スペアホイール キャリアASSY取替
思わぬところで酷い目に遭いました。事故寸前ですがなんとか無事に片付けたのですがまさかスペアタイヤが外せないという理由でJAFの救援を呼ぶ羽目になるとは…(書類上はバーストしたタイヤの交換)。
摩耗限界に近づいていたNANO ENERGY0 1本が路面上の落石(私が押しても動かせない100kg超の特大サイズ)かガードレールなどの破片か何かにヒットしてバーストしました。そっちの話は長くなるのでばっさり省略。
表題のスペアホイールキャリアASSYが何かを知っている人の方が少ないと思います。下の写真にあるスペアタイヤ中央の固定ネジです。というか、それ以前にスペアタイヤを積んでいる車が減っている(割にランフラットが普及していない)ので最近の乗用車では着いていない方が普通かもしれません。私の場合、走る場所が場所なので必須だったりしますが使うのは初めて。
ジャッキアップして夏タイヤは外したがスペアタイヤの固定ネジが外せず。
やむなくロードサービスに来てもらい固着したネジを外してもらった(タイヤの交換作業よりも時間が掛かったかも)ところ、下の写真のように完全に錆びていました。グリスも何も塗布されていないか8.5年のうちに落ちたか、金属同士が直接接触していたらしくかじり付いた状態でした。
錆びて固着したネジ。
何とか京都まで戻り、タイヤの交換とともに新しいネジを注文して交換。
新しいスペアタイヤキャリアASSY。
新品に取り替えただけでは心配なので耐候性がある自転車用のDURA-ACEグリスをネジに塗ったところ信じられない位スムーズに回るようになりました。防水性も高いため結露に対する耐性も上がったと思います。
新しいネジにデュラエースグリス塗布してから固定。
しょうもないポイントですが、トヨタ車が壊れていくのはこういった訳が分からない所からですのでタイヤ交換なり半年点検なり何かの機会に定期的に点検しておいた方がいいです。ディーラーのメカさんをはじめ自動車整備に関わる方々は固着ネジへの対処も慣れていますのでユーザーが自分で脱着できるか?が重要です。
もう一度スペアタイヤを使いたいか?と聞かれたら当然ノー!ですが載せる以上は使える状態で無ければ困ります。経年劣化に加え本来の使用限界を超過した距離を走ったため追ってタイヤ(TRACOMPA-3 T125/70D16 96M)も交換する予定です。
Prius ODD Meter 259615km.