プリウス

 あっという間に前回の交換から5000km以上走っていたため夕方に京都トヨペットへ行きオイルを交換してもらいました。ついでにリヤワイパーラバー(ゴムの部分)が1年足らずで割れていたため交換。先日リヤワイパーを動かしたとき大きなビビリ音がして洗車時に見てみたらゴムがダメになっていました。フロントワイパーと違って使用頻度が低く、年始めの大雪のため傷んだのかこれまでは2年間保っていた部分です。当然ながら交換後は静かに綺麗に拭き取れるようになりました。細々とした部分が大分傷んできています。
先端部分からゴムが割れました
 最近晴れた昼間は気温が上がってきてグリルを開放するかどうか様子をうかがっていますが停車時などに気温計、水温計を見る限りまだ問題はなさそうです。燃費走行をしていると水温が50~80℃付近と通常のエンジン(90℃付近)よりもずっと低い状態でエンジンを回すので少し心配です。ノッキング対策のためハイオクガソリンを入れ続けているため添加されている洗浄剤である程度はススを落とせているとは思います。それでも、これから雨が多くなると湿気が入りそうですし、ガソリン供給の懸念が小さくなっているのでアクセルワークを元に戻します。半分でもグリルを塞いでいると以下の写真のように外気温と吸気温差が大きくなります。
外気温17℃、吸気温33℃、水温58℃(市街地信号待ちアイドリングストップ状態)
 結局、3月4月と京都市街では給油制限は見かけませんでした。普段でも行列している激安店は制限があったかも?という程度。京都は春の観光シーズンのハズですけど土日でもスタンドが空いてます。観光バスがセルフで入れていたりと現状では燃料供給よりも観光の低迷の方が心配です。

Prius ODD Meter 135445km.

プリウス

 タイトルを見て?と思った方は復路の経路でなぜ行かなかったか疑問かも。美作(みまさか)、智頭(ちず)、上月(こうづき)など難読地名が多くGPSのログを解析しないととても分からなかったカオスなルートで鳥取を目指しました。初めて通る道がほとんどで新鮮ではあります。今日ほど自動で地図がアップデートされるナビが欲しいと思った日はありません。
GPSログ、復路安富PA手前で電池切れしPAで充電
 往路:京都南IC→名神→吹田JCT→中国道→神戸JCT→山陽道→播磨JCT→播磨道→播磨新宮IC→R179(出雲街道)→R373(智頭街道)→佐用IC→中国道→美作IC→R53(因幡街道)→智頭IC→鳥取道→鳥取IC→R9→白兎神社
 目的地は因幡国の白兎神社。神社前が道の駅神話の里白うさぎ(sirousagi.com)として整備されているためナビで設定しやすいかと思いきや鳥取道の地図が古く往路はかなり遠回りしていました。その結果着いたら売店は閉まり、24時間参拝可能で拝観料なしの神社は薄暗く潮騒の音と潮風の匂いと相まって独特の雰囲気を醸し出していました。暗い境内に自分一人。先日の矢田川と異なり道の駅には人気があり、近くにローソンもあって真っ暗というわけでは無いのが救いでした。
 帰ってから地図をよく見てみると佐用ICから中国道を広島方向に向かったのが大きなミスです。鳥取道へと向かう佐用JCTは佐用ICよりも東側(神戸側)にあり、一旦神戸方向に戻ればすんなり鳥取道で往復でき1時間以上節約できたと思います。
道の駅神話の里白うさぎ駐車場にて
 菊座石についての看板はありましたが暗くてどれのことかよく分からず帰宅してから検索してみて分かりました。日没前に着かないと厳しいです。

Prius ODD Meter 135338km.

プリウス

診療所前大型車駐車スペースにて
 バタバタしているうちに京都市内の桜は散り始め山間部でようやく上手いこと写真が撮れました。先週はつぼみで今週もまだかと思いきや満開でした。あいにくの雨でしたがDSC-TX5の白飛びが抑えられているという点ではプラスかもしれません。
全景、水仙も満開です
 個人的には散るのが早すぎて見るヒマも撮るヒマもほとんど無い桜花はあまり好きでは無いのですが「京都の桜ってどう?」とか結構聞かれるのでこの場で報告します。紅葉も同様ですが場所により、年により、見る人により同じ景色が全く違って見えるので「ここがいい」とか勧めるのは非常に難しいです。定番スポットは多々あるのですけど…。
 残念ながら堀越峠南側は雪害でやられ、時間の都合から道の駅名田庄から先の南川沿いの様子を見に行く余裕はありませんでした。

Prius ODD Meter 134792km.

プリウス

ホイールにはQMIグラスシーラント+ブリスXが掛かってます
前輪で残り40%ぐらい
 先週電話したときに思ったよりもあっさり予約が取れ、朝一で京都トヨペットへ行きタイヤを交換してもらいました。昼間の気温が20℃近くとなりスタッドレスタイヤの摩耗が速くなるため夏タイヤです。
 スタッドレスタイヤGARIT G5は昨年末の12/26に交換してから11256km走っていて既に50%近く摩耗しているため来期も厳冬期の使用は無理そうです。夏タイヤのREGNO GR-9000は2010/11/13に14110km走った後に保管していたためこちらも残り半分以下です。それでもGARIT G5よりもずっと乗り心地が良く静かになりました。静音性能に関してはREGNOがずば抜けています。
 トヨペットの店内に「タイヤ値上げします」という広告があり、聞いてみたところメーカーやモデルによってマチマチとのこと。今回も別料金でバランスも取ってもらいできるだけ粘ることにします。REGNO GR-9000は1セット目で保安基準(1.6mm)ギリッギリまで乾燥路ならば食いつくのが分かっています。さすがに摩耗してる状態では路面が濡れていると滑りますけどそれでもGT-3(燃費タイヤ)と比べるとずっとマシです。REGNOの次期モデルREGNO GR-XTでは燃費対策が行われているので摩耗した状態でのウェットグリップが懸念されます。NHW20とZVW30の雨天時制動距離の差を見る限りGT-3よりはECOPIAの方がずっといいようですけど。
 燃費走行では燃料消費は防げますがカーブでの減速を防ぐため、安全上可能な限り荷重移動をせずタイヤで曲げ立ち上げ時のアクセルを弱くするので前輪タイヤの負荷は大きいです。教科書通り減速(ブレーキ)→旋回(ステア)→加速(アクセル)という操作は安全でタイヤには優しいですが加減速でロスします。燃費走行するプリウスの後をプリウスでも走りにくい(CVTやMTならまだしもATにはかなりのストレス)のは特にこの辺りでしょうか。加減速具合はタイヤのグリップや充電・水温状態によって変わるため非常にややこしい動きをします。10万km以上乗っている自分の車でも把握しにくい代物なので人様のプリウスはさっぱり分かりません。

Prius ODD Meter 134077km.

プリウス

通過時間・カード情報・取扱番号を加工
 クレームが入ったのか播但道の利用料がNEXCO分を除いた福崎北→朝来IC間での割引前料金のみの表示になりました。この方がずっと分かりやすいです。2/27に通った時の利用証明書と比べるとすっきり。ただ、改めてよく見るとETCカードの手渡しで支払っているのに「はじめませんか?ETC!」っておかしくないですか?突っ込みどころばかりです。
 頼まれものを中心に買い物をしながら最終目的地は道の駅あゆの里矢田川です。たぶん、兵庫県内の道の駅では京都市街から最も遠いのではないでしょうか。R9を外れてしまうと一気に車が少なくなり真っ暗で人の気配が皆無の道の駅は寂しかったです。もう少しで三姉妹船長で有名な香住海岸なので海水浴シーズンになれば賑わうのでしょうか。
 徹底的な燃費走行で走ったため非常に時間がかかりました。上記ナビ画面の行程(北近畿豊岡道→舞鶴若狭道→中国道→名神)を4.5h、高速大半なのに平均43km/hです。レカロシートは冬場は体温が逃げにくく温かくていいのですがダラダラと高速を走っていると眠くなり、コーヒーブレイクなどでちょこちょこPAやSAに寄るためさらに時間が掛かってます。

Prius ODD Meter 133809km.

プリウス


 主に荷台用カーペット、後席用DOPカーペットと急ぎで必要なさそうなETC等保証書・説明書を合わせて1.2kg軽量化。さらに使用頻度が低い車載用ハイゲインアンテナを小型のものへ載せ替えました。NR950M 0.99m 260g→SG-M505 0.53m 137g重量にはほとんど影響ありませんがデッキアンダートレイにすっぽり収まりました。
 軽量化すると燃費云々と言うよりもブレーキの効きが強烈でボケっと踏み込むとガツンと減速Gが来ます。

 後席に後輩を乗せたところ紐で固定しただけだったPowerFilmが急カーブでトノカバー上を滑る音が気になるとの指摘を受けました。対策としてヘッドレストの支柱にインシュロックタイで固定しました。バッテリの交換はしにくくなりましたが動かなくなりました。インシュロックタイはグリル塞ぎに使用したものと同じ耐候性のものです。
 太陽電池パネルへの受光効率を考えれば後席中央のヘッドレストを上げて真ん中に固定した方がいいです。しかし、真ん中のヘッドレストを上げるとただでさえ悪い後への見通しが最悪になる(5人乗車時はそれだけでキツイ)のでボツにしました。

エレクトロニクス

 節電が叫ばれる今日この頃、今更ながら買い換える気もしないノートPCをSSDへ換装しました。2009年にWindows7化しているマイレッツ倶楽部でカスタマイズ仕様のCF-R6AW7AJPですが以下のページを参考にすんなりと交換できました。ねじの種類と防水シールにだけは注意が必要です。
参考ページ1:CF-R6のHDDをSSDに換装してみた
参考ページ2:Let’sNoteR6のHDD換装
内容物一式(ノート換装なのでSSD本体以外は不要)
外した部品はできるだけ元の位置が分かるように置きます
組み立て直してSSD認識確認
 新しいIntel製のSSDを使用したのでパフォーマンスもいいです。届いたときに箱が重たくて何が入っているのかと思ったら3.5inchベイ用のマウンタやネジ、ケーブルなど細かいパーツが付属していました。本来はデスクトップPCでの使用を想定しているようです。HDDのカタカタという音が無くなり、元々ファンレスモデルなのでゼロスピンドルとなり超静音仕様となりました。確かに読み込みがめちゃめちゃ速くなりました。振動にも強いと思いますのでもう少し長く使えるよう期待します。
 そうそう、購入して以来今回初めてレッツノートをバラしましたが、想像以上に丁寧に組み立てられていました。パナソニック神戸工場の意気込みが伝わってきます。PC関連では主要部品がほとんど海外製(今回のSSDもMADE IN CHINA)でコスト的には厳しいと思いますが国内生産がんばってください。
CF-R6AでのSSDベンチ結果(Windows7)
 バックアップ・レストアにはAcronis TureImage Home2010を使用しました。再起動後にドライバが読み込まれたほかは特に何も無く普通に使えています。

エレクトロニクス

 私のプリウスに車載しているヘッドライトは新車時(2005年02月15日購入)から相変わらずBF-197+CR-V3です。LEDヘッドライト全盛となり生産終了していますが冬山登山での使用も考慮された優れた製品です。リチウム電池CR-V3対応で一応単三電池にも対応していますけど重量や寿命の点から不利です。先日運用面について書いたPowerFilmもそうですが冬山登山用品なんてマニアック過ぎるんでしょうか。3/17撮影の下記動画のような状態では着氷を防げるハロゲンランプの熱が貴重でかなり使えるんですけど。自動車のヘッドライト(60/55W*2)も頭に付けるヘッドライト(1.25/0.4W)もハロゲン党です。
3月でもところによりドカ雪
 常用で検討するならば、BF-197のような充電池非対応製品の方が良かったりするかなと見直した今日この頃です。若干暗くなっていますがまだ5年前に購入した最初のバッテリで使えています。
 リチウム電池は危険物であり取り扱いに注意が必要で航空機には搭載できず、宅配便で送る際にも申告が必要です。常用のバッテリはEneloopと充電式EVOLTAに移行しているため、私の手元にはニッケル水素二次電池とリチウム一次電池製品という奇妙なコンビだけ残ってます。
 Amazon.co.jpでも不人気商品のようです。ご購入は計画的に。

プリウス

こうのとり大橋西詰め
高解像度(4912x1080pixel, 2.36MB)
 たまには機材の話からは離れましょう。というわけで、小浜のこうのとり大橋について。この橋は写真を撮るのが難しく昨日漁港方面に所用があって戻る時にようやく少しはマシな絵が撮れました。電柱が邪魔ですけど。この橋はNHK連続テレビ小説のちりとてちんのロケ地(NHKの道中記小浜編、これ小浜より貫地谷しほりさんのプロモーションページ状態)となったR162西津橋よりも山側に最近できた橋梁です。写真の通り白くて大きく非常に目立つため道順を聞くときなど目印として重宝しています。橋の奥に福井県立大学や若狭総合公園があります。晴れていれば海の景色は河口直近にある西津橋の方がいいです。悪天候やら夜間に何度も通り過ぎてようやく登ることができた公園の展望台からのパノラマ写真が2枚目で左端にこうのとり大橋が写っています。中央が小浜駅や漁港方面です。
 あと、R162に看板があるものの読めなかった郵便局名内外海の読み(うちとみ)がちりとてちんロケ地・内外海郵便局(小浜市)を見てようやく分かりました。私はドラマを見ていませんがロケ地について詳しく書かれています。

 小浜の春の風物詩いさざ漁も行われていて人はバタバタしていますが南川の流れや小浜湾の眺望は初春ののどかな雰囲気でした。
 航続距離1000km(22.2km/L*45L)を誇るプリウスでは出先での給油は京都から東方面では尼御前SAや浜名湖SAを超えない限り必要ないですが少し気になって小浜市内のガソリンスタンドを見ても京都同様特に制限は無さそうです。福井県は軽自動車だらけ(軽自動車普及率トップは鳥取県軽自動車王国?普及率が全国1位、台数トップは福井県都道府県別の世帯当たりマイカー普及台数)なので人口の少なさと相まって元々搭載可能量が関東と比べて少ないと思います。関東のガソリン不足の背景には保有台数の絶対値だけで無くタンク容量が大きな登録車の比率もあるのではないでしょうか。単純に比べてもムーヴ36Lに対しアクシオ50L、マークX 71LでありマークX1台分でムーヴならば2台入ります。
 おっと、いつもの調子に戻ってしまった…。

プリウス

 2/22に一旦グリル塞ぎを解除し3/4に再び塞ぐまでの間どれだけ燃費が変わるか比較しました。解除していた10日間の燃費は822km/37.42L=21.97km/Lでした。この直前は861km/37.69L=22.84km/Lでおおよそ4%程度の改善があったようです。比較している間に荷物を下ろしたりはしていません。特に燃費走行もしていなかったので伸び率は低い可能性があります。
 3/14からはガソリン供給の懸念(京都では3/19現在特に制限や待ち行列はありません)や価格上昇に対応すべくあまり乗り気では無いですが燃費運転に切り替えました。加速時は2000rpm縛り(上り坂だけは若干オーバー)と例外無しで4000rpm以上を封印、あとはできるだけ一定速度を保つという簡単なルールだけ導入しました。京都の平均的な出だしよりやや遅いのでイラチにはブチ抜かれます。これまでの経験上、低速ならば燃費が改善するというわけでは無く主に加減速時に燃料が消費されるためできるだけ一定速度、つまり低速では無く定速が重要となります。このルールはどちらかというと従来のガソリン車に対して有効な方法でイカレた燃費車両であるプリウスの場合、加速を緩くしない方がかえって燃費が良くなったりするらしく難しいところではあります。
 ZVW30ではハイブリッドシステムインジケータが目印になりゲージ半分以下(かなり遅い)で運転することでかなり燃費は改善すると思います。NHW20はインジケータが無いのでタコメータが無ければエンジン音が目安となります。2000~3000rpmで音が車内に響く程度、4000rpm以上では車内で会話ができないぐらいかなりうるさくなります。
 まだ、燃費運転に切り替えて一週間も経たないですがこれまで冬期はEMVではなかなか出なかった25km/L以上の数字が出るようになりグリル塞ぎ以上の効果があります。グリル塞ぎとの相乗効果もあるようで定量的な評価は難しいですがエンジン停止時間が延びるほど効いてくると思います。直近2回(3/16,19)の給油での燃費は24.43km/Lと25.74km/Lで10%以上改善しています。これでも実走行でカタログ燃費(35.5km/L)を超えてしまう驚異的な燃費を叩き出す方々からすると全然です。
 30km/Lの壁を越えるには2000rpm縛りというのが適切では無くバッテリ電流を監視して充放電を見ないとダメかも。
 プリウスは燃費を前面に出して販売されていて実走行燃費とカタログ燃費の乖離を気にされる方も多い(私の燃費22km/L付近を話すと「そんなもんやね」とよく言われる)ですが本気を出すと一気に燃費が良い方向にも悪い方向にもブッ飛ぶハチャメチャな車でなので改善する方向で考える甲斐はあると思います。Webやら書籍やらで見て知る限りプリウスの燃費バラツキはセンター20km/L程度で7km/L~40km/Lぐらいあるようです。
 4月に入ってもガソリン供給難(実際には電力同様に供給能力よりも西日本と東日本間での相互輸送能力があまりない点がネックみたいですけど)や急激な価格上昇が続くようならばカーペット剥がしなどさらなる改善策を検討します。どんどんレーシーでスパルタンになっていくという噂も…。軽量化のため助手席にSP-GIIIかなぁ?

Prius ODD Meter 131838km.