毎月更新なのでしょうか。面倒なのでパスしようかと思いましたけどChangeLogに大量の改善?項目があったのとしれっとUpdated Intel CPU and Ryzen CPU microcode on ethOS boot, and added packages to support the change.
なんていうのもBug Fixesに入っていたりしたので試しにアップデートしてみることにしました。
今回のアップデートではUSBメモリを取り替えるので切り戻しも差し替えてリブートするだけと一瞬です。4ヶ月程度Transcend TS16GJF790KPEにethOS(version 1.2.7→1.2.8→1.2.9→1.3.0)を入れて動かしていましたが16GBのUSBメモリでも実際に使える容量は8GB品とほとんど変わらないようなので今回のアップデートを機により安い8GBのシリコンパワーSP008GBUF3B05V1Kへリプレースしました。show statsコマンドで表示されるfreespace:が4.1→3.5へ減りました。
左シリコンパワー8GB、右Transcend 16GB
ぶっちゃけ、一般家庭の電気料金でマイニングなどしたところで電気代で赤字になる状況です。しかし、電気ストーブをつけたり単純にベンチマークソフトを走らせるだけでは全く電気代の回収はできないので一部でも回収できれば幸いです。一定の負荷を掛けるだけならば他のOSでも可能ですけど、ethOSでは電力を簡単に制限できさらにそれを長時間リモートで観測できるところが便利なのです。
1.3.1で数時間回してみましたけど先月の1.3.0から大差はなさそうな気がします。CPUの温度が若干下がったかもしれません(ほとんどの電力をGPUが食うのでCPUの消費電力削減など誤差の範囲です)。外した16GBのUSBメモリはフォーマットして普通のデータ保存・運搬用として再利用する予定です。
新8GB USBメモリ(特価で買っていました。同価格ならばTranscend 16GBの方が良さそう)でとりあえずethOSのアップデートはできましたけど、Amazon.co.jpのレビューで評判はあまり良くない製品で信頼性に懸念があります。大量のGPUが載った本格的な稼働系には使いにくいかと思います。