プリウス

取替後(9/25撮影)、USBでM-241Cに給電試験(ACC ONでUSB端子から5V電源出力します)。
 純正オーディオのセットが2DINとでかい上に2003年発売のため対応フォーマットが非常に少なく実質AM/FM,CD-DAのみ(アナログTVは放送終了)。さすがに使い勝手が悪すぎるので大分前から検討していたビートソニックのナビ取替キットMVA-110Rを使ってオーディオを入れ替えることにしました。作業は電気的には自分でやっても何とかなりそうなのですけど、パネルの取り付け取り外しやケーブルの引き回しが上手くできる自信が無いためいつも通り京都トヨペット七条本店に依頼しました。工賃は…(高い方、当然)でしたが、出来栄えは上記写真の通り非常に丁寧に仕上がっています。専用キットなのでそれなりに検証されている模様です。機能的な変化としてはステアリングスイッチが追加ユニットが無ければ使用できない(私は要らない)のと機能するエアコンのスイッチ等を押してもピッという確認音が出なくなる点です。これはMVA-110Rの注意書きに入っていたので承知済み。むしろ、静かになっていいぐらい。
 DVH-P560左右のブランクパネルはMVA-110Rに付属のものです。若干の段差ができていますけど、私が取り付けるよりはずっと上手いはず。また、純正からDVH-P560へ取り替えると1DIN分の隙間ができるため、小物入れAD-378を取り付けました。
 設定やらのレビューはボチボチ書いていきます。8年前のCD-DAのデコード以外ほぼ全てアナログ機と現行のデジタル機で比較するのは酷です。しかし、今回は替えていないスピーカやツイータ、ハーネスは思ったより性能が良さそうでまだ使えます。AM/FMチューナーもデジタルプロセッシングチューナーになり聞きやすくなりました。特にFM放送で効果大です。ようやく聴けるというレベルになったような。以前、通勤用の軽四に乗せてもらって市販オーディオ(carrozzeriaですけど持ち主曰く安物)の音質の良さに驚いたのですがこれで追いつけたかな。さすがに車両本体価格1/2以下の車に負けるのはちょっと。
 意外に使い勝手がいいのがフタ無しの小物入れで写真のようにディスク突っ込んだりケータイやケーブルを仮置きしたり思った以上に使えます。お菓子とかカロリーメイトなども置けそう。使い方は考えず隙間を埋めるために付けただけなので棚からぼた餅。
取替前(純正86120-47130)
取替後(DVH-P560+AD-378)

Prius ODD Meter 158311km.

小説

 一言でいえば女の子のためにロケットを作って飛ばす物語。ただ、何か損してる。後半はかなり良い感じですけど中盤は読むの止めようかと思いました。正直主人公のキャラクターがブレまくってるのが問題です。周辺の脇役が非常に良く描けているのが救い。
 構成と校正がライトというよりかなりラフです。ざっと一読しただけで以下の粗が。この手のライトノベルにしてはまだ校正抜けは少ないようですがそれでも目立つミスが2ヵ所。特に2番目は酷い。
167ページ:稼働部位を作る→可動部位を作る (全てが完全に稼働しなければ飛びません)
223ページ:二週間の退学→二週間の停学 (誰が読んでも分かる誤植)
以下2つ追加)もう少しあるかと思っていたら案の定。
260ページ:メモリはRAMだし→メモリは不揮発RAMだし(SRAM/DRAMオンリーの一発勝負設定もアリ?)
302ページ:危険物取扱法及び違反火薬類取扱法違反→消防法及び火薬類取締法違反? (わざと実在しない法律?)
 あと、比推力の説明は蛇足。ハイブリッドにもっていく前置きかと思いますけど、先へと続く鍵は燃焼剤であり方式の選択云々はあまり関係ない。方式を変更するに至る理由は安全性の向上のハズ。私には元ネタがさっぱり分からない記述は多々ある(当然読み飛ばす)のに比推力にページをさく理由が不明です。図解も何も無いしそもそもロケットの説明書では無いはずなのに説明と進行のメリハリがいまひとつ。メカ中心で行くなら島の地図などでは無く1号からのイラストと諸元一覧が付いてしかるべき。折り込みの18号イラストが3段+フェアリングとなっているのがこだわりか。FMEAまで付けろとは言いません。ライトですから。
 最大の突っ込みどころとしてはタイトル。ちっとも放課後で済んでおらず24時間戦えますか状態です、いろいろと。副題のSchool escape velocityの方がまだマシ。私が付けるなら『ばくれロケッティア』。勢いだけはロケットかな。