Z レシプロソー 金属用130 3枚入り 20131消費

 ゼットソーは枝切などでは評価が高く近くのホームセンターでも見かけますが金属用は不明なゼットソーレシプロ向け。Amazon.co.jpでもレビューや評価がなく試しに注文してみました。3枚入りで購入したものの届いたのが袋入り下記の写真のようなサービスパックという3枚+1枚おまけ付きでした。値段的に国産ハイス鋼の刃を使ったバイメタルと思っていましたがパッケージを見て"MADE IN SWITZERLAND"というのをみて更に驚きました。やはりこの辺は現物を見て買わないと不明瞭です。
パッケージ表
パッケージ裏
いずれにせよ刃物ですので取り扱いに注意が必要です。鉄管と書いてあったのでクロム鋼も切れるか試してみましたがドライでは刃が欠けました。仕方がないので適当な切削油を調べステンコロリン緑(元々ドリルやタップ用)を使い何とか切りました。切削油の供給と切削速度を調整すればステンレス鋼(Cr 10.5%以上)も切れなくは無さそうですが条件出しが必要と思われます。
1枚目、クロム鋼(多分Cr-V)で歯飛び。
改めて写真をよく見ると塗装が剥がれた下にバイメタルの貼り合わせ境界が見えています。
2枚目、切削油を使いクロム鋼(おおよそ10mm角)はなんとか撃破。
3枚目になるとこの刃の特徴がつかめてきましたのでシューの位置を調整しながら作業を進めました。
3枚目、切削油を使いアルミ、アルミ合金を処理。
4枚目ロゴ面、切削油を使いプラスチック、アルミ、アルミ合金(7005含む)を処理。
4枚目裏?面、上記と同じ刃。
一応切れるようです、ただし、金属ならば何でも切れるというわけではないようです(下記、ステンレス製コーススレッドで苦戦する動画も見ました、木材も一緒に切ったりドライだったり切り方は突っ込みどころがあります)。また、切削面にロゴなど表面印刷の赤インクが付くことがあり、最初なぜ赤い粉が付着しているのか疑問でした。刃の性能よりもアルミとクロム鋼で切れ方が全く違うのが印象に残りました。炭素鋼は手持ちがなく試せていません。
レシプロ超硬刃比較Rev.3
この動画だけみると超硬刃が良くて金属用がダメに見えますが使いようもあるかと思います。値段差(3倍超)とアルミなら…今度は解体用との対決?。