すばらしい天気の週末でしたが前半土曜はWindows8.1のリカバリに悩まされ、今日は右前輪の違和感(たぶん、前輪空気圧低下による)で目的地変更となりました。
近況
市街地を走っている限りは多少ハンドルが重たくなった以外にほとんどスチールホイールの影響は出ていません。燃費も大差なしです。ただし、鍛造アルミの後輪と比べてスチールの前輪の空気圧が不安定です。主な原因はブレーキなどで発生する熱がこもってばらついている可能性が高く調整しています。ホイール自体が変形するのか新品でタイヤやハブと馴染んでいないという可能性も考えています。
四輪とも鍛造アルミの時は前後差を5kPaにしてほぼ一定でしたがスチールはこの差では逆転が発生するらしく前輪の空気圧を上げて15kPaと大きめの差を付けて市街地、高速、山岳路と一通り走ってきました。
2000km程度走ってみた超軽量鍛造アルミのメリットはざっと以下の通り、
- 見た目が良い(見るからに軽い)
- ハンドルが若干軽い
- 空気圧が安定(放熱性が高い)
- スポークの隙間からブレーキの目視確認可能(パッド残量も見える)
タイヤの摩耗を減らせる??(5000km程度の検証では有意差無し)
で逆にスチールが有利かなと思うのは以下のポイント。
- ハンドルが若干重い(安定感が出る)
- 騒音(たぶん、振動も)が小さい(ホイール内で反響しない)
- 段差などでサスへのダメージ低減(ホイールは歪む)
- ナットが出っ張っているため点検・整備が楽
- ブレーキを落石など異物から保護できる(ホイールが身代わりになる)
- 洗車が楽(表面の汚れが簡単に落ちディスク形なので拭くのも楽)
- 盗難に遭う危険性が低い(見るからに安い)
純正スチールは純正だけあってステアリングやサスペンションとの整合が良くひょっとしたら超軽量鍛造アルミの方が想定外(30%以上軽いホイールにAAA軽量タイヤの組み合わせ出現は考慮されていない)可能性もあるかなと思いました。ハンドルが微妙に重くはなりますがそれはそれでトヨタ車として普通の感覚なので問題とは思いません。どちらかというと、車体・タイヤの両方ともスチールホイールの使用は十分に想定&検証されている感じがします。最初からスチールを履いていたかのようで違和感がまるで無く逆に戸惑っています。
既に2回サスペンションスプリング・ショックアブソーバ等の足回り部品の交換を行っていますがスチールホイールならばもう少し間隔を延ばせるかも。(逆に鍛造アルミは寿命を縮めていた可能性大)
BluEarth AE-01FなどAAAの低グリップタイヤとの相性もスチールの方が良さそう(スタッドレス感覚になる)で逆に鍛造アルミはPROXES R1Rなど重量級ハイグリップタイヤと合っているのでは無いかと思いました。
Prius ODD Meter 316733km.