プリウス

 年度末で整備が忙しいらしく土曜と日曜朝一の予約が埋まっていたので昼前に京都トヨペットへ。昨年11月の12万km交換時から使っているオイルフィルターはデンソーMF-102で特に問題は無いのでそのままリピートしました。写真を撮るのが非常に難しいので再度挑戦。今回は品名が読める向きに付いていました。「型式 MF-102 品番 115010-3910 DENSO MADE IN JAPAN」と書いてあります。
赤いヤツ
 待ち時間に展示車をチェック。バックドアステーを片っ端から見たところ、
RACTIS, ALPHARD, HIACEはKYB製
MARK X ZiO, PRIUSがSTABILUS製
VANGUARDは横開きでステー無し(驚いた)
HARRIERは展示無し
 KYBとSTABILUSで動きには大差はありません。しかし、外観が細い方の棒がKYBは金属の銀色そのままに対しSTABILUSは黒く塗装され目立たなくなっています。あと、KYB製バックドアステーには黄色いシールが貼ってありマーキングだけではありません。
 あと、展示車全て(ZVW30, RACTISやBELTAも)ウォッシャー液の吹き出し口がボンネット下側にあり目立たないようになっています。さらに、フェンダーパネルにサイドマーカーを付けた車両も無く全てドアミラーウィンカーになっています。あと、BELTAのエンジン前部にEGR(排ガス再循環)パイプが付いていて驚きました(帰って調べてみるとH21にリコール)。こういう微妙なところでNHW20が古くなっているのを感じます。

Prius ODD Meter 130045km.

プリウス

 この時期はちょうど私の体調が悪化し自転車にとても乗ることなどできなくなり、なおかつ仕事も調整をお願いするようになった時期です。QMIのメンテナンスも滞るようになり汚れっぱなしだったところを洗車狂に相談して出てきた最新のコーティング剤を試すようになりました。あくまでも私の主観による評価で現在の状況をまとめてみます。
 黄砂、泥、潮風、融雪剤、虫等々塗装面に対して過酷な道を過走行状態にあるため艶や美しさは二の次で防汚性能、メンテナンス性、耐久性を優先しています。洗車はノーブラシ洗車機で中性洗剤と高圧水でのすすぎコースを使用しています。
 いずれにせよ何もしないよりも何かコーティングしておいた方が楽です。先日廃棄したスタッドレス用ホイール(FEID TS7)がコーティング皆無で洗っても洗ってもどうしようも無くなった反省も入ってます。
○ゼロウォーター→評価中(ブリスX、バリアスコートを置き換えて使用する可能性アリ)
 洗車→スプレー→拭き上げ
 乾燥どころかスポンジで伸ばす必要すら無い超お手軽製品。
 QMIの上からでも効果有り。思ったよりも定着する。(防汚効果が出る)
 サラサラしすぎで塗ってる手応えが無い。重ね塗り必須。(説明書では3回)
 ブリスXと比べると防汚、傷隠しの効果は弱そう。(比較中)
 スプレーとタオル一丁で施工可能なため作業時間やオプションを考えると安い?
 ムラになりにくくヘッドライトカバーなど透明な面にも使える。(バリアスコートをリプレース?)
 オーバーコートというよりは塗装保護材。
○ブリスX→ボディ用メイン、ゼロウォーターと比較中
 洗車→スプレー→塗布(スポンジ)→拭き上げ
 QMI以上の防汚効果とつや出しが可能。虫が面白いように落ちる。(そもそも付きにくくなる)
 QMIの上から掛けても効果があるし雪上などを走っても数ヶ月は効果が保つ。
 スプレー式かつ水と馴染むためワックスやQMIよりも施工が楽。
 安物タオルで毛羽が出ても、作業中にゴミが付いても水で流せる。
 ガラスなど透明な面にはムラが出るため弱い。時間を掛けて丁寧に塗れば使えるかも。
 本体はともかく専用スポンジ(ボロボロ崩れ出し耐久性が無い)、ゴールドクロスが高価。
 定着するまで時間(1週間~)が掛かる。重ね塗り可能。オーバーコートとして十分使える。
 理由は不明だが屋内では定着しにくい。(紫外線?)
○バリアスコート→サイドバイザー、ランプカバー、内装プラスチック面で使用中
 洗車→スプレー→拭き上げ
 内装プラスチック面がツルツルになる。
 PLEXUSと比べると帯電するようでホコリが付く。
 コーティング剤なので洗浄効果は弱い。
 臭いがきつくてPLEXUSを使う気にならない家電機器のプラスチック面へのコーティング効果も期待。
○NANAO Screen Cleaner→液晶モニタに使用中
 スプレー→拭き上げ
 密かにあたり商品。洗浄専用。液晶モニタをNANAOそのほかメーカー問わず拭きまくったが効果大。
 モニタ表面の特殊コーティングへの攻撃性も少ないと思われ液晶モニタ類にはこれ。
 コーティング剤では無いので防汚効果ゼロ。
△QMIペイントシーラント メンテナンスリキッド→リピート無し
 洗車→拭き上げ→メンテリキッド塗布(スポンジ)→拭き上げ
 2005年新車登録時からの塗装面清掃用+コーティング剤、かなり強力だが水と全く馴染まず施工が面倒。
 さらには黒い樹脂につくと白いシミになる。使い勝手が悪い。
 寒いと硬くなり伸ばすのがきつい。玉ができていることもある。
 コーティングはブリスXへ変更。清掃用にのみ使用。
 ブリス以降の世代と比べると性能も作業性も時代遅れ感があります。
△PLEXUS→リピート無し
 スプレー→拭き上げ
 プラスチック面への洗浄効果大。ただし、塗装面、ガラス面など樹脂以外には弱い。
 洗浄効果は大きいがコーティングは弱く虫や高温多湿の環境には対応できてない。
 弱い撥水効果があるが専用の撥水剤と比べるとショボイ。なぜか帯電防止効果は大きい。
 洗浄剤として使用。スプレーの飛び散り方が豪快すぎてそこら中飛ぶ。
 臭いがきつすぎで車内には使用不可能。

プリウス


 スタッドレスタイヤGARIT G5を軽量ホイールに組み替えてから2000km近く走行しました。時期的にガチガチに凍結した上に新雪が積もるような本格的な雪上走行はしていません。それでも、同じタイヤでホイールを交換したので夏タイヤの時以上に「ホイールの違い」が分かります。GR-9000での軽量ホイールの効果で書いたように書くと、

1.体感グリップ向上(タイヤが地面に食いついている状態や滑り始めが分かりやすい)
2.ハンドルが軽くなった(これはGR-9000でもあり直角ターン、駐車場での切り返しが楽です)
3.放熱性向上(スタッドレスタイヤの性能を維持しやすい)

 GARIT G5は乾燥路でGR-9000のようなグリップを持ったタイヤでは無いので制動距離は微妙に変わったかな?という程度です。凍結路でフルブレーキを掛ければ滑るのは当たり前で制動距離はどうしても伸びます。軽量化でホイールが蓄積する運動エネルギーが減少するためABSはより効果的に作動すると思います。そういった意味でも軽量ホイールの効果はグリップがあるタイヤほど出るようです。
 冬期は放熱など関係ないと思いきや高速道路を走るときなど、熱に対してスタッドレスは夏タイヤ以上に弱いため性能維持や摩耗に対して効いているようです。重量が軽くなったからグリップが上がった感じがするのか放熱しているからグリップが維持できているのか微妙です。
 悪化したのは氷を削る音が大きくなった(特にスポークに路肩や轍の氷雪が当たると低速でも大きな音がする)のと氷雪上を走る音がホイールで響く(?)気がします。TWS Airverde+GR-9000で乾燥路を走っているときはノイズは気にならなかったのでタイヤの影響が大きいと思います。ちなみに、スタッドレス同士でも静音性はBLIZZAKの方がいいです。先日借りたインサイトに着いていたREVO2も乾燥路ですごく静かでした。
 燃費に関しては夏タイヤ同様ホイールを替えても特に変化はありません。別途書きたいと思っていますが下グリル1/2塞ぎの方が効いています。
 最後にオーバーコートで掛けているゼロウォーターは予想していた以上に効果があるようでホイールの洗浄が楽になりました。

Prius ODD Meter 129862km.

プリウス


 先日交換したプリウスのバックドアステーについて交換前の写真を探したところアンテナ基台を取り付けたときのものが残っていました。よく見るとロゴが入っていてタイトルの通りドイツSTABILUS社の製品です。新品もマークの色は違いますが同じロゴと日本語英語併記で注意書きが入っています。
 今や代表的日本車であるプリウスにもドイツの会社のパーツが標準で組み込まれていました。全く目立たないところですがちゃんとしたものが使われているようです。STABLIUS PORSCHEとかBMW, BENZ, GM等々いずれでもGoogleで使用例がヒットするため世界標準品のようです。
 ちなみに、この部品はオートバイの輸送などでよく使われるハイエースで特にヘタりやすいようで保証がつくしプランに入っていても「新車登録後3年または6万km」の制約に引っかかって有償になっているケースが検索すると多数出てきます。ハイエースでバックドアの開閉に手間取っていたら役に立たないので何とかならないでしょうか。と、書いてみる。

Prius ODD Meter 129562km.