補機バッテリACDelco PREMIUM HV S34B20R

ACDelco製の新品12V補機バッテリ上面
 新しい12Vバッテリについてあまりレビュー記事などを見かけないので少し調べました。もはや気にする人が少ないだけでそれなりに販売実績はあるとは思います。
 まず、メーカーサイトEco Car Batteries(http://www.acdelco-japan.jp/products/batteries/eco.html)の情報によると、

ハイブリッド車用 PLATINUM HV Series
プラチナHVシリーズ ハイブリッド車用補機バッテリー

(プリウス/アクアに適合)
用途:
車内搭載用の密閉型(VRLA)バッテリー

特徴:
補水不要
水素ガスが排出されない(但し、圧がかかるとベントホールの弁が開き放出される)
バッテリーが横倒しにしても希硫酸が漏れない
希硫酸がガラスマットに含ませてある
(トヨタ部品共販・トヨタディーラーのみの取扱いとなります)

 とだけありサイズのラインナップ等は分かりません。GSYUASA製との明確な違いは値段と転倒時の液漏れ対策ぐらいでしょうか。NHW20標準のS34B20Rの場合、バッテリ正面に書いてある仕様CCA 255A, RC 36min, 5HR 28Ahは特別に優れている数字では無く純正互換品です。製品保証の国産車用:3年または6万Kmも。後日追記)ディーラー店頭の空き箱情報によると、タクティーV9550-6022が品番で日本製(上記写真青いラベルの下端に"an. www.acdelco.com"と書かれている固定金具の下に"Made in Japan."標記があります。)
 バッテリ周りは新車時から特にいじっておらず、検討はしましたが手を加える余地も無さそうです。延命装置など無くとも17万km走れたのでいったい何万kmを目指して付加装置を付けているのか疑問に思ったりもします(取り付けた結果何万km走れたかのレポートもあまり見ない…)。電気的に過放電は防げても経年劣化を防ぐのは難しく温度管理を強化した方が寿命は延びそうです。青空駐車場よりも空調屋根付きガレージが良いはず。
 ちなみに、ボディアース側のケーブル抵抗値を測ったこともありますが交換するほどの値は出ず。どうしてもならば高価な社外品を使うよりも純正品ダブルコード化の方が良さそうな感じでした。重量増・コストアップのデメリットを抵抗値低減で補えるとは思えませんけど。
バッテリからボディ側へのケーブル(新車からそのまま)
 結局のところ、IG=ONでNiMHバッテリから12V 100Aのインバータで12V系は給電されバッテリはフローティングでしか動作しない(電圧制御の主導権もインバータ側がもっているらしい)のでIG=OFF時の暗電流供給が重要な役割のようです。別の見方をすると、12Vバッテリを替えても電装品が影響をほとんど影響を受けないのはIG=ONの間はEFI/DIなどガソリン供給やエンジン点火系も含め12V系全てがHVインバータの支配下に置かれ補機バッテリはその名前の通り、補助に専念しているためと考えられます。
 新型の欧州車(BENZ, Audi, BMWなど)ではAGMバッテリー(まさみさんの整備日記http://blogs.yahoo.co.jp/porche964_rs/59131147.html)という新規性が高く専用充電器が必要なものを積んでいるらしいです。整備性は犠牲になっていますがCCAの数値は600A以上とびっくりするほど大きな値です。どんなエンジンを駆動しているのやら。