雑誌レビュー

 早くも2月に突入します。特集は「セブン&アイの破壊」ということで巨大流通企業になったセブン&アイホールディイングス特集です。営業利益の71%をコンビニエンスストア(セブンイレブン)が稼いで残りはボロボロ。特に売り上げは大きいのに利益が少ないスーパーストア事業(イトーヨーカ堂)を中心に紹介されセクショナリズムを壊すことで立て直しを図るらしい。同じものを同じように売っていては生き残れない。あと、ミレニアムリテイリンググループ(そごうや西武百貨店)についてはほとんど触れていないのは見込みが無いor立たないからか?扱いが悪いです。
 今週の企業はソニーとフロンティアラボ。ソニーは液晶テレビ事業で1兆円売っても赤字という苦境。利益が出ないのはコストのせいか?を問う内容の記事で珍しく記者の見解がまとまっています。私はいまだに平面ブラウン管「ベガ」KV-21DS55を買い換える気がしません。次に、フロンティアラボは郡山市の分析機器メーカさん。小さいけれども優秀という地方企業の典型。というか、東京23区内でこういう企業を最近聞かないような。