日経ビジネス2009.1.26

 週刊誌のためレビューを書くのも結構忙しいです。一月最後の26日号は「カネ詰まり列島 2月危機を回避せよ」との見出し。株式市場の「3月危機」は聞いたことがありますし年度末なので資金が動くとは思うのですが今年は2月らしい。あまり記事では触れられていませんが借り入れが多く自己資金が苦しい企業ほど危機的状況になりやすいはずです。昨年までは資金を貯め込んでいると「金余り企業」とか言われてぶっ叩かれていた状況が正反対になっています。
 企業紹介はホンダ、ヤマグチと松井ニット技研。ホンダさんは新型インサイトでプリウスを追撃するようです。しかし、いくら車本体のできが良くてもアフターサービスや実用性が低ければこれまで通り状況は変わらないと思います。値段で勝負しようとしているあたり本気でトヨタに追いつくつもりなのか怪しい気がします。ぶっちゃけハイブリッド乗っている人は値段で選んでいない可能性が高いと分かっていながら仕掛けるのでしょうか?。残り2社は規模は小さくとも稼働率が高そうな(社員は忙しそうな)会社です。
 そろそろダレてきたかと思いきやネタが尽きない「敗軍の将、兵を語る」。今回はジーエスユアサコーポレーションの社長さん。JRの線路沿いに巨大な工場がある京都企業。粉飾の詳細は知らなかったのですが本体ではなく子会社の照明部門のさらに2人だけの営業所がやらかしたらしい。しかも、実質的に書類偽造だけで。書類だけで監査するリスクはあちこちにあるのではないでしょうか。