ETCカード接点洗浄
先月ETCを使おうとして出発時はカードを認識していたものの料金所では読み取り不能で停車する羽目になり後続のトラックにも迷惑を掛けてしまいました。偶然有人料金所でしたので係の方にカードを手渡してすぐに通れましたが続発すると嫌なので端子をポリコールキング(私が持っているのは生産が終了したPJR-L20、現行相当品はPJR-L15)で洗浄して動作を確認しました。
料金所手前にある減速帯で接触不良を起こしたのは覚えているだけで2、3回あり一度はカードがきちんと入っておらず飛び出して読み取り不可で残りは接点が汚れていて読み取り不良でした。財布に入れているとカードを探すときに無意識に端子に触れているらしく放置していると接触不良になりやすいようです。
私の経験上、この手のスライド式電気接点(摺動部)にはポリコールキングがやたら良く効いて薄く塗って(はみ出した分は拭き取る)何度かガチャガチャやっていると回復することが多いです。表面が完全に酸化した(錆びた)場合など極度に悪化すると無理ですがメッキが残っていればなんとかなることが多いです。
ぱっと見では洗浄前後の差は無さそうですが拡大してよーく比較すると左上の接点がきれいになっています。押す側の圧力が低くて接触しにくい(表面の汚れを押しのけられない)のかもしれません。
最悪洗浄で状態が悪化する恐れもあるため、近場の比較的空いている縦貫道料金所で一区間(入り口+本線料金所の2カ所)だけ利用して動作確認を行いました。この手の動作確認には名神や阪神高速は危険なのでできるだけ避けています。