レンタルEOS R8とEF24mm F1.4L II USMレンズで日吉ダム撮影

 人混みは元々嫌いですし、せっかく超高性能広角単焦点レンズを借りられたので大きなものが撮りたい。人が少なく、巨大構造物でしかも軽トラですぐに行けて写真を試し撮り…。水資源機構日吉ダム(https://www.water.go.jp/kansai/hiyoshi/)がありました。というわけで、オーバースペック甚だしいカメラを持って撮ってきました。操作や設定条件などをテストするため同じ場所から複数条件で撮影した中で最もマシなものを貼っておきます。レンタルサーバーの容量の都合上、フルサイズでの掲載は難しく横幅を全て800 pixelまで縮小しています。

 堤体やゲートが写るように露出を調整すると空は白飛びしてしまい、空の色や雲まで写そうとするとゲートや影は黒つぶれします。このバランスをどう取るか?なのですけど、画角を調整しつつf4-11ぐらいで試してみてどこぞの写真サイトに書いてあったようにf8付近が最もバランスが取れていたようです。そうなるようにレンズが設計されているとかなんとか。ただ、無理にf8固定にしたためシャッタースピードやISO感度は厳しくなっています。

定番の堤体前、夕方なのでクレストゲート一つ分西寄り

以下2枚は、空が入らないのでISO感度2500(相当?)とかなり厳しい条件です。
利水放流設備の分岐管(右)からの放水正面、ここまで近づくと迫力がある落水音が聞こえます

利水放流設備の分岐管(右)からの放水を広場側から撮影

 EFレンズはフィルム時代の製品/規格ですけど135フィルムでは破綻する条件でも最新鋭のフルサイズセンサの超高速(条件付最大1/16000sec)・超高感度(最大ISO102400)ゴリ押しで何とか撮影可能なようです。元々素性の良いLレンズで本体に補正データもEOS Utilityで入れてあるため周辺のトリミングは必要なさそうで全体を縮小してあります。

 最後に、この"EF24mm F1.4L II USM"レンズはかなりピーキーなので一般にはおすすめできません、特にフルオートを期待している場合。本日私の撮影は全て手持ちかつ、レンズ側のスイッチでMF固定、IS ONです。本体に追尾機能だかなんだか付いているらしいですけど、広角レンズではAFはどこに焦点が行くのか?画角が広すぎて制御困難だったのでAF諦めて手動調整に徹しました。私が使いこなせないだけかもですけど、高価なUSMが付いている意味は無さそうな気もしました。