プリウス

 ドコモドライブネットを契約することでNV-SP200DTがどこまでデータを取得するのか試してみました。昨日(7/19)台風の接近により新名神が全線通行止めになっている状況で見てみました。
草津JCT付近、新名神も一般道(左上R1)も交通情報が京都市街で取れています。
亀山JCT付近、新名神通行止めは取れていますが一般道は無し。
新名神土山SAを目的地に設定。通行止めで入り口から入れませんがルートは引くようです。
名古屋駅を目的地に設定。名神高速で迂回。(この後通行止めになったらしい)
 結論から言うと京都市街から草津JCT付近まで30km近く(仮に平均100km/hで移動できても18分掛かる)は高速、一般道のVICS/プローブともに取得しているようです。
 当然ながら通行止め区間を迂回して次善のルートを提案してくれます。しかし、通行止め区間内のSAを目的地に設定しても並行する国道を走行して最寄りのICから入ろうとする(当然入り口は閉鎖)など細かいところでは変な挙動をします。
 ゴリラプラスとドコモドライブネットを一ヶ月程使っていて渋滞情報など情報入手のためのツールとしては使えます。一方でナビが提案するルートは地元から見るとおかしい点がちらほらあり無視することもたびたびです。ルートの再検索は比較的素早く何度か無視と自動再ルート検索を繰り返していると収束していきます。ナビゲーションというよりは地図・交通情報リアルタイム(ほぼ20~30分以内)表示ツールです。情報の取得はFM VICSや光ビーコンの純正ナビよりも遙かに早くなおかつFOMAネットワークのエリアの広さから峠を下りる前に市街地の状況をつかめるなど結構便利です。
 ルート検索は知っている道路ならばドライバーが考えた方が良さそうです。NV-SP200DT契約済みのメリットとしてはルートを検討するために必要な情報を純正ナビ(FM VICS+光ビーコン)以上に早く広範囲にわたって得られます。特に一般道では渋滞区間が変化しやすく精度は落ちますが参考にはなります。
先日の月曜(祝日)には名神がかなり渋滞していて敦賀から京都へ帰るにあたって、北陸道刀根PAに停めてデータを拾って大まかなルートを決めました。ナビは渋滞への突撃を提案。私が出した結論は渋滞に入る前の彦根ICで下りて一般道(夜間雨天時はお勧めできない真っ暗な地元ルート)を利用しました。ナビの提案ルートは見当外れで走行中にR8へ誘導する再検索を交差点毎に繰り返し、最終的に琵琶湖大橋の手前で「62分早いルートが見つかりました」とのんきな表示が出てようやく収束しました。
 詳細に載せられる具体的な事例が現在は無いので上手く採れたら載せようかと思います。