プリウス

 なぜかこの季節に多いトヨタのリコール。
 本日発表なので、まだ今回の分のハガキは届いていませんが、車台番号から見て少なくともインタミエクステンションシャフトは交換対象となるはずです。既に22万km近く走って過走行もいいところなので余裕で保証対象外であり、無償点検+新品交換になるのは正直うれしいです。ぶっ壊しても普通は自腹か保険(状況による)か選択を迫られるだけです。
 今回はカローラやNHW20プリウスなどMCプラットフォームの車両とたぶん以前のサービスキャンペーンで電動ウォーターポンプを替えていないと思われる車両が対象らしい。電動ウォータポンプ交換(2010.11.20)で書いたように私のインバーター冷却用電動ウォーターポンプはまだ10万km程度しか使っていない2個目です。リコール内容2点の対象台数差から見てたぶん今回の巻き線問題に対しても対策済と思います。後日追記)トヨタからのリコールのお知らせに電動ウォーターポンプは問題なしとの明記があり対策済確定。
 メーカー公式発表、プリウス、ウィッシュなど 13車種のリコール(toyota.jp)を見ると、現行のZVW30プリウスは対象外です。
 また、国土交通省の報道発表資料リコールの届出について(トヨタ プリウス 他)に該当部品の図面が載っています。まぁ、壊れたら直ちに分かる部分で事故の実績も無い(らしい)ので実稼働車点呼+延命点検&修理といったところでしょうか。以前あったリコールと同じく駐車場で身動きが取れなくなる迷惑故障モードと思われます。
 極めて個人的には新車営業さんの「新型は大丈夫ですよ!」が早くも聞こえてきそうでそっちがちょっと。
 もう少し考えてみると、私のNHW20は冬期半年はスタッドレス(GARIT G5)でグリップが360°そこそこでガッチリ感があまり無く、その代わり雪だろうが氷だろうがガタ落ちはしない不思議なタイヤを使っているためステアを破壊するような負荷が掛かる前にタイヤが滑ります。そもそも、凍結路や雪道でハンドルを回しきるなんてようしません。夏タイヤに関してもGR-9000とR1Rはキツかったかもしれませんが、軽量ホイールに加えて燃費を取るための空気圧高めの運用でグリップ力が弱いタイヤを使っているため壊しにくいかもしれません。
 空気圧が規定よりも低い状態での運用は論外(日常整備ができていない)として、無理なインチアップやハイグリップタイヤの使用はステアに対してキツいかな。まぁ、共通部品はどれか一車種でもダメなら全部巻き添えで交換になると思うので軽量+ローグリップ車両に関してはそれほど神経質になることも無いかも。むしろ、これからの季節は路面凍結などによるタイヤのスリップを警戒する方が重要かと思います。
 というわけで、オイル交換(後日変更:日程調整の結果、スタッドレスへの交換)のついででリコール対応できないか問い合わせてみることに。当面目標とする40万kmに対し追加対策(自腹でのステア系統全交換など)は要らなさそうです。→インタミエクステンションシャフトリコール整備、スタッドレスタイヤへ交換(2012.11.30)に書いたとおり整備完了しました。

Prius ODD Meter 219642km.

11/15追記)15日に封書でリコールのお知らせが届き、インタミエクステンションシャフトのみが対象で電動ウォーターポンプは問題ないと明記されていました。