お盆休みと続く有給休暇が何とか取れたのですが、予定が詰まって今年で最も忙しい休暇となりました。
先日7/27のプロケア10(半年点検)時に見つかったエンジン冷却水漏れの対策としてウォーターポンプASSYを取替を京都トヨペット七条本店に依頼しました。NHW20プリウスのエンジンウォーターポンプは写真の通りベルト駆動です。
新しいウォーターポンプASSYとプーリー(下側プーリーの付け根)
ハイブリッド無しの1NZ-FEでは比較的メジャーな故障ポイントらしくWebを検索すると結構見つかります。IG=ONの間ずっとエンジンを回しっぱなしの1NZ-FEの方がウォーターポンプの負荷が高いのは当然。プリウスの場合はアイドリングストップ機構や電動機の支援で故障までの距離は延びている(10万km保証に対して20万km程度からリーク)模様です。
私の場合は水漏れといっても100℃以上で加圧すると染み出す程度の初期状態だったので軽度で済みました。見積もり時はASSY本体と交換で失われるLLCだけ出ていましたがベルトが接触して摩耗するプーリーも新品へ替えてもらうことにしました。どのみちバラすので新品でも再利用でも工賃は変わりません。駆動しているファンベルトは1月の車検整備時に交換したばかりなのでそのまま再利用します。
ラジエーターキャップ(3/3取替)で漏れていた時はポンプの負荷は低かったらしく、キャップでの加圧が再開されなおかつ高温・高負荷運転でポンプからのリークが始まった模様です。
ただし、ポンプを交換したことで水圧が上がり、今後はホースの付け根や樹脂製リザーバータンクなど別の部分に負荷が掛かって漏れる可能性があるとのことでした。引き続き冷却水残量や漏れチェック(トヨタの場合赤く着色してあるので微量でもリークした痕跡が残る)を行います。早期発見・早期治療で40万km超過を目指します。
ちなみに、NHW20プリウスでもう一系統あるインバーター冷却系の電動ウォーターポンプは2010.11.20(11.8万km走行)にサービスキャンペーンで交換済みです。ZVW30以降、NHP10ではエンジン用も電動化しているためさらに寿命は長くなっていると思います。
後日追記) トヨタの電動ウォーターポンプ(まさみの整備日記)によると、ZVW30の電動ウォーターポンプは10万km毎の定期交換部品らしい。従来のメカポンプのように定期的にベルトのみ交換で本体は壊れたら交換とどっちが良いかは微妙。コストと重量・動作効率的にはたぶん、電動。
Prius ODD Meter 205818km.