら案の定。ここまで一気に切り替わるのも珍しいかと思います。
近況:ガチガチに凍りました。
 いきなり、先日付けたばかりのDOPフィン付きウィンターブレードの活躍が始まりました(写真真ん中のフィンがワイパーの付属品)。拡散式ウォッシャーノズルと原液ウォッシャー液も思った以上に効果があり、ウォッシャー液が効率よく使えるので補充の手間が省けそうです。が、この状況では消費量の絶対値が増えそうでどうなるやら。
 あまりに急激に冷え込んだためかいつものような湿気たドカ雪では無く、乾燥したさらさらの粉雪なので非常に良く滑ります。スキーやスノボには最適ですが、国道を普通に走るには危険きわまりない状態で摩耗したスタッドレスを使っている事情から、往路は徐行&追いつかれたら全て譲る待避スペース各駅停車モードで走りました。
 まだ、スタッドレスに慣れていないのにこの天候。困ります。新品スタッドレスタイヤ(ガリットG5 185/65R15 4セット目)年内発注確定。
 どうも滑り気味だと思って帰りにガソリンスタンドで空気圧をチェックしたら燃費を取るため高圧過ぎでした…。後は十分に下げてあったので前が振られる妙な感覚でした。ちなみに、AAAのEP001SとスタッドレスのGARIT G5で燃費はほとんど変わっていません(ウェットはEP001S、アイス&スノーはGARIT G5が有利)。私の乗り方だと、タイヤよりも気温の影響が支配的らしいです。

Prius ODD Meter 223248km.

プリウス

 日本海側で吹雪に遭い着雪状態が観察できました。昨季の2011年版での着雪状態から改善を加えた2012版のグリル塞ぎ状態です。今期の変更点は主に以下の3点です。

  • 1.PPクラフトシートの形状を左右対称へ変更
  • 2.ナンバープレート上下にスリットを追加
  • 3.固定方法を見直しタイラップを4本x2枚から2本x1枚へ削減

 1.の対称への変更は主に操縦安定性の改善を狙っています。インバータが助手席側にあるので左側を開けていましたが、インバータの冷却は水冷式でラジエーターの下部を循環しています(IG=ONの間はエンジン停止に関係なくずっと強制循環)。左右非対象で直接冷却を狙うよりは下側を選択的に冷却することでエンジン冷却水よりも先にインバータ冷却水を冷やすようにしました。
 インバータを積極的に冷却することで電力利用効率を上げ、エンジン稼働率が下がれば結果として燃費改善につながると思います。また、平日深夜などは凍結していようが積雪だろうが結構なペースで流れる事があるため、空力でわずかでもスピンや偏摩耗の危険を減らしたい(&見栄えも改善したい)ということで対称にしました。まぁ、空力云々よりもスタッドレスタイヤの状態を維持する方がずっと重要です。
 使用するPPクラフトシートを市販されている最大サイズ565×980の幅をそのまま使い1枚にしています。これは昨冬の2ピース構成ではつなぎ目の段差に雪が溜まるのと春先の取り外し時に捨てるタイラップの本数が増える(8本vs2本)ためです。
 補助的な空力パーツとして6月に付けた純正フロントスポイラーにも着雪していて風が当たっている事が分かります。見た目がほとんど変わらない地味な純正部品ですけど、わざわざ設定されていることから完全な見た目パーツでもなくそれなりに機能するようです。(スタッドレスでの走行速度では空力なんぞより路面状態、タイヤ状態、天候の方がずっと効きます)

 2.今年3月に書いた記事の通り全て塞ぐと冷却とエンジン吸気量不足の懸念があり、対策として空力と両立ができそうなナンバープレート上下に故意にスリットを設けて風を通すことにしました。1月に借りたCR-Zレンタカーの着雪状態からエアインテーク周辺など高速で空気が流れる部分は着雪・凍結しにくいことが分かっています(北海道など-10℃以下の気温では分かりませんが-7℃ぐらいまでならば効果的です)。
 暖房でエアコンを動かしていると車室内の空気を乾燥させるため電動コンプレッサも稼働しラジエーター前面にあるエアコンのコンデンサー内(見た目はラジエーターと一体化している)を冷媒が流れます。この冷媒を冷却するためにも外気が必要です。さらに、約10年前の車とはいえ、サブクール式のコンデンサを採用しているため最下段の過冷却部分を冷やしてやる方が良さそうです。
 なぜ、エアコンでの空気乾燥が重要かというと、ガラス窓は氷点下の空気で冷却されて続けているため車内の湿気がガラス内側で冷却されて水滴が付くためです。どうしても人が乗るため呼気や皮膚呼吸で発生する水分を除去する必要があります。また、体調を維持するために水分を補給し続ける必要もあり結構難しい所です。エアロスタビライジングフィンでリアガラス外側の水滴は吹き飛びますが内側の水滴は対処できません(考慮中)。

 3.タイラップ4本で固定しているとPPクラフトシートにゆがみが生じるため中央2本で固定。タイラップ用の穴をパンチからカッターによるスリットへ変更して開口部を小さくしています。2本固定では高圧水洗車機などでPPシートがバタつくため角とナンバー下スリットにすきまテープを配置して飛び出さないようにしています。走行中は前からの風で押さえつけられているため脱落はしません。さらに、下の写真のように着雪&凍結するとより頑丈に固定されます。(吹雪の中を走行しただけで特に触っていません、というか、冷たくて触る気がしません)
 CR-Zや新型を見てもフロントバンパーのチリトリ部分は空力的に重要そうでPPクラフトシートが奥に張り付きチリトリが出るように固定しています。
斜め前から(ナンバープレート下のスリットに注目)
正面から(バンパー下の純正スポイラーも着雪)
 先日のウィンターワイパー同様に今期は活躍の場が無いことを期待していたのですが早くも機能し始めたため年末年始が心配です。エアロスタビライジングフィンを見てもmm単位のちょっとした形状変更で車両の空力特性が変わるため寸法など詳細は公開しません。また、燃費改善効果についても私のような毎年新しいスタッドレスタイヤを購入している過走行車(今年は50,000km/年超過中)で無ければ変更コストやリスクと見合うかどうかも怪しいのでお勧めはしません。

以下、グリル塞ぎ関連記事へのリンクです。
NHW20用トヨタ純正フロントスポイラー取付(2012-06-07)
グリル塞ぎ考察2011年版(2012-03-10)
グリル塞ぎ考察2011年版その2(2012-03-15)

Prius ODD Meter 223186km.

プリウス

 今年三回目の地図更新データが公開されたので全国一括で更新しました。年末モードで仕事が立て込んできているのに加え、予想以上に気温が下がっていて摩耗したスタッドレスでは怪しくなってきたので遠出ができない状態です。

 この新しい地図データを詳しく見ていませんが、道の駅あまるべは未登録のようです。

Prius ODD Meter 222573km.

プリウス

 納車から7年と10ヶ月22万キロ超を夏用の通常ワイパーだけで走破しましたが昨冬の短時間に一気に降ってくる雪に参ったため今年はスタッドレスへの交換と同時にウィンターブレードへ取り替えてもらいました。このウィンターワイパーは新車時からオプションで設定はされていたものの必要性を感じず購入していませんでした。フィン付きで雪を一気に吹き飛ばせ、すきまにカバーが掛かり氷が付着しないようになっている北海道など豪雪地帯での必需品(というか常識らしい)です。
 トヨタの機能解説:ウィンターワイパー(toyota.jp)の通りに重たい北陸の雪を吹き飛ばせると期待しています。
フィン付きウィンターブレード(正面)
昨季の惨状(どんどん積もって前が見えにくい)
夏用ノーマルワイパー(新車時からの標準品)
フィン付ウィンターブレード装備
後も同時に交換
 一気に寒くなり天候が非常に不安定で時折降る雨の時に動かしてみたところ通常品よりも静かに拭き取ったので低温下(既に昼間でも10℃以下)で使えそうです。ワイパーが凍るとガリガリと音がするばかりでちっとも拭き取らなくなります。最悪、一旦路肩に停車し寒い中を下りて雪を落とし、タオルで拭いたこともあります。新しい冬用ワイパーブレードは支柱の部分が完全にゴムのカバーで覆われていて氷雪が挟まらないようになっています。実際に付けてみて納得。あとは、豪雪の中を走る事態をできるだけ避けたいです。活躍しないならばそれに越したことはないパーツではあります。
 例年通り2Lのウィンドウウォッシャー液(タクティ V9350-0353)も手配してもらいとりあえず入れられるだけ入れてもらって濃度を一気に50%近くまで上げました。これで当分はウォッシャー液について凍結の心配は無さそうです。
 夏用はとりあえず保管、錆びてきたしどうしようか?。

Prius ODD Meter 222527km.

プリウス

 リコール整備にスタッドレスタイヤへの交換のため昼一で京都トヨペット七条本店へ。土日は混雑するためスケジュールびっちりの有給で対応しました。まず、インタミエクステンションシャフトについては壊れる前の予防交換なので特に変化はありません。すぐに分かる識別シールが付いたのと、国交省届け出資料によると車台番号打刻部分にペイントが追加されたハズ(未確認)です。
リコール対策済みシール(一番上の楕円形)
 今年は長期予報では暖冬と聞いていましたが、実際には先週ぐらいから一気に冷え込んで路肩の温度表示が夜間は2℃を示すようになりました。部分凍結対策としては少し遅いですが保管していたスタッドレスタイヤGARIT G5(通算3セット目、既に約13000km走行)を快走くんに載せて運びました。
GARIT G5 購入3セット目、走行2シーズン目(13629km走行済)
 保管していた状態から氷雪路で使えるようにするための慣らしとECOPIA EP001Sとの違いを把握するため軽く100km程走りました。市街地では大差がありませんが、勾配付きの急カーブでは安物スタッドレスだけあって速度を上げずとも少し乱暴なハンドル操作になっただけで簡単に悲鳴を上げ滑り始めます(滑り方は穏やかで低速なのでリカバーも楽です)。一方で気になったのが縦方向のグリップでエコタイヤよりもスタッドレスの方がブレーキが効くような感覚がしました。特にブレーキの踏み初めは高圧EP001Sの踏み方では強すぎて慣れるまでガク付きました。空気圧を同じにしたら夏タイヤが有利なのかもしれませんけど、やっぱり極度のプリウスチューンAAAエコタイヤは人に勧められないかと思いました。まぁ、ローグリップを承知でタイヤに合わせた運転が出来る人ならいいんですけど結局EP001Sで今年は一度も30km/L以上は出せずじまいでコストパフォーマンスも疑問です(それでも燃費は昨年比10%改善を達成できそうなので効果無しともいえずハンパ)。
 予想通りECOPIA EP001SとGARIT G5の差は昨年のR1Rからの履き替えと比べてずっと少ないので今年は慣れるのが早そうです。
 GARIT G5はサイドの溝が無くなってきているので雨天時や新雪上の走行は注意が必要と思います。経験上、トンネル出口や橋梁などの部分凍結に対してはマシになったかと。特に夜間は何も見当たらないところで滑ってる車を見かけるので油断できません(ブラックアイスバーンはスタッドレスでも滑ってから気づく最悪のトラップ、先行車が滑ったら緩やかに減速、決して急ブレーキを踏んではならないのが厳しい)。

Prius ODD Meter 221832km.

プリウス

近況、ルーフに貼ってみました
 追加のフィンを巻き尺で測り等間隔でフカヒレアンテナと並べてみました。設置場所はほぼランエボのパクリです。が、フィンの目的が車体安定化では無く単にリアガラスの水滴を飛ばすため。何を安定化(スタビライジング)するかって、私の場合は視界だったり。燃費ばかりが話題に上りますけど元々視界が良くない車両で交差点や駐車場などは注意が必要です。
 NHW20以降のプリウスは空気抵抗軽減のため独特の形状をしていてリアガラスがかなり上を向いています。このため短い時間でも雨が降っていると停車中に水滴がリアガラス上に溜まり視界が悪化します。
 これに対して、市販のボルテックスジェネレーターを追加することで乱流を発生させ通常ガラスの上側を抜けてしまう空気をガラス表面に沿わせることで水滴を吹き飛ばします。
 一応、私のNHW20はリアガラスもコーティング処理していてノーブラシ洗車機などでは効果を発揮しますが降雨時、積雪時はワイパー無しでは厳しいです。そこでボディ同色のフィンを取り付けて効果を確認しました。
信号待ち停車状態
走行直後(右折待ち)
 住宅地や信号が多い四条通など低速で停車が多いところではあまり効果がありませんが、堀川通や五条通のようなペースが速い道では水滴が吹き飛びかなり見やすくなりました。ただし、晴れている日にわざとリアガラスに水を撒いて走ってみたら少ししか飛ばず雨天時に連続して水滴が水滴を押す連鎖状態にならないと写真のようにはなりませんでした。フィンが小さすぎ発生させるエネルギーが小さい可能性が高いです。とてもでは無いですが、車体を抑えるようなパワーは出なさそうです。本気で抑えるならランエボみたいな背びれに見える大きなフィンが必要と思います。
 一方でドアミラー内側に付けたフィンは効果てきめんで助手席、運転席ともにドアガラスやドアミラーの視界がかなり改善しました。高価な熱線入りレインクリアリングブルーミラーを付けていてもドアガラスが水滴だらけでは視界が悪くなります。ユーザーが手を加えないと本領を発揮できないオプション(ガラスコート、レインクリアリングミラー)…微妙。