Linux/Windowsマルチブート時の時刻ズレ対策について

 台風24号の接近で出かけることができないため自宅で掃除やメンテナンス作業に専念することにしました。Ubuntu, ethOS, Win10で切り替えていて気になっていた表題の時刻連れ(UTC – JSTの9時間きっかりずれる)対策について調べたところ以下のページがヒットしました。
Linux_Windowsデュアルブート環境時における時刻ずれの解決(http://d.hatena.ne.jp/gin135/20140304/1393943319)でWindows7向けに書かれているコマンド

reg add HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation /v RealTimeIsUniversal /t REG_DWORD /d 1

をWindows10 Pro 1803の管理者権限付きコマンドプロンプトで実行したところエラーにならず、再起動も兼ねてもう一通りOSを切り替えても時刻がずれなくなったのでWin10でも有効と思います。
 デュアルブートに限らずUSBからでもLinux系のOSを走らせるとCMOS clockにUTCの時刻を書き込み、その後に起動したWindowsがそれをJSTとして読み込むようなのでレジストリにCMOS = UTCとしてWindowsの設定を変更するこの対策方法で私は問題ないと思います。再インストールやVer.upを繰り返すLinux等で対応するのも面倒すぎるというのが大きいです。仮に戻す場合は

reg delete HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation /v RealTimeIsUniversal /f

で追加した設定を削除することで戻せるようですけど必要を感じていないので実行していません。

 後日追記)Windows10でのNTPクライアント設定(W32Timeサービス)についてはRaspberry Pi Zero WHでAE-GYSFDMAXBを使用したgpsd+ntp server(https://kadono.xsrv.jp/2019/02/11/7939)に書きました。