プリウス

 夕方、ミニキャブレンタカー返却の途中で車検&整備完了の連絡を受けました。昨日入庫したプリウスを受け取りに京都トヨペット七条本店へ。前回の車検(2012.1.4)から年間5万km超x2年で106895km走行後の車検整備です。

トヨタ推奨定期交換部品
 冷却水交換(エンジン、インバータ両方)
 ブレーキフルード交換
 ブレーキクリーニング
 パーキングブレーキ調整
 エアクリーナエレメント交換
今回の推奨整備
 フュージィ(発煙筒)取替
 エンジンルームクリーニング
 下回りスチーム洗浄・パスタ塗布
 ガラスコート4面
点検結果に基づく整備
 リヤホイールシリンダカップキット交換(リアブレーキ整備)
  リビルトシュー取替
 ファンベルト取替
私からの依頼での同時整備
 オートマチックトランスミッションフルード取替(※通常メンテナンスフリー)
 サーモスタット交換
 エンジンオイル交換
 オイルフィルター(DENSO SF-102)交換
 エンジンオイル添加剤(ワコーズ エコカープラス)持ち込み給油
 クリーンエアフィルター交換(エアコンDENSO DCC1003)
 エアコンクリーンコート
 ラジオ レシーバ取替(DVH-P560→MVH-790メカレス化別途記載予定)

 重整備どころではありません。ほとんど延命整備ともいえる強硬策です。普通は28万km近く走ったならば新車への買い替えを検討することでしょう。当然ながら新車営業さんからも散々言われていますが、整備・修理だけで走れるだけ走りきるつもりです。当面走行に直接関わる重要部品の調達に問題は無いそうです。一方でDOPなどは無くなるらしい(ステンレス製ドアエッジモールは既に無いはずです。私は樹脂製に置き換えています)。
 ヘッドランプやタイヤ周りなどは昨年末に整備したばかりなので今回のポイントは冷却水や油脂類の総交換にあります。ATF交換は賛否両論あります。私としては替えたかったのはフロントデフオイルだけなのですがモーターや変速機と一体化されているとのことでやむなく私の責任(メーカーは非推奨)で交換を依頼しました。デフとモーターと動力分割機構が全て一体で同じATFで冷却/潤滑されているというものすごい豪快なシステムです。ひょっとしたら、20万km超過でATF交換しているNHW20はこの1台だけかもしれません。ATF交換が吉と出るか凶と出るか?即壊れたような事例は見当たりませんが超過走行車でどうなるかは誰にも分かりません。
 個人的にはデフ・ギアボックス・クラッチをそれぞれ独立して整備できるMT(特にFR)がコスト面や運用面はさておき整備上最強だとは思います。クラッチのつながり方やギアの入り方で何となく状態がつかめるところも大きかったり。10年以上前の製品とはいえ全自動の超ハイテクメカは今ひとつ分からなかったり。
 液漏れが気になったのですが点検の結果では漏れている部分は見つからず当面は様子見となります。2年後40万km付近まで無事に走破したいです。
近況、車検整備上がり(外は暗いし寒いので屋内駐車場で確認)

Prius ODD Meter 279546km.