プリウス

 今週は土日とも休日出勤となってしまったため、更新が鈍くなります。先週取り替えたフロントブレーキですが仕事帰りに意地の深夜走行で何とか削っています。洗車後や雨が降った後などパッドが当たる面については純正同様にサビが出ます。パッドが当たらない部分については防錆塗装が有効なようでベンチレーテッドディスクのフィンなどは綺麗なままです。特にホイールと接するハットの部分がTWSホイールと同じ銀色の塗装となっているため黒塗装の純正と比べて色が揃っていい感じです。
ローター表面が走行後は純正同様に鏡のようになります。(この写真の時にはまだ塗料が少しだけ残ってます)
洗車直後、スリット付近の乾き方が分かります。ハット部分の色がホイールと良く合います。
 写真を見ていただければ分かるように走行後はハットの部分に黒いダストが溜まりますが純正品と比べて多いと言うよりは塗装色が黒と銀で目立ちやすいだけです。1000km走っただけですがDIXCELのブレーキダストは純正とは異なりローターからの鉄粉が減る(パッドからの粉は大差ない)ようで洗車機などで水を掛けるだけで簡単に落ちます。
 あと、スリットはダストのたまり場になります。低速走行が続くと特に酷く高圧水を掛けるか高速走行で吹き飛ばすと綺麗になります。冷えている状態であっても指で触るものではないようです(ドライでハードに走ると煙草に点火できるほどローターは高温になるとか…プリウスでも可能か?)。ダストがスリットに落ちることでパッドとローター摩擦面の間が密着しやすくなり、初期制動力が純正よりも良く、鳴きも少なくローターが錆びた状態でも静かになりました。プリウスの場合低速ではエンジンが停止しているためブレーキの摩擦音が良く聞こえます。パッドやローターの寿命はスリット無しの方が良さそうですが安全第一ということで満足です。ディクセルの標準(焼き入れ無)ブレーキローターはヒートクラックが入りやすいらしいのでスリット付近を中心に注意します。まぁ、車速や車重も小さく回生ブレーキの支援まであるディスクブレーキにはヌルヌルの状態でクラックが入るほどヤワでは無いとおもいますけど、どうなるやら。

Prius ODD Meter 144447km.