プリウスNHW20とインサイトZE2

 職場がホンダ党だらけ(なぜかストリーム乗りばかり…)なので強くインサイトを勧められレンタルしました。そんなわけで独断と偏見に満ちあふれた露骨な比較ページを作ることに。ZVW30との比較はあちこちであると思うので私のアフターパーツ付き重整備NHW20とレンタカーZE2で比較してみます。NHW20に対しては6年間12.8万km分のバイアスが掛かっているので全くフェアな比較ではありません。あしからず。
明るい青塗装の外観はZE2の方が映えます、NHW20はすっかり街の風景で見慣れてしまいました
インパネはNHW20の方がすっきりして景色も広く感じます(あくまで主観)
ボンネット内も対照的、カバーで走るわけじゃ無いですけど
ZE2を運転してみると後述の一点(アイドリングストップからの発進)以外ほとんど気にならず1.3Lとは思えないすさまじいパワーが出て小型軽量のシャーシ・ボディと相まってエンジンを回すのが非常に楽しい車です。NHW20が1.5Lといいながらアトキンソンサイクルにしているためパワーが全然無い上ボディもでかい車重も重いのと対照的(その代わりNHW20はモーターが強力)。
 ノーマルで非常によく走るZE2のコストパフォーマンスは驚きですけど、欠けている部分もあります。同乗者への配慮はかなり乏しく助手席や後部座席に座る立場だったらZE2は非常にきついと思いました。運転席からの写真の通りフロントガラスからの景色もプリウスの方が広く景色が楽しめるため車室の広さ以上に圧迫感が小さくなっています。走行性能を重視するためか全高自体がZE2の方が低く(1490対1425mmの6.5cm差、最低地上高145mmは同じ、室内高1225mm対1150mmの7.5cm差)景色を楽しむというよりガッツリ走る感じです。夜間やトンネル内などはZE2仕様で問題なく重心が低いためZE2の方が安定性はいいです。また、ZE2のサスはTRDチューン(?)が入っているのでは無いかと思うくらい地面に食いついて良く走りますがいかんせん硬いため縦揺れが気になり乗り心地もちょっときつい。前後や横方向の揺れは非常に良く収束していると思います。
 普段プリウスを運転している私がZE2で最大の違和感を感じたのがアイドリングストップから復帰して発進する時です。ZE2でブレーキを離して直ぐにアクセルを踏み込むとMT車でクラッチを乱暴につなげた時のようにガクつきます(個体差があるかも?)。私のアクセルへの踏み替えが速すぎるだけでコンマ何秒か遅ければ全く気にならないかも。アクセルゆっくりという燃費運転の基本要領を実践すればさほど気にはならないのですけど、エンジンを止めたままモーターだけでも発進可能なプリウスと比べると待ち時間が発生することになります。一般道でロケットスタートする必要は無いとはいえ右折待ちで発進タイミングがずれるのは気になりました。

 まとめると、走行性能優先という方にはZE2はアリではないでしょうか。車好きだけであちこち回るならばZE2で問題無さそうですけどそうでない人を乗せたり荷物を載せたりすると発売年(2003年と2009年)で6年差があるとは思えないくらいNHW20が良くできていると思います。意図的かどうかはともかくNHW20はエンジンを回している感覚が希薄だというのを実感しました。内燃機関を回すのが面白いと当然ながら露骨に燃費が悪化するためブン回し対策としてわざとかも。私がNHW20を購入した2005年頃はNHW20がダメだったらハイブリッド車自体が終わっていたわけで選択肢が増えたのはいいと思います。IMAとTHSどっちもまだまだ発展途上なので今後の展開が楽しみです。
 派手に回しまくったのでZE2の燃費は終わってますが724km/37.56L=19.27km/Lでした。真面目に燃費走行すれば20km/Lは堅そうです。
 インサイトZE2をレンタルしたオリックスレンタカー京都駅前店はハイブリッド・EV専門でプリウス(NHW20, ZVW30)、インサイトの他にも、iMIEV、リーフ、CR-Z、エスティマハイブリッド、電動自転車が配備されているらしい。アルファードハイブリッドは希望を出したらしいが生産中止で配属されなかったとのこと。
 最後に行きしなに京都トヨペット傘下の整備工場横を通ったときになんと!私のプリウスがフェンス越しに停まっているのを激写。