Raspberry Pi Zero WH ファームウェアアップデート&切り戻し(4.19.27+→4.14.98+)
NTP Server等で稼働しているRaspberry Pi Zero WHのOS (大本は2018-11-13-raspbian-stretch-lite)をLinux version 4.19.27+ から Linux version 4.14.98+への切り戻しを2台行いました。現状でrpi-updateとすると4.19になります。2台だけ実験機として4.19で動かしていたのですけど余計なモジュールをロードしたり、アップデート時の警告表示で出る通りドライバが不安定なようで4.14.98まで切り戻すことにしました。
手順についてはRaspberry Pi Mouse 研修[1](https://products.rt-net.jp/micromouse/archives/7242)を参考にしました。参考リンクからたどれるrpi-firmwareのGitHub(https://github.com/Hexxeh/rpi-firmware/commits/master)から4.14.98のhash番号a08ece3d48c3c40bf1b501772af9933249c11c5bを入れることで古いバージョンからはアップデート、4.19からはダウングレードができました。ただし、特にダウングレード(切り戻し)はそれなりにリスクがあると思いますので推奨はしていないと思います。
sudo rpi-update a08ece3d48c3c40bf1b501772af9933249c11c5b # 4.14.98 sudo shutdown -r now
使っているのがLAN, UART, I2C, I2SぐらいでCLIばかりの私の使い方では特に問題になっていないようですけど画像や動画処理関係は影響するかもしれません。使いもしないカーネルモジュール(v4l2_*やらvideo*)が多々入って困っていました。4.19に関してはもう少し落ち着いて警告表示がなくなってからアップデートを考えます。