エレクトロニクス

 1年以上酷使して容量も逼迫してきたNVMe SDD PX-128M8SeGNをPX-256M9PeGNへ置き換えることにしました。NVMe SSD本体はかなり値段が下がってきていますけど、実績がある放熱用のフィンAquacomputer kryoM.2は高価なままでコストダウンのため同等と思われる廉価品に置き換えました。PX-128M8SeGN+kryoM.2は分解せずそのまま実験機に移動させます。WDなど他のメジャーなメーカーではなくPLEXTORにしたのはPX-128M8SeGNが安定して使えていた実績を評価したのとPX-256M9PeGNの値段(ヒートシンクと合わせても1万円切った)からです。
 値段と性能(ヒートシンクのサイズ)を考えて新しい放熱器はAINEX AIF-08(https://www.ainex.jp/products/aif-08/)にしました。ただ、この汎用部品セットはPCI Expressカード上部がLEDで青く光ります。という余計な機能がついています。筐体内がギラギラに光って隙間から夜間に部屋に光が漏れるのが不気味で嫌なためGTX-1070と同様に実力行使でLEDを除去しました。
まずLEDを6個外します。
 接着剤は使われていないのでハンダを除去するだけでLEDを外せますが仕上がりを考えるとサンハヤトの特殊ハンダSMD-B05等を使用した方がきれいに外せます。もちろん、改造すると返品や保証は一切なくなります。が、値段や元から汎用品で動作保証などあってないようなものなので気にせず通電動作確認前に作業しました。
SSD本体を実装します。
 SSDを固定するナットをボードの裏からネジで止めなければならないのですけど組み立て説明図が付いていないため少し手間取りました。
ヒートシンクをネジで止めますが説明図が無いので少しパズルです。
裏面。
 組み立ててからPC本体に組み込みます。
PCI Expressのスロットに取り付け。
 AmazonのレビューにOption ROMがこのモデルにはないらしいのですけどPRIME Z370-Aに取り付けてWindows10をクリーンインストールして特に問題なく起動しました。Z370が十分新しいだけかもしれず古いM/Bに取り付ける場合は注意が必要かもしれません。ベンチマークを取るとPX-256M9PeGNの方が少し速いようです。といってもSeq Read 1000MB/s以上で差が分かる状況の方が稀かと。
 温度についてもベンチマーク中でも40℃未満で安定しているため大きなヒートシンクが役に立っているようです。