コミックス

 予約注文していたのが届きました。この9巻全体を通してほとんど主人公と桜島で走りながら話が進みます。修羅場モードから抜けるかと思いきやさらに壁が高くなりました。主人公の経歴が少しだけ明らかになり、娘からの冷たい視線&痛恨の一言が出てきます。家出(?)状態となった元学生チャンプがネットカフェでジャージのまま電話してたり。どこまで追い込むんでしょうか。後半に少しだけチームの組み立て方針が出てきます。

プリウス

 職場がホンダ党だらけ(なぜかストリーム乗りばかり…)なので強くインサイトを勧められレンタルしました。そんなわけで独断と偏見に満ちあふれた露骨な比較ページを作ることに。ZVW30との比較はあちこちであると思うので私のアフターパーツ付き重整備NHW20とレンタカーZE2で比較してみます。NHW20に対しては6年間12.8万km分のバイアスが掛かっているので全くフェアな比較ではありません。あしからず。
明るい青塗装の外観はZE2の方が映えます、NHW20はすっかり街の風景で見慣れてしまいました
インパネはNHW20の方がすっきりして景色も広く感じます(あくまで主観)
ボンネット内も対照的、カバーで走るわけじゃ無いですけど
ZE2を運転してみると後述の一点(アイドリングストップからの発進)以外ほとんど気にならず1.3Lとは思えないすさまじいパワーが出て小型軽量のシャーシ・ボディと相まってエンジンを回すのが非常に楽しい車です。NHW20が1.5Lといいながらアトキンソンサイクルにしているためパワーが全然無い上ボディもでかい車重も重いのと対照的(その代わりNHW20はモーターが強力)。
 ノーマルで非常によく走るZE2のコストパフォーマンスは驚きですけど、欠けている部分もあります。同乗者への配慮はかなり乏しく助手席や後部座席に座る立場だったらZE2は非常にきついと思いました。運転席からの写真の通りフロントガラスからの景色もプリウスの方が広く景色が楽しめるため車室の広さ以上に圧迫感が小さくなっています。走行性能を重視するためか全高自体がZE2の方が低く(1490対1425mmの6.5cm差、最低地上高145mmは同じ、室内高1225mm対1150mmの7.5cm差)景色を楽しむというよりガッツリ走る感じです。夜間やトンネル内などはZE2仕様で問題なく重心が低いためZE2の方が安定性はいいです。また、ZE2のサスはTRDチューン(?)が入っているのでは無いかと思うくらい地面に食いついて良く走りますがいかんせん硬いため縦揺れが気になり乗り心地もちょっときつい。前後や横方向の揺れは非常に良く収束していると思います。
 普段プリウスを運転している私がZE2で最大の違和感を感じたのがアイドリングストップから復帰して発進する時です。ZE2でブレーキを離して直ぐにアクセルを踏み込むとMT車でクラッチを乱暴につなげた時のようにガクつきます(個体差があるかも?)。私のアクセルへの踏み替えが速すぎるだけでコンマ何秒か遅ければ全く気にならないかも。アクセルゆっくりという燃費運転の基本要領を実践すればさほど気にはならないのですけど、エンジンを止めたままモーターだけでも発進可能なプリウスと比べると待ち時間が発生することになります。一般道でロケットスタートする必要は無いとはいえ右折待ちで発進タイミングがずれるのは気になりました。

 まとめると、走行性能優先という方にはZE2はアリではないでしょうか。車好きだけであちこち回るならばZE2で問題無さそうですけどそうでない人を乗せたり荷物を載せたりすると発売年(2003年と2009年)で6年差があるとは思えないくらいNHW20が良くできていると思います。意図的かどうかはともかくNHW20はエンジンを回している感覚が希薄だというのを実感しました。内燃機関を回すのが面白いと当然ながら露骨に燃費が悪化するためブン回し対策としてわざとかも。私がNHW20を購入した2005年頃はNHW20がダメだったらハイブリッド車自体が終わっていたわけで選択肢が増えたのはいいと思います。IMAとTHSどっちもまだまだ発展途上なので今後の展開が楽しみです。
 派手に回しまくったのでZE2の燃費は終わってますが724km/37.56L=19.27km/Lでした。真面目に燃費走行すれば20km/Lは堅そうです。
 インサイトZE2をレンタルしたオリックスレンタカー京都駅前店はハイブリッド・EV専門でプリウス(NHW20, ZVW30)、インサイトの他にも、iMIEV、リーフ、CR-Z、エスティマハイブリッド、電動自転車が配備されているらしい。アルファードハイブリッドは希望を出したらしいが生産中止で配属されなかったとのこと。
 最後に行きしなに京都トヨペット傘下の整備工場横を通ったときになんと!私のプリウスがフェンス越しに停まっているのを激写。

プリウス

交換前、バックドアを細いステー2本だけで上げてます(Lot.No撮り忘れた…)
 かなりの頻度でリアハッチを開け閉めするためかダンパーがへたってきて(わずかずつだがガス抜けらしい)手で持ち上げないと上まで上がらなくなってきたので左右両方とも交換を依頼しました。見積もりには金額が出ていましたが、昨年の車検時(新車登録5年目)に営業さんのすすめで保証がつくしプランに入っていたため無償修理に。新車登録後7年までならば走行距離無制限というところが大きく助かりました。純正カーナビやパワーウィンドウなど電装品に適用されると聞いていたのでステーはダメかと思ったら対象だったらしい。
新品左側 新品右側
 新品になり途中まで持ち上げると勝手に上がりきるので大分楽になりました。
         ↓この走行距離では無制限保証以外無いのと一緒です。
Prius ODD Meter 128650km.

プリウス

TWS Airverde+GARIT G5
 昼前に京都トヨペット七条本店へ。6年前の新車時にBLIZZAK REVO1と一緒に購入したアルミホイール(BS FEID TS7)があまりにボロくなってきたため夏タイヤと同様に超軽量ホイールTWS Airverde CF for PRIUS e2 15″ 6.0J 5Hole PCD 100 Inset 45 4.06kgへ変更。FEID TS7はホイールナットが純正とは違ったため交換時に何度か家に忘れて取りに帰ったこともありましたが新しいホイールは純正ナット(平面座、袋ナット)で夏冬ともに使えます。夏タイヤ用のホイールと同じくQMIグラスシーラント・ホイール用も施工。ギラギラです。
 昨年末に交換したGARIT G5はまだ5000kmちょいしか走っていないのではめ替えで依頼しました。スタッドレスのホイールはめちゃめちゃに汚れるためグラスシーラントの上にブリスXをオーバーコートで塗ろうと思っていました。ところが、某所からもっと安くて楽なのがあるとお勧めをされたコーティング剤があり、オートバックスのクーポンもあったのでシュアラスターゼロウォーターを試してみることにしました。
 シュアラスター製品は初使用です。オーバーコートで使うため定着するかどうかが課題です。ホイールは融雪剤やらで徹底的に汚れるので防汚効果も検証します。ボディは当面はブリスXのままで無くなったときにどっちをリピートするか考えます。
ボディ:QMIペイントシーラント(2005年)+ブリスX(2010年~現在)
プラスチック部分:バリアスコート(2010年~現在)
スタッドレス用ホイール:QMIグラスシーラント・ホイール用+ゼロウォーター(今日~)
夏タイヤ用ホイール:QMIグラスシーラント・ホイール用+ブリスX(2010年~現在保管中)
 現在使っているコーティング剤は主に3種類。結構面倒です。
 あと、洗車後に先日購入したウインドウォッシャー液の補充もしましたが明るいところで注意書きをよく読むと重要な事が書いてあったのでウインドウォッシャー液DX 2Lボトル購入の写真を差し替え、注意を追加しました。

Prius ODD Meter 128004km.

エレクトロニクス

 先月発注し日付指定で届いたATOK2011を入れました。特にATOK2010から変わった気がしません。一番気になったのはYahooツールバーが同時にインストールされるようでいちいちアンインストールするのが面倒です。あと、今更ATOK Syncをアップデートツールでお勧めされても既にIDiskの契約自体をBackupのみにして切ってしまったので遅い。昨年までアップデートの度にチマチマダウンロード→インストールしていた手間がばかばかしく思えます。
 元々期待も大きいだけに評価が厳しくなっていますけどわざわざ代金を払って手間を増やしているのはどうかと思います。JUSTオンラインアップデートのオススメもいちいちチェックを外さないと使えないソフト(ATOK Sync)をインストールしようとするし、こんなところでユーザーが離れてしまったらどうするんでしょう?
 しょうもない点では過剰包装については大分マシになってきましたけど、未だにB5サイズの外箱が邪魔です。店頭で箱の説明書きを読んで買う人がどれだけいると考えているのか聞いてみたいです(惰性?)。個人的には家庭ゴミの廃棄も有料になっているので可燃ゴミで出せる紙製のCDジャケットと簡単なブックレットで十分だと思います。当然、オマケのメモパッドもいらん。
 なぜ、(ダウンロードではなく)単品パッケージを購入しているのか?「メーカーがインストールして欲しいもの」を勧めるのがユーザーにとってメリットがあるのか?ジャストシステムさんにはもう少し考えていただきたいと思います。売れないものを売り方の工夫やサービスなどで無理矢理売ることが多い中でせっかく売れる商品を持っているのですから改善の余地はあるはず。
 ATOKからは逸れますが、JUSTアカウントへ移行するとともに、IDiskバックアップツールを3.0.1にアップデート。
>・「削除一覧を取得中」のまま、バックアップの進捗がない場合がある不具合を修正しました。
これで昨年末はまって100GB以上再アップロードし直しました。

コミックス

 かなり気合いというか思い入れというか広島東洋カープを応援している人ならば有名なエピソードがてんこ盛りです。「なにやっとんならあぁ」とか「ぶちたるんどらァ」とか「ぼれぇしんでぇわみとられん」など広島訛り(?)も懐かしい。野球中継を聞いていてもたまーにマイクが「おんどりゃぁ」とかとんでもない罵声声援を拾ってたりします。

 この巻を読む限りタイトルは球場じゃなくて広島東洋カープラヴァーズじゃないですか?次巻表紙は赤ヘル装備で。京都に来てからそこら中トラキチだらけ(会社の駐車場に縦縞車両が出現したことも…)なので肩身が狭かったり。虎ヴァージョンも出そうな気配。
 巻末の特別収録もキてます。京阪神ならば「なぜ教室内に縦縞、法被、トラッキーが無いの?」でしょうか。最後の優勝1991年でしたっけ。4タテ食らったような…。(調べてみると4タテは前年の巨人で1991年広島は日本シリーズ最終戦で逆転敗北)
 気がつけば私も津田恒美投手の歳を超えそうです。

エレクトロニクス

 2007年に購入してしばらく使用していなかったFeliCaリーダRC-S320をWindows7で使えるようにしました。ドライバはSONYのサイトからFeliCaポートソフトウェア(http://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/felicaportsoftware.html)をダウンロード、SuicaやICOCAなど交通系カードの履歴や残高を見るためにはSFCard Viewer 2(http://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/sfcardviewer2.html)を入れればいいらしい。
 プラスチックカードだけでなくおさいふケータイも認識するようでP-01BのモバイルSuicaのデータを読むこともできました。私が持っているRC-S320は既に廃番でFeliCaポート/パソリ パソリシリーズでできること(http://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/products/list.html)によるとネットで確定申告、テキストデータ転送、画像データ転送には非対応。

 なぜこれが必要かというと、モバイルSuicaをJR西日本の区間で使用すると写真のように駅名が****になってしまい料金しか分からないからです。

プリウス

こんな状態の道を走っているとウォッシャー液が無くなります
 今年の冬は厳しく走行中でも平気で-3℃とかになるためヘタに薄めると凍り付いて出なくなるためウォッシャー液がものすごいペースで無くなります。夏場は水道水で薄めまくって粘っている(ぶっちゃけ洗剤無しでも何とかなる)のですがワイパーが届かない部分の氷を落とすためにもエタノールメタノール(後日修正、注意書きをよく読んだらメタノールでした)が必要です。京都北部の山岳地帯を走っていると木の枝ごと雪や氷の塊が落ちてくるため泥が結構付きます。木からの落雪以上に汚れるのが対向車や先行車の跳ね上げで大型車の場合は長い車間を取っていても融雪剤や泥が混ざった水が飛んできます。
V9350-0353(Webの写真と容器は違いますが型番は同じ)、色は青色(左端がウオッシャ液のタンク)
裏面説明書き(クリックで拡大すれば読めます、水と1:1で希釈して-20℃まで対応)
 普段は京都トヨペットさんで500mlずつ補充しているのですが最近の消費ペースでは追いつきません。さらに山岳地帯に入るときに一時的に濃度を上げる(市街地に下りてから水道水で薄める)ため2LボトルV9350-0353を手配してもらいました。中身はこれまでと同じタクティー扱いのウインドウォッシャー液DX(toyota.jpの説明)です。私はウォッシャー液には撥水や油膜取り等余計な機能は全く要りません(個人的には界面活性剤もあまり要らない)しあまりいい話も聞きません。複数種類を混ぜるのも危ないと思うので新車からずっとこれです。通販で買うと送料だけ損するのでディーラーに型番指定で注文しました。
 注意書きをよく読むと分かるように結構な有害物質を含むため凍結しない範囲でできるだけ薄めた方が良く、引火性や吸入による毒性も考えると取り扱いにくく普通は補充をディーラーに任せた方が安全だと思います。ウインドウォッシャー液使用時にはエアコンを内気循環にしろなんていう注意書きはじっくり読んで初めて知りました。お子様がいる場合などは注意してください。
 まぁ、最近はボンネットを開ける人も少ないらしいので心配するほどでもないのかもしれませんけど知らないでまき散らすのは危険です。

Prius ODD Meter 126662km.

エレクトロニクス

 100BASE-TXのケーブルを部屋の中にひいたのですけどやっぱり邪魔なので802.11nの無線LANを導入することにしました。CF-R6AやPSP-3000用に約3年前に導入した11gのWHR-HP-Gを使っていたのを丸ごとリプレースして統合。アクセスポイントはハイパワータイプのWHR-HP-G300Nをルーター機能OFFで使用しています。PC側はUSB接続で倍速(40MHz帯域)に対応したWLI-UC-G301NをMP-45Dに取り付けて設定しました。
 回線速度はVDSLがネックになっているためケーブルと比べてほとんど変わりません。Windows7の接続状態を見ていると270Mbps~160Mbpsをフラフラしていて何かと干渉しているようです。とにかく、ケーブルが無くなって部屋がすっきりしました。
 互換性も特に問題ないようでCF-R6A (11g)、PSP-3000(11b)も一緒に使えています。混在すると遅くなると思いますけど一日使っていて気になる事は無いです。

小説

 どこかのサイトを見ていて気になったため文庫版を上下巻まとめて購入して一気読みしました。土日更新できなかったのはこのためです。読んだ後に下巻カバーの背表紙の概要(?)を読んだのですが「巨大企業相手に闘う男の姿を描いた」という通り一遍の表現はこの小説の重要な点が欠けています。闘っていたのはもちろん主人公である中小企業の社長さんと従業員達であり、最大の被害者である事故の遺族の方々なのですけれど、それだけでなく問題の巨大企業内でも銀行内でも法廷でも警察署内でも闘う人たちが描かれています。闘うメンバーの共通点は善悪ではなく己の利益であったり、スジを通すためです。単に悪の大企業に立ち向かう正義漢というだけではこの物語のおもしろさは半減です。私は、悪役メーカーの役員がひっくり返る(主人公側に転ぶ)かもと勝手な予想もしましたがそんなことは無く徹底的に突っ走ってしまいました。お決まりとなっている最後の最後にウルトラCをぶちかますのは意外な人物です。なぜかこの人はドラマ版のキャストには入っていません。
 小説のタイトルを見ただけで分かるとおり、ほぼ完全に三菱リコール隠し – Wikipedia事件をなぞっています。ただし、あくまでも闘う人たちの熱い物語であり、技術的な面(ハブの強度がどうやって確保されるのか)や根本原因(D型の設計)には触れていません。あと微妙に母子死傷事故の現場をずらしてあったり、運送会社側の問題はなかった等、細かい配慮がされています。平行して主人公や従業員家族の問題も出てきますが主人公を公私ともに逆境に追い込んでおき、最後に一気に解決するパターンが見え透いていて微妙です。
 最後に、改めて実際の事件の内容を読んでみるといかに深刻な問題か、メーカーとしての責務とは何かを考えさせられました。