XaCAR (ザッカー) 2012年 12月号

 エアロスタビライジングフィンについてのわずか4ページを読むために購入。136~139ページの記事だけで私にとっては十分です。
 効果が定量的に評価できず感覚的な話になっているのが今ひとつ。せっかくFSWを走っているのですからタイムを出したらいいと思うのは私だけ?ドッシリ感なんて記事は要らないです。それとも、タイム差が分かるような走り方をするのは難しいか?たぶん、タイヤのコンディションが支配的でGTウィングのようには変わらないとは思います。極端な話、適当きわまりない記事の文字データよりも写真の方が参考になります。
 空力に関してはざっと計算しても、40m/s * 1.775m * 1.285m = 91.2[m^3/s]で0 ℃ 1atmでの空気の密度(1.293kg/m^3)から前部が完全な長方形と仮定し全ての風量が当たる部分には118kg近い重量が1秒間に掛かるため、1/100がフィンに当たっても1.18kgの重量となります。これだけの質量が「当たり続けた状態で走る」ならばそれなりに影響があって当然と思います。計算できないというよりは計算モデル自体が企業秘密という方が近い気がします。記者さんが気づかず上手いことあしらわれているか(記事のできから私の推定90%超)。ちなみに水滴を飛ばすだけならば1g/sオーダーでも十分と思います。申し訳ないが、取材した方はエンジンが毎秒何グラムの空気を吸い込んでいるか即答できるかどうかも怪しいだろうというのが私の感想。
 さらっと「この粘着テープで何kg支えられますか?」とか「200km/h超も想定内?」とか聞けないかなぁ。自動車の速度ならば空気の質量が馬鹿にならないことは常識だと思っていましたが。せっかくの取材機会がもったいない。