プリウス

 以前から気になっていた京都から熊野本宮大社への主要ルートで紀伊田辺ICまでできるだけ高速を使うR311と有田ICで下りて白馬(しらま)トンネルを抜けるR424経由の直行2通りを往路と復路で走ってみました。背景としては従来使っていた名神→吹田JCT→近畿道のルートが混雑する(中国道へ向かう車とカブる)のと阪神高速8号京都線+第二京阪は空いているものの料金が高い(有田ICで下りれば吸収できる)ためです。割引が入るとややこしいのですが、普通車通常料金で検索すると以下のように出ました。
フル高速プラン:上鳥羽IC→南紀田辺ICで5800円
名神・近畿道プラン:京都南IC→吹田JCT→南紀田辺ICで5050円
第二京阪かつ有田ICまで:上鳥羽IC→有田ICで4450円
 今回復路でR424→有田ICに設定するのは湯浅御坊道路の渋滞を避けるためで阪和道有田ICから大阪側は2車線になる点もあります。残念ながら今回は阪和道の2車線区間でも交通集中で渋滞していて紀ノ川SAも混雑していました(結局岸和田SAまで行って休憩)。
 結論を先に書くと、有田IC-熊野本宮大社間で渋滞が無い場合、R424に対して阪和道+R311の方が30分程度早いです。R424ではトラックが先行したため普通車のみの車列よりは遅かったかもしれませんが厳しいタイムリミットを設定しなければ渋滞や寄り道でひっくり返る程度の差でした。日没リミットや悪天候などリスクがある場合はできるだけ高速を使った方が無難な事には変わりません(渋滞に捕まったら目標やルート変更)。30分経たずに山の天気は激変します。
 1994年に白馬トンネルができるまでは明らかにR424が不利でしたがこのトンネル以外でもバイパス工事などで改良が進み、現在は快走できる区間が多くなっています。このルートは地元やリピーターとしか思えない山岳路に慣れた車両が多いのも大きいかもしれません。
 さて、本題の熊野本宮大社ですが大水害前の雰囲気が大部分戻ってきた感じです。大水害直前に初めてR168経由で一度だけ訪れることができた時の印象は今となっては貴重な思い出です。階段を上がった境内の雰囲気は大きくは変わらず。私が行くと大抵本殿にビニールシートが掛かっていて、今日も何やら工事が行われていました。2年前に訪れた時(2011.10.02)の写真にもある八咫ポストは同じ場所にあり若干説明板が変わっていました。 
2013/09現在の八咫ポスト
 検索してみると、八咫ポスト(http://blogs.yahoo.co.jp/shigeto1953/34551551.html)というブログに設置当時の記事があり参考になりました。

Prius ODD Meter 264038km.

プリウス

 毎月更新というのは頻度が高くあっという間に一ヶ月が経ってしまいます。バージョンナンバーがよく分からず更新後に見てみると、

使用データ:2013年 第1版-1
地図データ:3.010100
検索データ:3.000300

となっていました。更新のたびに増えていっているハズですが何月分の更新をしたのかサッパリです。
アップデート後のバージョン
 ちなみに、AVIC-MRP006+ND-DC1で取得できる通行止め情報はドライブネットのSIMが活きているNV-SP200DTと比べてずっと狭く何度かハマりました。一般道のルート上で50km先の通行止めが拾えないようでは困りものです。広域迂回が必要な場合は任意の地域のVICS情報が拾えたゴリラプラスの方が使いやすいです。
 コストダウンのため今更ゴリラプラス(840[yen/month]、地図更新年3回のみ)には戻れないのでIS12Sを活用し事前にある程度の迂回ルートを手動で指定することで対応しています。
 少なくとも、AVIC-MRP006は時間通行止めを通行不能と判断しているようです。詳細はまとまってから書きたいです。

プリウス

 台風による豪雨により道路があちこちで通行止めなどになり遠出は不可能なので掃除や近場だけの移動となりました。一日も早く復旧して欲しいです。
 以前から書こうと思っていても写真を撮るのが難しく先送りになっていたのがドライブマン720Sの放熱対策です。以下の写真の通りほとんどそのままなのですが、秋月電子で販売しているクールスタッフ(放熱フィルム)50x50mm(通販コード P-01917)というフィルムの端材を貼ってあります。
 そもそもは表面温度測定用の熱電対を取り付けるにあたってプラスチックでは良く当たらないのとそのまま放熱用に使えそうだということで昨年夏から貼りっぱなしとなっています。
放熱用のクールスタッフ貼り付け状態
 クールスタッフ以外の対策としては特にドラレコを意識している訳では無く、日よけ(cretom SA-64(2013-05-26))とフロントガラスグラデーションフィルム(2013-02-17)を追加しています。
 後日追記)クールスタッフ取付当初の写真を見つけましたので追加しておきます。元々は熱電対で発熱を拾いやすくするために取り付けました。
クールスタッフと熱電対取付状態(2012年夏)

Prius ODD Meter 262628km.

プリウス

 台風が接近する中、ひさしぶりに新東名神を渋滞無しで駆け抜けられそうでしたので一気に走ってきました。滋賀県内では何度か強い雨に降られましたが伊勢湾岸道から静岡県内は晴れていました。ECOPIA PZ-XCの高速での挙動が少し分かったかも。宣伝通りハンドル操作に対する安定性は優れていて丁寧に操作すれば転がり抵抗が小さいこともあって滑るように走ります。
 一方で、AAAエコタイヤの宿命かドライ・ウェットによらず急制動に対しては弱く、特にPZ-XCの場合はタイヤが変形するような感覚があります。ブレーキペダルをガッツリ踏み込めばそれなりの距離で停まります(GT3よりはマシかなぐらい、感覚的には高圧BluEarth-1と同レベル、EP001S, NANO ENERGY0よりは伸びる)。慣れるまでは車間を少し広げておいた方がいいと思いました。
 個人的にECOPIA PZ-XCで気になったのは路面状態によってタイヤからのノイズが非常に大きくなり助手席との会話でさえも厳しくなります。新東名神は舗装の状態が良いのでまだマシ(それでも追い越しを走ると厳しい)ですが東名や北陸道の荒れた区間では速度を落としても非常にうるさくなります。カタログのどこを見ても静音とは書いていないのでこの点は妥協点と思われます。
近況、思ったよりもフィンが目立ちます。
 雲行きが怪しく日没までにできるだけ戻った方が良さそうなのでとんぼ返りです。残念ながら当初目標とした新清水JCTまでは行けませんでしたが今回は川根へは登らず掛川から東名にて戻りました。

Prius ODD Meter 262563km.

プリウス

 整備の間が空いた場合など適当な間隔(交換作業後ホイールが馴染んでから100km走行後などが目安)でトルクレンチを使ってホイールナットの増し締めを行っています。諸般の事情というかハブボルト径(19mm)とハブナット径(21mm)を間違えて発注したため私は赤マーク108NmのKTCホイール専用トルクレンチを使用していますが本来トヨタ車ならば黒マーク(103Nm)に21mm付属のセットがお買い得です。まぁ、ディーラーとカブるし5Nmの差よりは全20本のナット締め付けトルクが均一かどうかの方が重要ですのであまり気にしていません。
ホイールナットを増し締め
 ちなみに、NHW20プリウス純正のホイールナットはISO規格の平面座でナットとホイールの接触面にワッシャー(座金)が付いており一本でも緩むとホイール付近からカチッカチッという独特の金属音が鳴ります。最初は何事かと思って路肩に駐めてジャッキアップしたり四苦八苦しましたが一度覚えてしまえばすぐに気づきます。応急タイヤ使用中もこのワッシャーが鳴り続ける(ワッシャーが完全に応急ホイールと密着しないため)ようになっていました。良くできているといえば良くできているのですが路上で自分でホイール交換を行うぐらい走り込んでいなければ気づかないポイントかもしれません。社外品で良く有るテーパーナットに替えてしまうとこのメリットは失われます。欧米輸出を念頭に置いた世界戦略車のためかしれっとISO化してたりします。
 最近はディーラーもどこの整備工場もトルク管理は厳しくなっているようで外すときや仮締めはインパクトレンチを使っていてもリフトを下ろしてからの本締めはトルクレンチを使っているようです。ユーザーがチェックを入れているかどうかはともかく。
 専用トルクレンチの優位性はエイビットさんのKTC ホイールナット専用トルクレンチ(http://www.abit-tools.com/ippin_pages/etc1/ktc_torq_hoi_ippn_a.html)で詳しく説明されています。

Prius ODD Meter 261950km.

プリウス

近況
 今年の夏の暑さが厳しかったか、一時期インシュレータを外していたのが効いたのか4月末に取り付け(2013-04-20)てから半年経たずに剥がれました。私が貼り付けたボンネット側ならば貼り方の問題かもしれないのですが実際には下の写真の通り両面テープのモール側(初めから貼ってあった)で剥がれてしまい取り替えてもまた剥がれる可能性が高いため取り外す事としました。
モール側から剥がれワイパーと干渉
 気づいたきっかけは名神を走っていて断続的に雨に降られたためワイパーを動かしたところ、運転席側のアームにモールが当たっていたためPAに駐めて剥がしました。
 端材が少しだけ残っていたはずなので中央に少しだけ貼ってみるかも。
 あ、後から取り付けた風切り音低減フィンセット(2013-08-31)の方はまだ大丈夫そうです。エンジンルームの熱を受けないから?それとも単に小さいからか。

Prius ODD Meter 260950km.

プリウス

 京都市内の路上でコンフォート教習車が運転席のドアに反射シートを貼っているのを真似て前のドアパネル2枚だけに貼っていた反射テープを全てのドアに追加しました。文章で読むより下の写真を見ていただいた方が早いです。反射テープだけを光らせてデジカメで写真を撮ろうとしましたがどうにも焦点が合わず。たまたまバースト時に撮った写真が尾灯を点灯した状態で上手く撮れていたのでピント合わせのために点灯しています。
 これで万が一、全電源喪失状態となってもドアが開いていることがライトを点けた後続車からは簡単に分かります。
開放している全ドアパネルに反射シートを追加(尾灯・番号灯以外はストロボの反射光)
 尾灯下の細長い反射板はリアランプASSYに組み込まれたもので車検を通すために必須です。私が追加した反射シートは全てドアを閉じると見えなくなる位置にあるため車検云々とは関係無いはずです(外装に貼る場合は要注意)。
 今回はバーストした場所もJAFの救援を待った場所もたまたま山奥で人っ子一人いない場所でしたので三角板や反射テープは冗長で済みましたが高速やペースが速い幹線道路上で停まらざるを得ない状態を考えると油断はできません。三角板は常に2枚載せていて前方にも1枚設置しました。が、応急タイヤ取り外し+タイヤ交換作業の完了まで一台も来なかったので見たのはJAFの方と私だけ。
実際のJAFの救援待ち状態
 ちなみに左後輪横で黄色に反射しているのは油圧ジャッキの柄です。真っ黒に塗装されアスファルト上に置いて見失った事があるため反射テープを巻いてあります。

プリウス

 バタバタしていますが何だかんだで距離を走っているので昼から京都トヨペット七条本店へ再度入庫。タイヤバーストの対応で距離は目標の5000kmよりも少しだけ短めです。
 オイルフィルターはいつもどおりデンソーSF-102です。マグネット付きのMF-102から切り替えて既に5個目。オイルの汚れの大半はスス(カーボン)という状態ですのでマグネットは10万km毎に一回にしてみようかなという気分です。同型車が整備工場でリフトアップして並んでいてもこのフィルターの赤色で一発で分かります。
 同時に7月の半年点検の時には延期したスパークプラグも87239km程度使用しそろそろ交換した方が良さそうなので交換を依頼しました。
近況、雨が降ったり止んだりなので屋内駐車場にて
 スパークプラグはDENSO IRIDIUM TOUGH VK16の3セット目です。
次の交換時期は359800kmです。
 夕方から天気は少し回復しましたがはっきりしないので遠出はせずに帰りました。

Prius ODD Meter 259892km.

プリウス

 昨年から汎用のフィンを取り付けていたところ今年2月にほぼ専用品が発売されていたようで貼り替えました。ピラー用のフィン左右合計6pcsが結構大きく目立ちます。
 取付位置の詳細はパッケージ台紙の内側に指示があり自分で考える必要はありません。
ドアミラー下、ドアミラー付け根、ピラーのフィン取替
 以前からフィンを付けていたため目立った違いは分かりませんが車外で強風が吹くとその風の音が気になるという程度です。サイドで発生する自車の走行音はタイヤからのノイズに埋もれるレベルになっているようです。
ミラー付け根に付けたフィンの効果でガラスの水滴が飛びます。
 ルーフに付けたフィン同様に水滴を飛ばす効果もあるようで雨天時の視界改善にもなっています。

プリウス

 事実上のプリウス(ZVW30)専用エコタイヤのコストが非常に高くBluEarth-1→パンク、ECOPIA EP001S→バルブコア破壊、NANO ENERGY 0はバーストと散々な結果となり少し離れる事にしました。メーカーからしたら想定外もいいところの酷使だったかもしれませんので責める気はありません。これからは台風の季節になるので酷道走行性能は必要無いですし。
 というか、どんなタイヤでも35℃を超える暑さの中毎週のように酷道を走って保たせる方がきつい。BluEarth-1も去年の同時期に潰していますのでゴムが熱で相当なダメージを受けていた可能性が高いです。真夏はNEXTRY(A-c)みたいな安タイヤで春秋だけAAA-aの方がいいかも。とはいえホイールを3セットも保有できませんし頭が痛いところです。REGNO GR-9000 PSR02862の廃版以来リピートできる夏タイヤが見つかりません。現在リピート候補になりそうなのは紀伊半島大水害の悪条件下で活躍したPROXES R1Rぐらいか?
 即納かつバーストしたタイヤが装着されていたホイールへの組み替えと補修を依頼するためブリヂストンのECOPIA PZ-XC 185/65R15 88H(カタログスペック:商品コードPSR12165、外径624mm、標準リム幅5.5inch、タイヤ幅192mm)にしました。ここのところずっと夏タイヤは195/65R15ばかり使っていたのでREGNO GR-XT以来の新車装着サイズです。
ECOPIA PZ-XC 185/65R15 88H 2013年30週製造
 イレギュラーな交換のため前置きが長くなりましたが、今度のECOPIA PZ-XCは路面状態によって大きく挙動もノイズも変わり中々くせ者です。無理が利きそうに無いタイヤでR1RやGR-9000とは真反対の方向にあると思われます。AAA-cというエコ志向でもありスタッドレスと同様の操作(急加速・急制動・急ハンドル厳禁)を求められる模様です。野生動物の飛び出しなど突発的な対応が難しくなります。ただ、これから秋へと向けてスタッドレスへの移行をスムーズに行うには良かったとも思いました。R1RはGARIT G5との差が大きすぎて結構大変でした。
 軽自動車のように街中で近場に移動するには非常にいいタイヤという印象です。ただし、ペースが速い高速や郊外をそれなりの速度で走るには安定感が足らず、GR-XTやEP001Sといったもう少し高価な方が良さそうです。食わないわけではなさそうなので限界を見極めながら使いこなす必要がありそう。ある程度まともな値段の夏タイヤは公道で限界はほとんど見えないのですがPZ-XCはブレーキが残ったままカーブに入るとほぼ確実に鳴く(濡れたペイント上で特に顕著)ので安心感はあまりありません。一応曲がりはしますけどいつブッ飛ぶか分からず無理はできません。
PZ-XCトレッドパターン
 同じメーカーのタイヤだけでここまで違うとEX10やNEXTRYがどんな感じなのか?かなり気になったり。EP001SとNANO ENERGY0がよく似た感覚だった(両方ともPZ-XCと比べれば静かなタイヤだった…)ので新鮮です。
 いずれにしろ、応急タイヤから脱出できた安心感が最も大きいです。