Seagete 8TB Archive HDD ST8000AS0002故障

 電源の落とし方を間違えたところ10TB IronWolfのバックアップ用に使っていたST8000AS0002(2015年2月購入)が一発で故障しました。書き込み途中に12Vラインがドロップするとセクタがまとめて潰れるようです。私の場合は操作ミスもあったのですが、性能的にもこのArchive HDDはIronWolfと比べて酷いためIronWolfのバックアップ用にも高価ですけどIronWolf(たぶんST10000VN0004リピート)を購入する予定です。現状、予算の都合でやむなく壊れたHDDを再フォーマットしてまだ使用しています。
 もともとこのArchive HDDはHDDというのがどうかと思うほど書き換えが遅すぎて使いにくく購入から2年以上経つのに稼働時間516hという待機専用でした。実のことろ、今年1月にIronWolfを買うときも同様のダメHDDだったらどうしようか?悩んだのですけど思ったよりも普通だったので稼働しています。
 Googleで検索したところ、そっくりな壊れ方をしている8TBのハードディスク2台が吹っ飛んだ ~その傾向と対策~ 後編(http://app-review.jp/news/297147)という記事を見つけました。電源投入回数や稼働時間が一桁小さいのに私のHDDはより多くのセクタが復旧不能となりました。この記事では膨大な時間を復旧に掛けていたようですけど私は廃棄予定のHDDに時間を使うのも無駄と判断しました。私の場合は幸い既に稼働系をIronWolfにしていてクイックフォーマットでフォーマットし直しす雑復旧(ファイルシステムの確認や復旧はせず全データ廃棄)に加え全データをIronWolfから書き直して終わりとしました。一応改めて書き込んだデータが化けたり不良セクタが増えたりはしていませんが信頼性が低すぎるため安物買いの銭失いという結果に終わりました。もはや、追求する気もしませんけどファームウェアがAR13と同じ点も少し気になりました。
故障した私のHDDのデータ。(ほとんど使っていなかったのに…)
 他の方のレビューを見ていると故障したメーカーのHDDはもう買わん!というのが多く私も気持ちは非常によく分かるのですが様々なメーカーのHDDを使った経験がありSeagateもHGSTもWDもTOSHIBAもあらかた壊している私からすると使えるモデルを探して多重化するしか今のところ解は無いです。