エレクトロニクス

 au版Xperia acro HD IS12S本体を持って通話は非常に困難で音質も悪くauのCDMA2000コーデックの問題かとも思いましたがヘッドセットを使えば少しはマシになる(固定電話で相手側がキーボードを打つ音まで聞き取れる)ためP-01B以来のハンズフリーシステム更新を検討しました。
 Plantronics M100はP-01Bで実績があり通話での使用には問題なかったのですがITS spot viewerがA2DPを使用するためA2DP対応機へのリプレースを行いました。
Jawbone ICON HD、Plantronics M165、Xperia acro HD IS12S
 このM165に先だって気分を変えるのと周囲雑音をマイクが拾って相手方に伝わるのを防げるかと思い Jawbone 骨伝導ノイズキャンセリングマイク搭載 ICON HDというヘッドセットも購入した(Plantronicsよりも高かった)のですがどうにもこうにも1時間以上装着していると耳が痛くなり合わず、オマケにこちらが話すとシャーというノイズが受信音に乗るため全二重での通話が成立せずボツとなりました。取付方やらイヤーパッドやら色々試してダメでした…そもそもデカすぎ。A2DPの再生や停止など細かい機能的にはJawboneが優れているのですが肝心の通話が今ひとつだったり、自分の耳の形状に合わないのはアウトでした。
Jawbone ICON HD対Plantronics M165拡大
 実績からやむなくPlantronics M165発注と相成りました。これでは通話に支障は無くこちらの周辺雑音(特にカーナビの音声案内)までM100同様にキッチリ相手方に伝わっているようです。2時間以上着けっぱなしでもM100よりも軽いためか気にならなくなっています。主観的な比較ですが高音の聞き取りやすさもJawboneよりPlantronicsの方がいいような気がします。

Plantronics M100→ M165
Bluetooth 2.1+EDR → Bluetooth Ver 3.0
Bluetooth profile:HSP,HFP(8kHz)
  → HSP 1.2,HFP 1.6(16kHz Wideband Speech対応),A2DP
寸法:55x8.1x18.5 mm → 詳細不明、太くなった?
   (定規での大まかなM165実測:50x14x20mm位)
重量:9g → 7g
Talk Time: 6hours → 7hours
付属シリコン製イヤーチップ:S.M.L 各1個 → 装着済M1個のみ

 付属品について最初にあれっと思ったのがイヤーチップが一種類しか無く取り替えようが無かった点です。仕方が無いので別途発注。
 あと、Amazonか価格.comのレビューにありましたが、M165の音声案内を話している英語の発音が今ひとつ暗く、M100の方が聞き取りやすかったです。機能的には問題なく気分の問題ですがこんな所でコストダウンせんでもいいような。
 auの 開発者向け技術情報 > Android™ 技術情報 > Bluetooth®(http://www.au.kddi.com/developer/android/kishu/bluetooth/)によると、SONY XperiaシリーズではXperia VL SOL21からOSをAndroid 4.0にアップデートすることでHFP1.6に対応するようです。IS12Sでは無理っぽいです(対応確認できず)。